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Apr 03, 2024

【100均で簡単】サシェの作り方!香りを長持ちさせるポイントもご紹介

香料や乾燥ハーブ、アロマで作るサシェ。雑貨屋さんなどでよく見かける香りアイテムですが、実は意外と簡単に作ることができます。今回は、サシェの種類やおすすめの使い方、初めての方にもおすすめできる簡単なサシェの作り方を紹介します。巾着型や紙タイプ、おしゃれなアロマワックスなど、さまざまな種類を紹介するので、使うシーンや好みに合ったサシェを見つけてみてくださいね。

サシェとは?

 

サシェとはアロマや乾燥ハーブの香りを閉じ込めた芳香剤のことで、「香り袋」や「匂い袋」とも呼ばれています。古くから世界各国で親しまれてきたサシェには、消臭や除湿、リラックス効果といったさまざまな効果があるといわれていて、古代ローマや中国、ギリシャなどでも使われていたのだとか。日本では神事や占い、お祭りごとの贈り物などに使われることもあり、縁起物としても身近な存在です。

サシェの大きな特徴は、ほんのりと優しい自然な香りを楽しめることです。香水ほど強い香りではないので、衣類やものへの匂い移りも少なく、匂いに敏感な方も取り入れやすいでしょう。また、火や電気不要で、持ち歩きやすいコンパクトさも魅力です。香りは数ヶ月続くので、コストパフォーマンスにも優れていますよ。

サシェの種類

 

ひとくちにサシェといっても、形状やタイプはそれぞれ。オーソドックスな巾着型や持ち運びやすいコンパクトなもの、インテリア性の高いアロマワックスサシェ、短冊形の紙に香りをつけた紙タイプなど、バリエーション豊かな種類が揃っています。使い方やメリットは種類によって異なるので、シーンや目的によって使い分けると良いでしょう。財布に入れて持ち運んだり、ドアノブやトレイの上に飾ったりと、色々なサシェを試してみるのも楽しいですよ。

簡単で作りやすいサシェの作り方4選

 

サシェの材料は100均やホームセンター、ネットショップなどで購入できます。サシェの作り方や種類はさまざまなので、正しいサシェの形というものはありません。好みのデザインや香りを選んで、世界にひとつのオリジナルサシェを作ってみましょう。ここでは、初めての方にもおすすめできる簡単なサシェの作り方を4つ紹介します。

ミシンがなくても作れる「基本の巾着サシェ」

 

 

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吊るして飾りたいときにおすすめの、布を縫い合わせて作る巾着サシェです。ミシンがあればあっという間ですが、難しい工程はないので手縫いでも十分作れます。ドライハーブはアロマショップなどで購入できるので、好みの香りを探してみましょう。縫物が苦手な方は小さい巾着を用意してもいいですね。

 

ー用意するものー
・ハギレ
・リボン・麻ひも
・ドライハーブ・ポプリ

針や糸を使わずに作れる「簡単可愛いサシェ」

 

できるだけ手軽に作りたい人におすすめなのが、縫わないサシェです。お茶パックなどの不織布袋とリボンさえあれば作れて、布用の両面テープを使えば袋を作ることもできます。ドライハーブ以外の材料はすべて100均で揃ううえ、針や糸は不要。小さいお子さんと一緒に作るときも安心ですよ。

 

ー用意するものー
・ハギレ
・ドライハーブ・ポプリ
・お茶パック(不織布)
・リボン・麻ひも

好きな色の組み合わせで作る「折り紙サシェ」

 

和紙を折って作るコンパクトなサシェは、軽くて持ち運びにも便利です。ハンガーにかけてクローゼットにしまえば、洋服にほのかな香り付けができますよ。香りが薄くなったら中のティッシュを交換すれば、いつでも好きな香りを楽しむことができます。

 

ー用意するものー
・和紙
・ティッシュ
・リボン・麻ひも
・アロマオイル(エッセンシャルオイル)

