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Jan 19, 2023

韓国で話題の「マンドゥバッグ」の作り方!コロンとしたシルエットが可愛いバッグを作ろう♪

秋冬バッグはファーやニット素材が人気ですが、今年はチャンキーニットで作る「マンドゥバッグ」に注目してみてはいかがでしょうか?近年、トレンドの中心となっている韓国で昨年秋から話題になっているマンドゥバッグ。既製品として購入することもできますが、手作りする人もとても多いんです!今回はコロンとしたシルエットが可愛いオリジナルのマンドゥバッグの作り方についてご紹介します

今韓国で話題の「マンドゥバッグ」って何?

 

今韓国で女性たちの注目を集めているマンドゥバッグ。コロンとしたシルエットで可愛いだけではなく、ちょうどよいサイズと使い勝手の良さが人気のアイテムです。ではさっそく、日本でも流行の兆しを見せているマンドゥバッグの基本情報をご紹介します!

「マンドゥ」とは韓国語で餃子のこと

 

マンドゥとは韓国語で餃子を意味します。日本の餃子は三日月型の焼き餃子をイメージしますが、韓国の餃子は日本の餃子の両端をくっ付けたような丸い形の蒸し餃子が主流です。
マンドゥバッグはその餃子のようにコロンとしていることからネーミングされたと言われています。

いつから流行り始めているの?

 

InstagramなどのSNSに登場し始めたのは昨年の秋ごろ。日本でも20代前半の流行に敏感な女性たちが韓国の女性たちのSNSを見たことがキッカケで広がりを見せています。

マンドゥバッグの魅力

バッグにはさまざまな種類がありますが、その中でもなぜマンドゥバッグの人気が高まっているのかをちょこっと考察してみました!

①お出かけに持ちやすいサイズと使用感

 

バッグを購入する際にはデザイン以外にサイズや使いやすさも大切なポイントになりますよね。マンドゥバッグは普段のお出かけに必要十分なもの(財布、スマホ、小さめの化粧ポーチ、キーケースetc)が入る、まさにベストサイズ!使い勝手も良く、持っていて圧迫感のないサイズ感で持ちやすいという点が魅力の一つと考えられます。

ハンドメイドの場合、アレンジが効く

マンドゥバッグは既製品としても購入可能ですが、たくさんのハンドメイド動画が挙げられている程、手作りをする人も多いです。手作りには自分好みの色や大きさ、形、ハンドルの長さを決められるという魅力があり、それを作り上げていくのもまた楽しみの一つになります♪

年齢問わず使える

 

バッグのデザインによっては年齢的に不釣り合いかな?と思うデザインもありますが、マンドゥバッグは年齢問わず使用できるデザインなのも魅力です。自分だけではなく、友人や家族にプレゼントとして作って贈れば、きっと喜ばれますよ!

マンドゥバッグの作り方

ここからはマンドゥバッグの作り方をご紹介していきます。必要な材料は毛糸だけ!専用の器具などは使わず手でどんどん編んでいくだけなので、コツさえつかめば簡単です♪

基本の材料は一つだけ!

マンドゥバッグにはチャンキーニットを使用します。チャンキー(cunky)とは分厚いという意味で、中綿の詰まった太い毛糸です。

 

 

 

基本のマンドゥバッグの編み方

ではさっそく、動画を参考にマンドゥバッグの編み方をご紹介していきます。難しい工程は一切ないのでご安心を♩

 

【材料】
・お好きな色のチャンキーニット:500g×1(もしくは250g×2)
・定規もしくは交通系カードなど長さ5cm前後が一目で測れるもの(交通カードは短い辺が約5㎝です)

マンドゥバッグのアレンジ例

上記でご紹介したのは基本のマンドゥバッグの作り方ですが、アレンジを加えたマンドゥバッグをご紹介します。シンプルなデザインも可愛いのですが、さらに手を加えたデザインはさらにオリジナル感が出るので自慢のアイテムになること間違いなしです♪

①2色使いで個性を出す

 

