
透明感が美しく、インテリアとしても人気のジェルキャンドル。実は、100均の材料だけで手軽に手作りできるってご存知でしたか?
今回は、100円ショップで揃う材料や、ジェルキャンドルの基本の作り方、かわいいアレンジアイデアまでまるっとご紹介します。おうち時間に、ちょっとした癒しアイテムを作ってみませんか?
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ジェルキャンドルとは?
ジェルキャンドルとは、ジェルワックスと呼ばれる透明なワックスを使って作るキャンドルのこと。ジェルなので、やわらかいぷるぷるの質感とガラスのような透明感が特徴です。
透明なキャンドルなので、見た目も涼やか。装飾として中に入れ込むオブジェも見えるのでおしゃれな雰囲気を演出してくれるのも魅力です。
ジェルキャンドルはハンドメイドできる!
そんなジェルキャンドル、実は100均の材料だけでも簡単に手作りできるんです!お部屋の雰囲気に合わせて、自分好みにカスタマイズできるのも楽しいポイント。まずは、必要な材料と道具からチェックしてみましょう。
ジェルキャンドルに必要な材料
ジェルキャンドルに必要な基本の材料は100均でも揃えられます。
【材料】
・ジェルワックス
・キャンドル芯(ウィック)
・耐熱ガラス容器
このほかに、キャンドルにオブジェを入れたい場合はオブジェなども用意しておきます。ジェルキャンドルを溶かすための道具も用意しましょう。
【道具】
・ホーロー鍋
・温度計
・割りばし
ジェルキャンドルの作り方
ジェルキャンドルづくりはとっても簡単!
ポイントは、ワックスを溶かす温度。温度が高すぎると気泡が発生しやすくなり、温度が低すぎるとジェルが固まりやすくなり、きれいに流し込めなくなります。溶かす際は、こまめに温度計で確認することが大切です。
また、ジェルワックスを注ぐときも注意。勢いよく注ぐと空気が入りやすく気泡の原因になります。気泡を作りたくない場合は、ゆっくり静かに注ぎます。
【手順】
①鍋にジェルワックスをセットし、ジェルワックスを溶かす
②耐熱ガラス容器の中にキャンドル芯(ウィック)をセットする。キャンドル芯(ウィック)はまっすぐ立つように割りばしなどで固定する
③溶かしたジェルワックスを耐熱ガラス容器に注ぐ
④キャンドル芯(ウィック)を割りばしから外し、適度な長さにカットすれば完成
ジェルワックスを容器に注いだ後は、すぐに動かさず、そのまま静かに冷やしましょう。冷やす期間は、気温によりますが、通常4〜6時間ほどかかります。
ジェルキャンドルのアレンジ例
ジェルキャンドルは、アレンジ次第で見た目の印象がガラッと変わります。オリジナル作品を作ることができるのが楽しみのひとつでもあります。ここではジェルキャンドルのアレンジ例を紹介します。
カラージェルキャンドル
ジェルワックスは顔料を入れるとほんのりと色が付き、シアーカラーのキャンドルに。グラデーションを楽しむこともできますよ。ベースが透明なジェルワックスなので、少し色づけするだけでもおしゃれです。
マリンジェルキャンドル
容器の中に貝殻やカラーサンドを入れると、海の中のような涼し気なマリン風のキャンドルになります。ワックスを流し入れるときに勢いよく入れると気泡ができてより海らしい雰囲気に。
ボタニカルジェルキャンドル
自然の草花、ハーブ、果実などを閉じ込めた「ボタニカルキャンドル」は、ナチュラルで癒やされるキャンドルです。色とりどりで美しく、草花を手軽に楽しめるのが魅力。
アロマジェルキャンドル
香り付きのジェルキャンドルを作りたい場合は、アロマで香り付けをします。アロマの効果を期待するあまり、大量に入れると、香りがきつくなりすぎます。少量のアロマで十分に香り付けされるので、控えめを心がけましょう。
またアロマは、ジェルワックス用を使用しましょう。キャンドル用のアロマは、香り付けの役割の他に、キャンドルの燃焼を助けるための成分が含まれています。
アレンジのコツ
ジェルキャンドル作りは、色づかいや装飾でぐっと表情が変わります。ちょっとした工夫で、ぐっとおしゃれな仕上がりになりますよ。
色づかいのコツは?
ジェルキャンドルはもともと透明ですが、キャンドル専用の染料を使えば、好きな色に染めることができます。色の重ね方やグラデーションを工夫すると、より魅力的なキャンドルに仕上がりますよ。たとえば、季節に合わせた色選びもおすすめ。春はやさしいパステルカラー、夏は爽やかなブルー、秋は紅葉をイメージしたオレンジやブラウンなど、オブジェに合わせて色を変えたりしても素敵ですね。
色をつけるときのポイントは、染料を少しずつ加えること。最初からたくさん入れると濃くなりすぎてしまうので、少量ずつ足していくのがおすすめです。ふんわりとした優しい色合いに仕上げると、上品で洗練された印象になりますよ。
装飾でアクセントも
ビーズやラメを入れると、ぐっと華やかさが増します。ただし、入れすぎるとごちゃごちゃしてしまうので、アクセントは「控えめ」がポイント。
キラキラと輝きをプラスしたいときは、ホログラムやラメを少しだけ加えてみましょう。少量でも十分に華やかな雰囲気を演出できます。
ジェルキャンドルのオブジェに適さないもの
さまざまなオブジェを入れられることで、よりオリジナリティを楽しむことができるジェルキャンドル。実際に火をつける場合、オブジェとして適さないものもあります。
ドライフラワーなどの可燃物
以下のものは燃えやすく、火を灯すキャンドルには不向きです。
- ・プリザーブドフラワー
・アーティフィシャルフラワー
・ドライフラワー
・リボン
・ポプリ など
プラスチック類
高温で溶けてしまうもの、有毒ガスが出る恐れのある素材もNGです。
- ・プラスチック
・塩化ビニル
・樹脂
簡単できれいなジェルキャンドルを作ってみよう
ジェルキャンドルは100均の材料で、誰でも簡単に作ることができます。ハンドメイドなら、オブジェや色など、さまざまなアレンジも楽しめます。きれいな見た目は、お部屋のアクセントにも。また、プレゼントにしても喜ばれるはず。まずは100均で揃えられる材料を使って、ジェルキャンドルづくりに挑戦してみませんか。