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そもそもクリスマスとは
キリストが生まれてきたことをお祝いする日
クリスマスの語源は「キリストのミサ」(=Christ’s Mass)。「ミサ」とは、「降誕祭」のことを表します。その名の通り、クリスマスはキリストが生まれてきたことをお祝いする日です。ローマ帝国時代の暦と深い関わりがあり、毎年12/25がクリスマスとして制定されお祝いされてきました。クリスマスの起源について詳しくは先月の記事でもご紹介しているので、ぜひ合わせて読んでみてくださいね。
サンタクロースの由来
クリスマスといえば、「サンタさんからプレゼントをもらえる日」「家族や友人、恋人とプレゼントを交換する日」というイメージがありますよね。サンタクロースは、4世紀頃に存在したキリスト教司祭・神学者の「聖ニコラウス」という人物がモデルになったと言われています。彼の名前をオランダ読みすると「シンタクラース」。これが「サンタクロース」の名前の由来となりました。キリスト教の教えを説きながら、貧しい人や弱い人を助ける心優しい人物だったニコラウス。彼が、貧困に苦しみ身売りを考えていた娘たちの家に煙突から金貨を投げ入れ、娘たちが救われたことが、サンタクロースの始まりと言われています。
クリスマスにおすすめのフラワーギフトと花言葉
恋人や夫婦でロマンチックに
バラのブーケ
やはりクリスマスに恋人やパートナーへのロマンチックな贈り物にぴったりなのが、バラのブーケ。色はやっぱり、赤が人気です。実は、バラは本数によって花言葉が変わるお花なんです。クリスマスを記念すべき日にしたい場合は、バラの花言葉にこだわってあなたの思いを伝えてみるのもいいかもしれません。
◆赤バラの花言葉
「あなたを愛してます」「愛情」「情熱」
<本数別の花言葉>
1本:「ひとめぼれ」「あなたしかいない」
2本:「この世界は2人だけ」
3本:「愛しています」「告白」
4本:「死ぬまで気持ちは変わりません」
5本:「あなたに出会えて本当によかった」
6本:「あなたに夢中」「互いに尊敬しあい、愛し、分かち合おう」
7本:「ひそやかな愛」
8本:「あなたの思いやりに感謝します」
9本:「いつもあなたを想っています」「いつまでも一緒にいてください」
10本:「あなたは全て完璧」
11本:「最愛」
12本:「付き合ってください」
21本「あなただけに尽くします」
24本「一日中思っています」
50本「恒久」
99本:「永遠の愛」「ずっと好きでした」
100本:「100%の愛」
108本:「結婚してください」
白をコンセプトにしたブーケ
先述の通り、クリスマスはバラをはじめ赤色のお花が人気ですが、「赤はロマンチックすぎてちょっと気が引ける…」「相手のイメージに合わないかも」という方には、白をコンセプトにしたお花もおすすめ。クリスマスの時期には、様々な質感の白いお花が揃うので、一年の中でもこの時期にしか作れないホワイトブーケがあるんです。(花屋としても作るのがワクワクするほど!)こちらもきっと、特別な記憶に残るお花になるはず。
◆代表的な白の花の花言葉
白いバラ:「心からの尊敬」「無邪気」「純潔」「相思相愛」「あなたの色に染まる」「私はあなたにふさわしい」「約束を守る」
白のトルコキキョウ:「永遠の愛」「思いやり」
ダイヤモンドリリー:「輝き」「華やか」「幸せな思い出」「また会う日を楽しみに」「忍耐」
ボックスフラワー
ボックスフラワーはその名の通り、箱の中に生けられたフラワーアレンジメントのこと。フタ付きの箱を開けると、中にぎっしりお花が敷き詰められている、ロマンチックなフラワーギフトとして人気です。花の種類は、生花・プリザーブドフラワー・アートフラワーなど様々な種類があります。長く残しておきたい方は、プリザーブドフラワーやアートフラワーを選ぶのがおすすめ。ボックスフラワーの中に贈りたいジュエリーを忍ばせておくのも、素敵なサプライズになりますよ。