作り方は前半と後半は基本の編み方と同じですが、途中のひと手間でオリジナル感バッグに変身します!とはいっても全く難しい工程はないので、ぜひチャレンジしてみてください♪

 

【材料】
お好きな色のチャンキーニット1(以下ニット1):320g
お好きな色のチャンキーニット2(以下ニット2):220g

バッグの大きさによって必要な毛糸のグラム数は変わりますが、こちらのグラム数は小ぶりのハンドバッグ1つ分くらいの大きさになります。

 

【下準備】
①ニット1でバッグの底部分から1段目を編んでおく。(左右合わせて編んだ輪が12個になります。)

②ニット2の先端の生地を折り返して中綿を引き出し、20cmほどのところで切ります。

 

【解説】
動画の11:20~26:26がアレンジ部分の編み方となっています。こちらの動画では全体で7段編んでいきます。解説文では2段目以降からバッグ本体の毛糸の処理までを解説しています。

ハンドルの長さもハンドメイドならアレンジ自在

マンドゥバッグはショートハンドルが主流ですが、斜め掛けできるように長めにしたり、ショルダーバッグくらいの長さにアレンジしてオリジナル感を出すのもおすすめ!

 

パールやビジューでさらにアレンジを加えても◎

さらに一工夫加えれば、ハンドメイドとは思えない仕上がりに!手芸専門店ではもちろん、ネットでもこうしたハンドメイドバッグのグッズは購入できるので、これ!という自分好みのアレンジを加えてみてください♪

 

編む際の注意点

 

マンドゥバッグは決まった編み目に手で編みこんでいくのでスルスルと編み進められ簡単なようですが、その一方で細かな部分に注意を払わないと仕上がりに大きな差が出てきます。
以下では製作時のポイントを2点挙げているので、こちらもチェックしてください。

「ねじり」が出ないように毛糸の向きに注意する

 

本体は輪っかを編み重ねて作っていきますが、その際に輪っかの向きに注意する必要があります。
輪になっている面が内側を向き、さらにねじれないようにする必要があります。
ねじれた部分の修正は後に修正が難しくなるので、1段目作成の段階から注意してください。

編み目に余裕を持たせすぎない

 

あまりにキツキツに編み目を寄せて編んでも、「遊び」がないので後に修正が効きにくくなったり、マンドゥバッグ特有のコロンとしたふっくらシルエットが損なわれることもあります。
ですが、ゆるく編みすぎても最終的に糸を手繰って編み目を寄せる必要が出てくる可能性もあるので、隣り合う編み目の間隔を広げすぎず、編みこむ輪っかの高さは揃えるように注意しましょう!

マンドゥバッグ使用時に気を付けるポイント

自分好みに出来上がったマンドゥバッグを快適に使用するためのポイントを2つお伝えします。
意外な盲点もあるので、先に知っておいて損はありませんよ!

中に入れるものの大きさや重さに注意する

マンドゥバッグは毛糸なので、バッグの重さに関わらず、あまり重たい物や大きなものを入れてしまうとバッグ全体が伸びてしまいます。バッグの中身は普段のおでかけに最低限必要なものと考えておきましょう

細かなアイテムはポーチにまとめて収納する

 

マンドゥバッグに限らず、ニット素材で裏地がついていないバッグは何かの拍子に編み目が緩んで開いてしまい、バッグ内の小物が落ちてしまったというトラブルが起こっても不思議ではありません。
バッグの中身をスッキリ整理し、すぐに見つけられるようにするためにも小さなポーチにまとめておくことをおすすめします!

それどこで買ったの?と聞かれる自分好みのマンドゥバッグを手作りしよう!

 

流行元である韓国の女性インスタグラマーや、日本国内でも流行に敏感な20代の女性を中心にSNSで作り方やコーディネートが取り上げられているマンドゥバッグ。
自分用だけではなく、プレゼントとしてお友達や家族に作って差し上げてもきっと喜んでもらえるハンドメイドアイテムとして、ぜひチャレンジしてみてください!