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Jan 26, 2024

【簡単】ブックカバーの作り方♪お気に入りの紙袋や布で手作りして、大切な本を素敵に持ち歩こう

本屋で付けてもらうカバーだと少し味気なくて、自分の好きなデザインのブックカバーで本を持ち歩きたいですよね。実はブックカバーは意外と簡単に手作りができます。この記事では、身近な材料で作ることのできるブックカバーの作り方を紹介します。本を持ち歩く習慣がある方はぜひ参考にしてくださいね。

ブックカバーは簡単に手作りできる

 

ブックカバーとは、本の外側にカバーを付けることで本を汚れや傷から守ることができます。周りから本の表紙を隠して何を読んでいるか分からないようにする効果もあります。また、自分の好きな色や柄のブックカバーを付けることで、読書をする気分も上がりますよ。

素材別ブックカバーの作り方

ブックカバーは家にあるものや100円均一で売っている材料で簡単に作ることができます。5種類のブックカバーの作り方について解説します。

【素材別】紙袋を使ったブックカバー

 

スターバックスの紙袋やアパレルブランドなどでもらう紙袋。おしゃれでついつい家にたまりがちな紙袋でブックカバーを作る方法です。

 

【材料】
紙袋(柔らかめのほうが作りやすい)

【作り方】
1.取っ手が付いている紙袋の上部をハサミで切り落とす
2.紙袋の下部もハサミで切り落とす
3.紙袋を開き、カバーしたい本を置く
4.本に対して、上下3cm左右10cmの大きさに調整する
5.本の高さに合わせて上下を折り、本に左右を合わせて折り込んで完成

【素材別】クリアファイルを使ったブックカバー

 

クリアファイルでブックカバーを作れば、防水性もあるので天気が悪い日でも安心して本を持ち歩けますよ。

 

【材料】
A4のクリアファイル

【作り方】
1.クリアファイルの接着されている底部分を切り落とす
2.本の高さに合わせてクリアファイルを切る
3.背表紙や本の幅に合わせて、カッターの刃の裏で切らないように折り目を付ける
4.折り返し部分の長さを調整して完成

折り返し部分の上下を斜めに切るとよりカバーがフィットしやすくなります。

【素材別】手作りワックスペーパーを使ったブックカバー

 

ワックスペーパーとは、蝋やパラフィンを染み込ませた紙のことです。普通の紙よりも水や油が染み込みにくく、汚れに強いという特徴があります。ここでは、お気に入りの紙に蝋をひいてワックスペーパーを手作りする方法を紹介します。出来上がったワックスペーパーを使ってブックカバーを折ってみてくださいね。

 

【材料】
蝋ひきする紙
ろうそく
クッキングシート

【作り方】
1.ろうそくをこまかくする(カッターやトンカチなどを使って)
2.クッキングシートの上に細かくした蝋を乗せて、さらにクッキングシートを重ねる
3.上から低温でアイロンをかける
4.クッキングシートの間に蝋ひきしたい紙を挟む
5.もう一度低温でアイロンをかける
6.蝋まばらになっているところがあれば、蝋を乗せて再度アイロンをかける
7.乾燥させて完成

【素材別】布や手拭いを使ったブックカバー

 

柄に一目ぼれして購入したけれど使っていない布や手ぬぐいはありませんか。ブックカバーであればそこまで大きい必要はありませんので、家に眠っている布でブックカバーを作ってみましょう。ミシンがあれば早く作れますが、手縫いでも大丈夫です。

 

【材料】
表面になる本体地
裏地
リボン

【作り方】
1,本のサイズに合わせて本体地と裏地を同じ大きさにカットする(本の上下に+1cmずつ、横は本の幅の4分の3ずつ大きめのサイズ)
2.本体地と裏地を半分に折り、折り目の角を少し切り落とす
3.本体地の表面に裏地をのせて、返し口を作って縫い合わせる
4.本の幅+0.3cm部分に印を付ける
5.印に合わせて本体地と布地を折り込む
6.真ん中にリボンを付ける
7.5で折り込んだ部分も一緒にブックカバーの上下を縫い代0.7cmで縫う
8.3で作った返し口から裏返す
9.アイロンをかけて形を整えてから、返し口を縫い合わせる
10.しおりとなるリボンの長さを調整し、完成

