ファイルボックスは書類の整理だけでなく、家中のさまざまなものを整理するアイテムとして活用します。本記事では、ファイルボックスの選び方や入れるもの別の活用方法、おすすめのメーカーなどを解説。さらに、一緒に使うと便利なグッズも紹介します。ぜひ整理整頓をするためのヒントにしてくださいね。
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ファイルボックスの種類&おすすめの選び方
ファイルボックスは、書類整理以外にもいろいろな使い方ができる便利グッズとして注目されています。そんなファイルボックスの種類、選ぶポイントをここで紹介しましょう。
ファイルボックスの種類
ファイルボックスには、上の部分が斜めに切り取られたスタンドタイプと、長方形のボックスタイプがあります。スタンドタイプは上部が斜めになっている分、中に入っているものを見やすいのが特徴。ボックスタイプは、収納するものを隠して生活感を出さないようにしたい場合に便利です。
選び方①収納したいものにサイズを合わせる
一般的なファイルボックスは、A4サイズを入れられるものが多いです。ただし、A4用紙は入ってもファイルを入れると角が曲がるなど、メーカーによって微妙にサイズが異なる場合があります。購入前に確認するのを忘れずに。
また、収納場所にファイルボックスが入らないという事態になっても大変です。収納予定の場所の幅や奥行きを事前に計り、ぴったり入る商品を選んでくださいね。
選び方②インテリアになじむデザインにする
リビングルームの棚に置くなど、見せる収納として活用する場合は、他のインテリアのカラーや素材に合うタイプがおすすめです。例えば、ホワイトやブラウンでまとめたナチュラルなインテリアにショッキングピンクのファイルボックスを置くと、悪目立ちしそうですよね。違和感のないタイプを選ぶことで、まとまりのあるインテリアに仕上げられるでしょう。
【収納アイテム別】ファイルボックスの活用方法
家中のさまざまな場所で使え、多種多様なものを入れられるのがファイルボックスの良いところ。ここでは、アイテム別の収納方法とコツを紹介します。整理整頓をするためのヒントにしてくださいね。
取扱説明書・保証書
サイズがバラバラで、どこにしまったか忘れがちな取扱説明書や保証書は、ファイルボックスで整理するのがおすすめです。個別フォルダーやクリアファイル、ハンギングフォルダーなどのアイテムを活用しましょう。
それぞれのフォルダーやファイルに取扱説明書や保証書を入れた後、ラベルシールを貼り付けてからファイルボックスに収納するのがポイント。インデックスにシールを貼っておけば、フォルダーやファイルを取り出さなくても何が入っているのかすぐにわかるので便利ですよ。
ゴミ袋・紙袋
ハンギングフォルダーとファイルボックスの組み合わせは、ゴミ袋収納にぴったり。ハンギングフォルダーにゴミ袋をかけ、ファイルボックスに入れればセット完了です。ゴミ袋がずれ落ちるのを防ぐために、ゴムで止めるとより使いやすくなるでしょう。これで、引っ張るだけでゴミ袋が出せて、ストックの残量も把握しやすくなりますよ。
買い物の度に溜まりがちな紙袋も、ファイルボックスに入れて整理整頓するのがおすすめです。あらかじめ収納できるスペースを決めておけば、増え過ぎ防止にもなりますね。
収納に入れている雑貨・日用品
ごちゃつきがちな収納棚は、使う用途や入れるものの種類を考えてファイルボックスを選び、整理しましょう。中に入れたものがわかるよう、ラベルを貼るなどの工夫も忘れずに。
トイレットペーパーやボックスティッシュなどは中で散乱しないよう、ぴったりはまるサイズのファイルボックスがおすすめです。靴下や下着などの衣類やバッグは、ファイルボックスに入れて立てる収納にすると便利。ボックスごと取り出せば、奥の方にあったものまで見えるので、手に取りたいものを見つけやすくなりますよ。
本類
教科書や本などは、そのまま収納すると乱雑になりがちですよね。ファイルボックスに入れて棚に並べると、そんな乱れた状態も隠せます。ボックスを立てた状態にし、ブックスタンドのように使う方法もおすすめ。教科別にするなど、ジャンル別で分かれるように設置すると取り出しやすいです。