100均のアイテムで作れる「おしゃれなワックスサシェ」

 

キャンドルの素材であるワックス(蝋)を使ったアロマワックスサシェです。ほか3つのサシェに比べると手間はかかりますが、そのぶんデザイン性の高さが魅力的。プラスチックカップは使い捨て容器を使用して、ワックスが固まる前に手早く作業しましょう。作業中は火傷しないよう注意してくださいね。

 

ー用意するものー
・ワックス
・ストロー
・ドライフラワー
・リボン・麻ひも
・耐熱プラスチック容器
・アロマオイル(エッセンシャルオイル)

 

どこに置く?サシェのおすすめの使い方

 

サシェのもっともポピュラーな使い方は、ルームフレグランスとして使用することです。リビングや自室をはじめ、玄関やトイレなどにサシェを飾れば、アロマやハーブの良い香りが空間を程よく満たしてくれるでしょう。風通しが良い場所はサシェの香りが漂いやすいので、窓辺やドアノブなどに飾るのもおすすめですよ。

クローゼットやタンスなどにサシェを入れておくと、衣類や小物にさりげなく香り付けできます。運転する方は小さなサシェをワイパーのレバーなどに掛けてみてもいいですね。車の中は密閉空間なので、よりしっかり香りを楽しめます。

また、寝室や枕元に置いてリラックス作用を高めるのもおすすめです。眠りの質が悪いと感じるときは、ラベンダーやカモミールなど安眠効果が期待できる香りを使うと良いでしょう。シーツの下にしのばせたり、枕の下に置いたりすると、気持ちよく眠れるかもしれません。

サシェを使う際に知っておきたいポイント

 

せっかくサシェを作るなら、なるべく長く使いたいですよね。ふんわり優しい香りが素敵なサシェですが、どのくらい長持ちするのか、香りがしなくなったらどうすればいいのかは気になるところ。ここでは、お気に入りの香りを長く楽しむためのポイントを紹介します。

サシェの香りの持続期間は?

サシェの香りの持続期間は約1~2ヶ月です。ただし、リビングなど広い空間に置く場合は2週間ほどで香りが弱くなってしまうことも。反対に、車内やクローゼット、財布、引き出しなどで使う場合は、2ヶ月以上香りが続くケースも少なくありません。

香りを長持ちさせるコツは?

サシェの香りを長持ちさせたいなら、なるべく狭い空間で使用するのがおすすめです。密閉された狭い場所で使うと、サシェの良い香りを長く楽しむことができるでしょう。また、袋タイプのサシェの場合は、小さく封を開けて使うのがおすすめ。封を大きく開けてしまうと香りの持続期間が短くなりやすいので、初めは小さく開けてくださいね。

香りを復活させることはできる?

サシェの種類によっては、無くなった香りを復活させることができます。例えば巾着型など袋タイプのサシェは、ハーブやドライフラワーを足したり、中身をまるごと入れ替えたりすればもう一度香りを楽しめます。なるべく手軽に復活させたい場合は、中に入っているコットンやハーブなどにアロマオイルを染み込ませるのもおすすめですよ。

また、ワックスタイプのサシェの場合も、削ったり砕いたりすることで香りが復活します。内側の部分を空気に触れさせるため、ハサミやカッターなどで少しずつ削りましょう。デザイン性を損なわないように、削る箇所は裏面やドライフラワーがない部分を選んでくださいね。

手作りサシェで良い香りに癒されよう

 

香りを楽しめるのはもちろん、消臭や防虫効果、リラックス効果なども期待できるサシェ。オーソドックスな袋型やおしゃれなアロマワックスタイプなど、見た目や機能性もさまざまです。材料は100均などでも手に入るので、いつでも手軽に作れるのが嬉しいですね。好みや目的に合ったサシェを作って、色々な場所でサシェの香りを楽しんでみてはいかがでしょうか。