家族や友人とホームパーティーで
リース・スワッグ
リースやスワッグはクリスマス定番の、インテリアとして喜ばれるギフト。家族や友達と過ごすホームパーティーをより華やかにしてくれます。クリスマス当日に贈る場合は、クリスマスが終わってからもインテリアとして飾れるように、長く楽しめるデザインを選ぶのがおすすめです。
◆リースの意味
丸い輪の形をしていることから 「永遠」「 円満」の象徴とされています 。
◆スワッグの意味
ドイツ語で「壁飾り」。魔除けや幸運を呼び込むとされています。
クリスマスの時期には、常緑樹を花材に使うことで「子孫繁栄」の意味にも。
日頃お世話になっている人へ
アレンジメント
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アレンジメントは、お花を花瓶に生け直すことなくそのまま飾ることができるので、相手に負担をかけない人気のフラワーギフト。遠く離れて過ごす方や、普段なかなか会えない人に思いを届けるのにもぴったりです。伝えたい思いに合わせた花言葉の花を選んで入れるのも素敵です。一緒にクリスマスカードも忘れずに。
◆花言葉
カーネーション:「感謝の心」「母への愛」
トルコキキョウ:「優美」「希望」
カスミソウ:「清らかな心」「無邪気」「感謝」
レースフラワー:「感謝」「こまやかな愛情」
クリスマスローズ
鉢植えで長く楽しめるクリスマスローズ。名前に反して、クリスマスらしい見た目ではないからこそ、イベント感に左右されることなく長くお花を楽しむことができます。花言葉には、ポジティブな意味合いだけでなく、ネガティブなニュアンスのものも含まれているので、贈る際にはお相手の状況に合わせたり、メッセージカードを付けるなどすると誤解を避けることができます。
◆クリスマスローズの花言葉
「労り」「追憶」「慰め」「私の不安を和らげて」「私を忘れないで」
一緒に贈る良いもの
ジュエリー
枯れてしまうお花に反して、ずっと残るギフトとしておすすめなのはジュエリー。花言葉や花のモチーフと、ジュエリーをリンクさせると、花が枯れたあとも忘れることなく、一生思い出に残るプレゼントになるはず。
シュトーレン
ホームパーティーの手土産としておすすめしたいのが、ドイツのクリスマススイーツ、シュトーレン。バターたっぷりの生地に、洋酒に漬けたドライフルーツやナッツを練りこんだ焼き菓子で、表面には粉砂糖がたっぷりとまぶされた、リッチな味わいです。数日〜数ヶ月日持ちするので、クリスマスまでの期間が終わっても楽しむことができます。
ワイン
ちょっと大人のプレゼントをしたい時はワインがおすすめ。クリスマスは、ホットワインのイメージもありますよね。前述のシュトーレンとも良く合うので、3点セットでのプレゼントも良いかもしれません。美しいお花を眺めながらお酒を嗜む、特別な夜に。
アロマキャンドル
カジュアルなプレゼントなら、アロマキャンドルがおすすめ。アロマの良い香りと、あたたかいキャンドルの光に照らされたお花に癒される時間をプレゼントすることができます。リラックスして欲しい相手に最適なプレゼントです。
大切な人への贈り物、あたたかな想いを花に乗せて。
クリスマスプレゼント、と聞いた時、あなたの心に思い浮かんだ人は誰ですか?その人はきっとあなたにとって大切な人のはず。会える人・会えない人、色々な事情があるかもしれませんが、お花にはその想いを伝えるパワーがあります。
今年のクリスマスは、あなたがその人を思い浮かべた時のあたたかな気持ちを、ぜひ花に乗せて送ってみてくださいね。素敵なクリスマスになりますように!
花と緑をこよなく愛するお花屋さん。 日々の暮らしがちょっぴりハッピーになるような、花や緑との関わり方をお届けします。
花屋WAKAflower(わかフラワー)