旨辛好きのテンションが上がる！調味料の新星「ハイサイソース」調味料マカセvol. 34

「ハイサイソース」ってどんな調味料？

「ハイサイソース」と聞くといかにも沖縄感たっぷりですが、ルーツはタイのシラチャーソースにあります。シラチャーソースとはにんにくと酸味が効いたチリソースのことで、タイ発祥ですがアメリカをはじめ世界各国で人気を集めています。

 

その本場のシラチャーソースに魅了された島人(しまんちゅ)が、地元沖縄の人達に向けて改良を重ねオリジナルで作ったのが「ハイサイソース」。ホットでアジアンな雰囲気を残しつつも日本人好みの味わいに仕上がっています。

 

ちなみに商品名の「ハイサイ」は島言葉で「こんにちは」とか「もしもし」といった挨拶代わりの意味があり、親しみやすい言葉として使われているようです。英語で言う「Hi！」って感じですかね。なんだか「ハイサイ～」と言いながらソースをかけたくなってきました･･･！

ハイサイソースの主な原材料

 

原材料は、赤唐辛子、砂糖、塩、にんにく等が含まれています。
真っ赤な見た目はシラチャーソースそのもので、いかにも辛そうな香りがします。ですが、実際に食べてみると、激辛！というよりは旨辛～！という感じ。想像していたよりも酸味は控えめで、シラチャーソース特有の酸っぱさが苦手という人でも食べれそうな気がします。辛さにせよ酸っぱさにせよ、マイルドなシラチャーソースといったところでしょうか。その代わりに、旨みが際立っていてまさに日本人の舌に合ったテイストです。

公式ではハンバーガーやピザにかける食べ方をおすすめしており、タバスコや七味のように気軽に使える存在になるかもしれませんね。

辛い！旨い！が手軽に叶う「ハイサイソース」を使ったレシピ

「あ、辛いものが食べたい･･･」そんなあなたの欲求も、ハイサイソースをひとかけすれば一瞬で満たされるはず。もちろんかける以外にも煮る・炒める・溶かす等々、いろいろな使い方ができますよ。今回はお試しした中で、くらマグ編集部でもテンションの上がったベストレシピをご紹介します。

サラダにも白ごはんにも合う！簡単スパイシーポキ

 

ハイサイソースを手に入れたらぜひ一度は試してほしいこちらのレシピ。作り方は簡単で、まずは角切りにしたマグロの刺身に、ごま油：醤油を1:2の割合で混ぜ合わせ味をなじませます。次にマヨネーズ：ハイサイソースを1:1の分量で混ぜ合わせれば完成です。

 

定番のポキとは違って、マヨネーズの旨味とクリーミーさ、ハイサイソースの辛さが加わり、旨辛く濃いめの味付けになっています。お好みでアボカドの角切りや水にさらした玉ねぎのみじん切りを加えたら、いろいろな食感が楽しめてより美味しくなりますよ。

ごはんにのせてポキ丼にしても良いし、今回みたいにトマトやレタスと合わせてサラダとして食べても最高です。ちなみに編集部では相当気に入ったようで、箸が止まらなくなった人もいました！

本格的な味！唐揚げと和えてヤンニョムチキン風

 

韓国ブームにより人気となったヤンニョムキチンも、ハイサイソースがあれば簡単に家で作ることができます。材料は唐揚げ、ハイサイソース、ケチャップ、砂糖、醤油、味噌、みりん。ハイサイソース：ケチャップは1:1の分量で、他の調味料は小さじ1程度、味見しながらお好みで量を調節してください。あとは唐揚げに混ぜ合わせたソースを絡めるだけで完成。あの甘辛い味わいが、ハイサイソースと家の常備調味料で簡単に再現できちゃいます。韓国グルメ好きな人はお試し必須のレシピです。

いつもの味にプラス！大人なナポリタン

 

喫茶店のような昔懐かしいナポリタンもいいですが、たまには大人向けの刺激的なナポリタンはいかがですか。作り方は基本のナポリタンと同じで、ケチャップを入れる時に、同量のハイサイソースも加えるだけでOK。ハイサイソースによって辛さが加わるのはもちろん、味に深みが増し、手が込んだかのような味わいに仕上がりますよ。一度ハマったら抜け出せなくなるかも、そんな魅力を感じさせる悪魔的レシピです。

ちょい足しでチャーハンのアレンジにも◎

 

見た目はケチャップライスやキムチチャーハンのようですが、いつも通りのチャーハンをハイサイソースで味付けしたものがこちらです。玉ねぎや肉、卵などの具材は塩コショウで軽く味付けし、あとはごはんを投入してハイサイソースをお好みの量だけ入れて炒め合わせてでき上がり。ハイサイソースだけで味がまとまるんです。食卓にチャーハンが登場しがちな方はぜひアレンジレシピとしてお試ししてみてはいかがでしょうか。ピリ辛な味付けにスプーンが止まらなくなりますよ。

どんな料理も旨辛に仕上げてくれる「ハイサイソース」をぜひお試しあれ

 

ちょっと辛さを足したい時、ついつい何にでもかけたくなってしまう「ハイサイソース」。見た目のポップさと小ぶりさから、携帯調味料として持ち歩くのもオススメです。（もちろん大容量サイズもあります！）「ハイサイソース」を使えば、沖縄にいるかのような陽気な気分になれるかも･･･。冒険するつもりでぜひ一度お試ししてみてはいかがでしょうか。