近年、日本でも定着してきたハロウィン。せっかくのイベントだからこそ、手作りのスイーツで気分を盛り上げるのはいかがでしょうか。本記事では、ハロウィンらしさをスイーツに出すためのアイディアや、簡単に作れるおすすめスイーツレシピに加え、可愛いラッピングのアイディアも紹介します。
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スイーツにハロウィンらしさを出すアイディア
ハロウィンらしいスイーツに仕上げるおすすめのアイディアを紹介します。簡単にハロウィン感を出せるので、ぜひ参考にしてみてください。
かぼちゃを使う
ハロウィンといえばかぼちゃで作ったジャック・オー・ランタンが象徴的。スイーツにかぼちゃを取り入れてみてはいかがでしょうか。
ハロウィンはヨーロッパ民族の収穫祭が起源で、当時のヨーロッパではかぶが使われていました。しかし、アメリカにハロウィンが伝来したときにかぼちゃが代用され、それが現在のイメージに定着したきっかけです。濃厚で甘味のあるかぼちゃは、スイーツにぴったりですよ。
ハロウィンを連想させるモチーフを取り入れる
ハロウィンを連想するモチーフを使うことで、ハロウィン感を高められます。ハロウィンモチーフを2種類くらいに絞れば、スイーツがきれいにまとまります。
<ハロウィンを連想させるモチーフ>
- ジャック・オー・ランタン
- ゾンビ
- お化け
- 蜘蛛や蜘蛛の巣
- 黒猫
- コウモリ
- 魔女 など
ハロウィンを連想させる色を取り入れる
ハロウィンを連想させるカラーをスイーツに取り入れるというのも一つの手です。意外な色の組み合わせを試してみてください。
<ハロウィンを連想させる色>
【オレンジ】ジャック・オー・ランタン
【ブラック】夜・魔女・コウモリ・黒猫
【パープル】夜の中の光や、魔法
【ホワイト】お化け・ガイコツ
【グリーン】毒・モンスタ
【レッド】血の色 など
少しだけ怖さをプラスする
目を疑いたくなるような不気味さを取り入れるのも、ハロウィンスイーツならではのアイディアです。見た目のインパクト大なので、きっとハロウィンパーティーが盛り上がるはず。
<ハロウィンらしい怖さ>
- 不気味なブラック
- 血を連想させるレッド
- モンスターを連想させる目玉
- 脳みそ など
ハロウィンらしさ溢れるおすすめスイーツレシピ
ここからは、ハロウィンらしさが感じられるスイーツレシピを紹介します。ハロウィンらしいモチーフや色を取り入れることでスイーツを可愛く仕上げられます。
マシュマロお化けが可愛い|チョコブラウニー
白いお化けのデコレーションがチャーミングな、チョコブラウニーです。
<材料>
(生地用)
ブラックチョコレート 150g
(A)
無塩バター 100g
卵 2個
グラニュー糖 60g
塩 ひとつまみ
薄力粉 50g
(B)
くるみ 100g
フルーツビッツ 20g
(デコレーション用)
マシュマロ 12個
コーテイングホワイトチョコ 適量
チョコペン
<作り方>
- 湯せんにかけて溶かしたチョコレートに(A)を加えてよく混ぜた後、さらに(B)を加える
- オーブンシートを貼った四角い型に1を流し入れ、180℃のオーブンで30分焼く
- 冷めた2をカットしてマシュマロをのせ、コーディング用のホワイトチョコを上からかける
- 冷まして固まったら、チョコペンでおばけの目と口を描いて完成
形も色もハロウィンらしい|かぼちゃのシュークリーム
ハロウィンの象徴ともいえるかぼちゃを使った、愛らしいミニサイズのシュークリームです。
<材料>
(生地用)
卵 2個
薄力粉 60g
水 100cc
塩 ひとつまみ
無塩バター 45g
(かぼちゃクリーム用)
かぼちゃ 60g
生クリーム 200cc
砂糖 10g
(デコレーション用)
かぼちゃの種 18~20個
チョコペン 1本
<作り方>
- 水・バター・塩を鍋で沸騰させ、火を止めてから薄力粉を加えてすばやく混ぜる
- 再度火をつけ、鍋底に薄く膜ができるまで練る
- 2をボウルに移し、溶いた卵を加えて混ぜる
- 3を絞り袋に入れて、直径2cmの円形に絞って焼く
- レンジで3分加熱したかぼちゃを裏ごしする
- 8分立ての生クリームと合わせ混ぜたら絞り袋に入れ、4に入れる
- チョコペンで顔を描き、頭にかぼちゃの種をさして完成
目玉付きの脳みそが不気味|紅芋マフィン