【素材別】縫わずに作れる布製ブックカバー

 

裁縫は苦手だけど、布でブックカバーを作りたいなら、縫わずに作れる方法もあります。今回は100円均一のセリアで販売されている手ぬぐいを使ってブックカバーを作ります。文庫本サイズであれば、1枚の手ぬぐいで2枚のブックカバーを作れますよ。

 

【材料】
手ぬぐい
リボン2種類(表紙固定用:幅13~20mm程度がおすすめ、しおり用:お好みで)
裁ほう上手スティック

【作り方】
手ぬぐい全体のしわをアイロンで伸ばし、半分に折りたたみ切る
周囲の縫い目を切り落とす(ギリギリの部分で)
横長半分に折りアイロンをかけてから切る
外側に同じ向きに柄がくるように重ねる
本のカバーを上に乗せて、上下左右+1cmになるような大きさに切る
左右1cmの部分に印をつけて、内側に折り込む
折り込んだ部分に糊をつけてアイロンをかけて接着する
上下も左右と同じように1cmずつ内側に折り込む
本のカバーに合わせてアイロンで折り目を付ける
中央の背表紙あたりに細いリボンを貼り付ける
太いリボンを上下よりも少し長めに切り、余った部分を折り返す
カバーの右側の上下に糊を付けて、11のリボンを上下に挟む
リボンの位置を決めたら、右側にアイロンをかけて接着する
左側の折り目部分の4か所の糊代に切り込みを入れる
下側の布の糊代の外側に糊を付ける
折り込み部分で折り、15で付けた糊代を内側に入れ込む
左側の糊代全体に糊を付けて、アイロンをかけて接着して完成

【応用編】ブックカバーの作り方

基本的なブックカバーの作り方を紹介しましたが、さらに応用したブックカバーやアイテムを作る方法も解説します。

【応用編】サイズ調節できるブックカバー

 

せっかくブックカバーを作るのであれば、いろんなサイズにも対応できるタイプだと使いやすいですよね。今回紹介するブックカバーはテープによって表紙を押さえることで、文庫本サイズの本であれば厚みに関係なく使用できるようになっています。

 

【材料】
表側と裏側の布
接着芯
しおり用リボン(20cm程度)
丸ビーズ
1cm幅のテープ
紙(型紙として使用)

【作り方】
1.型紙を作り、布を裁断する
2.表側の布にアイロンで接着芯を付ける
3.しおりのリボンにビーズを通して結んで固定する
4.表側の布の右端を約1.5cm折り込み、縫う
5.表側の布の上にしおりとテープの位置を決める
6.その上に裏側の布を乗せて、返し口を残して周りを縫う
7.返し口からひっくり返し、アイロンをかけて完成

【応用編】おそろいの布でブックカバーとしおりを作る

 

ブックカバー自体にリボンなどでしおりを付けるのもありですが、ブックカバーとおそろいの生地を使って、独立したしおりを作ってみるのも楽しいです。ブックカバーを作って余った生地の有効活用にもなります。

 

【材料】
生地
厚紙
布専用ボンド
リボン

【作り方】
1.厚紙をお好みの大きさに切る
2.厚紙の横幅の2倍に1cm足した大きさに布を切る(高さは厚紙と布は一緒)
3.厚紙に合わせて布に折り目を付ける
4.布にボンドをまんべんなく付ける
5.厚紙を折り目に合わせて乗せて布を巻き付ける
6.穴あけパンチでしおりの上部分に穴を開ける
7.穴にお好みのリボンを結んで完成

【応用編】ブックカバーに刺繍や飾りを付けてオリジナリティを

色や柄が付いている布でブックカバーを作ると簡単におしゃれなブックカバーを作れますが、さらにオリジナリティを出したいのであれば、刺繍や飾りを付けてみてはいかがでしょうか。クロスステッチ用の布や無地の布に刺繍を刺してみると、プリントされたデザインよりも立体感が出ます。また、ボタンやリボンなどを自由に貼り付けたり縫いつけたりするのもよいでしょう。

お気に入りのブックカバーを手作りしてみよう

 

ブックカバーは家にある使っていない紙袋や布で意外と簡単に作れます。裁縫が苦手だという場合は、布用のボンドを使えば縫う作業なく作ることもできます。オリジナルのブックカバーを持って楽しい読書時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。