リビングで雑誌を読むことは多いけれど部屋に本棚がない、という場合にもファイルボックスが役立ちます。まとめやすく移動もさせやすいので、リビングがごちゃつくのを防げます。この方法ならリビングで散らかりがちな子ども用の絵本も、インテリアを損わずに収納できますね。子ども用として活用するなら、しまった本を探しやすい半透明なものが良いでしょう。
ルーター・配線
絡まってしまうことが多い配線やルーターなどのコード類は、まとめてファイルボックスに収納するのも手。見た目がすっきりするだけでなく、持ち上げるだけで簡単に周辺の掃除ができて便利ですよ。
キッチン用品
フライパンは、重ねると取り出しにくいのが悩みどころです。そんな時は、ファイルボックスに入れて立てる収納にしましょう。ワイドタイプのファイルボックスなら、鍋も同じように収納できますよ。
小物類でごちゃごちゃしがちなキッチンの引き出しにも、ファイルボックを取り入れてみて。ラップ類や調味料は、ファイルボックスに立てて収納すると取り出しが楽になるでしょう。
掃除・洗濯用具
掃除用シートや小型のモップなどのストックも、ファイルボックスに入れてみましょう。リビングにポンっと置いていても生活感が出にくいので、掃除の準備がすぐにできる位置にセットできます。立てて収納できるため、わずかな収納スペースしか取りません。
置き場所に困ったハンガーにも活用できます。ファイルボックスに入れて洗面台下の収納に入れておけば、洗濯後にすぐに使えて効率的です。
おすすめのファイルボックスメーカー3選
各メーカーからは、カラーや素材、サイズが異なるさまざまな商品が出ています。ここからは、おすすめのファイルボックスを紹介するので、どの商品を取り入れるか迷った際の参考にしてくださいね。
無印良品
スタンダードとワイドの2サイズがあります。中が透けて見えるクリアと、入れたものを隠せるホワイトグレーの2カラーを展開。別売のペンポケットや仕切りポケットをプラスすれば、こまごましたものを片付けるのに役立つでしょう。
ニトリ
スタンダードとワイドの2タイプがそろい、リーズナブルな価格帯が魅力です。ボックスタイプは側面にへこみがついており、中身を取り出しやすい工夫が凝らされています。
ホワイトだけでなく、ナチュラル系のインテリアにぴったりなウッドや、シックな雰囲気を演出できるダークブラウンといったカラー&素材の種類が豊富です。自宅のインテリアにフィットする商品を見つやすいでしょう。
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IKEA
指を入れられる穴が大きく、棚から取り出しやすいのが特徴です。配線類を入れた時にコードを出す穴としても使えますよ。カラー展開が多いだけでなく、ペーパーボードやメッシュ、合板といった素材の種類も充実。北欧ブランドとして人気のIKEAらしい、ポップでおしゃれなデザインも要チェックです。
ファイルボックスと併せて使いたい便利グッズ!
最後に、ファイルボックスで整理整頓をする時に、一緒にあると便利なグッズを紹介します。プラスアルファの工夫をして、理想の空間を作りましょう。
突っ張り棒+ワイヤーネット
シンクや洗面台下などのデッドスペースを、簡単に収納場所へと変えられるアイディアです。2本の突っ張り棒を渡し、その上にワイヤーネットを乗せれば、簡単に収納棚のできあがり。最後にワイヤーネットの上にファイルボックスを置けば、既存の収納でしまいきれなかったものを収納できるようになりますよ。
ブックエンド
ファイルボックスで中身が倒れてしまう時は、ブックエンドを使うのがおすすめです。ブックエンドをファイルボックスの中に入れておけば、本、たたんだ服、皿など倒れやすいものも自立してくれます。
ファイルボックスを役立てて、家中をすっきりと片付けよう
使う場所や収納するもの、どのように収納したいのかなどを考慮して選んだファイルボックスなら、散らかりやすいもの、生活感が出てしまうものをきれいに整頓できます。ファイルボックスを用いて、自分の理想とする快適な部屋に近づけていきましょう。
もちろん、収納に便利なのはファイルボックスだけではありません。こちらの記事では、おしゃれで便利な収納ボックスを紹介しているので、そちらも参考にしてみてくださいね。
【メーカー別】おしゃれな収納ボックス12選!選び方や活用方法も伝授