紫色×目玉と脳みそのデコレーションで不気味さを演出した、インパクトのあるハロウィンスイーツです。
<材料>
(生地用)
無塩バターorマーガリン 60g
グラニュー糖or砂糖 50g
卵 1個
牛乳 40g
薄力粉 85g
紅芋パウダー 15g
(デコレーション用)
ベーキングパウダー 小さじ2
生クリーム
赤の着色料
白と黒のチョコペン
<作り方>
- バター・グラニュー糖・卵を混ぜて滑らかになったら、そこに牛乳・薄力粉・紅芋パウダーをさらに追加して混ぜ合わせる
- 1をカップに入れてオーブンで焼く
- クッキングシートの上に、白のチョコペンからチョコを円状に絞り出し、その真ん中に黒のチョコペンで黒目を描き、冷やす
- 生クリームを硬めに泡立てて赤の着色料で色付けしたら絞り口に入れ、先を少しだけ切る
- 2の上に4を絞り出し、脳みそのようにする
- そこに3をいくつかトッピングすれば完成
ハロウィンカラーがカラフル|型抜きクッキー
紫芋・かぼちゃ・ココアの3生地を組み合わせた、カラフルなハロウィンカラーのクッキーです。
<材料>
無塩バター 90g
粉糖 90g
卵 30g
塩 少々
薄力粉 180g
紫芋パウダー 5g
かぼちゃパウダー 5g
ブラックココアパウダー 5g
<作り方>
- バター30g・粉糖30g・卵10g・塩を混ぜた基本の生地を3つ分作る
- 1でできた3つの生地に、薄力粉60gと各種パウダーを1つずつ入れてまとめたら、平らに伸ばして冷やしておく
- ハロウィンモチーフの型を使って2を型抜きして焼けば完成
※外枠用の型を別途用意し、モチーフ用の型抜きで内側を抜き取って、色違いで生地を組み合わせればよりカラフルになります
ラズベリーの赤をハロウィンカラーのアクセントに|抹茶のパフェ
抹茶のくすんだ緑色に、ラズベリーの鮮やかな赤が映える、大人向けのパフェです。
<材料>
(A)
加糖ラズベリーピュレ 25g
フランボワーズリキュール 小さじ0.5
生クリーム 60ml
砂糖 5g
ココアクッキー 適量
抹茶アイスクリーム 200ml
抹茶パウダー 小さじ1
ラズベリー 適量
<作り方>
- ボウルで(A)を混ぜ合わせる
- 生クリームに砂糖を入れて8分立てになるよう混ぜる
- パフェの容器に(A)→クッキー→アイスクリーム→生クリームの順に入れて層を作る
- 茶こしで抹茶パウダーをかけ、ラズベリーとクッキーを飾れば完成
ハロウィンスイーツのラッピングアイディア
せっかく作ったスイーツをプレゼントするなら、ラッピングも可愛くしたいですよね。ハロウィンらしいラッピングのコツを紹介します。
ハロウィン模様のカップにスイーツを詰める
ハロウィンシーズンには、お化け、目玉、羽などのデザインが施されたカップが売られています。そのカップに手作りスイーツを詰めるだけで、ハロウィンらしいラッピングに変身。透明の袋に入れてリボンを結べば、外からカップのデザインが見えておしゃれです。また、黒い水切りネットでカップの口を閉じれば、レースのような見た目に仕上がり、ハロウィン感がアップするでしょう。
かぼちゃ風の包みに仕上げる
オレンジ色の紙ナプキンなどを使ってスイーツを包み、上部をねじって緑のマスキングテープを巻けば、あっという間にかぼちゃ風の包みになります。難しければ、ねじった部分を緑のモールで縛るだけでもOK。スイーツを、切った紙コップの中に入れて固定すれば、全体の形が整いやすくなりますよ。
ミイラやお化けモチーフのラッピングにする
スイーツを入れる袋を、白のテープやマスキングテープを使ってぐるぐる巻くだけで、ミイラ風のラッピングが出来上がります。目を付け加えれば、よりミイラっぽくなります。また、クラフト袋にグルーガンで目と口を描くだけでも、おばけの袋に変身。ハロウィンのホラー感がありつつも可愛いらしい見た目に仕上がるので、子ども向けのプレゼントにもぴったりのアレンジです。
ハロウィンスイーツを作って気分を盛り上げよう!
ハロウィンのスイーツには、連想するモチーフやカラーを取り入れるのがおすすめです。本記事で紹介したスイーツレシピは、見た目が可愛いのはもちろん味も美味しいので、プレゼントすれば喜ばれること間違いなし。1年に1度の行事だからこそ、スイーツにもハロウィンらしさを取り入れて、気分を盛り上げましょう。
ハロウィンの飾り付けは折り紙で作ってみよう!子供と楽しく準備♪