実は風水は「環境学」とも言われ、気の流れや力を利用して、自分の中の運気を鍛える学問としての側面も持ってます。
人は環境からの影響を受けやすい生き物です。環境が変われば考え方も変わるし、考え方が変われば性格も行動も変わります。そこで、環境を整えて良い出会いやチャンスを活かせる「余力」を与えてくれるのが風水に基づいたインテリアや整理整頓術。
くらしマグネットでは、ちょっとずつ実践できて、くらしに取り入れやすい風水を毎日ご紹介します。
背伸びしなくても大丈夫。いつもの暮らしにちょっといい風をお届けします。
風水は自分の周りの環境を整える方法
くらしマグネットでご紹介するのは、きちんと学ばなくても気軽に取り入れられる風水ですが、ここで少しだけ基本を見てみましょう。
「環境学」ともいわれる風水は、「とにかく自分の周りの環境を整えて運気をアップさせる方法」と言えます。
風水の基本は、すべてのものには、「陰陽」と「火・水・木・金・土」の気があり、そのエネルギーをあるべきところにあるように整理整頓して気の流れを整えるという考えです。
陰陽の考え方
陰陽に関しては、陽が良くて陰が悪い、という訳ではなく、「太陽と月」「男と女」「静と動」「天と地」のようにそれぞれ良いバランスを心がけるのが良いとされています。
五行の考え方
五行と言われる「水・木・火・土・金」の気は、それぞれ、
水…流れて変化すること
木…成長と自由
火…燃え盛り活力を与える
土…万物を育て循環させる
金…硬く堅実なこと
といった役割を持っています。
具体的には
水…水・液体・形の無いもの
木…木製品・紙・植物由来のもの
火…火・油・食品・プラスチックなど
土…土・土製のもの・大地
金…金属・宝石・光るもの
といった風に振り分けられます。
そしてこの五行は
「相性」…お互いの気を増幅させる関係と「相克」…互いに気を打ち消しあう関係があり、どれかひとつを意識すれば良いわけではないので、これもバランスと整理整頓が大切になってくるのです。
風水を通じて、自分の周りの環境を整えてみましょう。