「植物を育てたいけど、土を買ってくるのはハードルが高い」と思う人もいるのでは。ハイドロボールは土より扱いがラクと言われています。この記事ではそんなハイドロボールを使った植物の栽培について解説。メリット、デメリットやハイドロボールでの栽培が向いている植物についても紹介します。
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ハイドロボールを使えば土がなくても植物の栽培が可能!
ハイドロボールは、粘土を高温で焼いて発泡させた人工の土で、ボール状の石のような形をしています。細かい穴がたくさん空いており、その中に含まれている空気が植物に酸素を与えます。
これを使うことで、土を使わずに植物を栽培することができます。ハイドロボールを使用して植物を育てることを「ハイドロカルチャー」といいます。ハイドロカルチャーは、水耕栽培の一種です。
使い方は、ほぼ土と同じ。植木鉢などの容器にハイドロボールを入れて、そこに植物を差し込みます。植物の根に土がついている場合はあらかじめ土をよくはらっておきます。根本を差し込めたら、さらにハイドロボールを足して完成です。
ハイドロボールのメリット、デメリット
ハイドロボールは土より扱いやすいのが魅力です。素焼きや陶器の植木鉢に入れて使うこともできますが、ハイドロボールは丸くて見た目もきれいなので、ガラスの容器に入れるのがおすすめ。ガラスならハイドロボールの様子もわかり、水の管理が容易です。
水やりのタイミングは、鉢や容器の中が乾ききってから。水量は容器の5分の1程度が目安です。容器が陶器など水の状態がわからない場合は、水位計を設置することで鉢内の水分量を確認できます。
また、ハイドロボールは土に比べて無菌で清潔。虫も寄ってきにくいので、室内での栽培にぴったり。虫が苦手な人でも安心です。
一方デメリットは、土のように植物がスクスク大きく育たないことと、水に浸かっている部分が多いので根腐れが起こりやすいことです。
ハイドロカルチャー向きの植物は?
「ハイドロ」は水、「カルチャー」は栽培を意味します。そのため、水に強い植物がおすすめ。また、ハイドロボールは日光に当たりすぎると苔が生えることもあります。そうなるとガラス容器の場合は見た目が美しくなくなってしまいます。
日光が少なくても育生できる植物であることもハイドロカルチャーを行う上で大事なポイントといえます。
ハイドロカルチャー向きの植物を具体的に挙げるなら、ポトスやオリズルラン、ガジュマル、テーブルヤシ、モンステラ、フィカスなど。一方、サボテンや苔、草花などはハイドロカルチャーに不向きな植物といわれています。
ハイドロボールはダイソーで購入できる
「植物の栽培初心者だけど、ハイドロカルチャーなら挑戦できそう」と思ったら、ダイソーでハイドロボールを探してみてください。ダイソーのハイドロボールは、0.8リットルで110円(税込)。粒のサイズは、中粒、小粒があります。
粒のサイズは、小粒のものは根が細い植物など、植物の根の太さによって選びます。ダイソーならリーズナブルに購入できますが、ハイドロボール自体、洗って何度も使えるのでお得です。植物が枯れてしまった後も使えるのは嬉しいですね。
ハイドロボールなら虫が苦手・ずぼらな人でも大丈夫!
「植物を育てたいけど、あまり部屋に日が当たらない…」「虫が苦手なので植物は諦めている」そんな人でもハイドロボールを使えば、気軽にグリーンライフを始められます。グリーンには癒し、リラックス効果があり、部屋に彩りももたらしてくれます。植物のある暮らしを始めてみませんか。
<商品情報・リンク>
ハイドロボール(小粒0.8L) 110円(税込) |
https://jp.daisonet.com/products/4550480333595?_pos=1&_sid=60167bb3c&_ss=r |