子どもが学校から持ち帰ってくるプリント類が溜まってしまう…と悩んでいるママは多いはず。見逃して忘れ物をしないように、プリントは分かりやすく整理・管理することが大切です。この記事では、プリントの整理・収納のコツやおしゃれな収納アイディアなどを紹介します。ぜひ、忘れ物防止に役立ててみてください。
MOKUJI
プリントを整理する前にやっておくこと
まずは、収納前にしておくべきことを紹介します。小学校ではお知らせなどをプリントで配布しているところが多いです。整理を後回しにしていたら、プリントが溢れてしまうことも。プリントを整理する前に、大まかに仕分けをしておくと、整理・収納がとても楽になりますよ。
①学校から帰ったら、すべてのプリントを出す
プリントは学校から持ち帰り、帰宅したらすべてのプリントを出します。もし可能なら、学校へ行く時にプリントを入れる袋やファイルを持たせると良いでしょう。ファイルを使えば、ランドセルの底でぐちゃぐちゃになったり出し忘れたりするのを防げます。
②プリントを仕分ける
次に、出したプリントを以下の4種類にざっくり仕分けします。
- 再び学校に持っていくもの:宿題や提出するプリント
- 持っていかないもの:返ってきたプリントなど
- 親が目を通すもの:おたよりやお知らせなど
- 不要なもの:地域のイベント関連のお知らせや兄弟間で重複しているものなど
(とっておいてもプリントが増えるだけなので、処分対象として仕分ける)
慣れるまでは、どんなプリントなのかを説明しながら子どもと一緒に分類しましょう。いずれは子どもだけで分類し、おたよりだけを親に渡せるようになるのが理想です。
③不要なプリントをすぐに処分する
不要なプリントは、仕分け後すぐに処分するのがおすすめです。すぐに捨てないと、プリントが溜まる原因になります。
学校から持って帰るプリント類には、学校名・名前などの個人情報が書かれていますが、プリントの量が多いため、個人情報などを気にせずに処分している人が多いようです。もし個人情報の漏洩が気になる場合は、名前部分を切り取る、専用のスタンプで消す、シュレッダーにかけるなど、捨て方を工夫すると良いでしょう。
忘れ物を減らせるプリント整理・収納のコツ
ここでは、プリントを整理・収納する時のコツを紹介します。見る頻度や提出の有無ごとに仕分けたプリント類を整理・収納すれば、確認したいプリントをすぐに見つけられるでしょう。
保管が必要なプリントは見る頻度で分けてファイリングする
保管が必要なプリントは、見る頻度に分けて以下の3パターンにファイリングするのがおすすめです。
- 見る頻度高め:毎月更新されるプリント(給食献立表、毎月配布されるおたよりなど)
- 見る頻度低め:1年保管する必要があるプリント(年間予定表、名簿、防犯マップ、緊急時の対応についてのプリントなど)
- ほとんど見ない:念のためとっておきたいプリント(PTAの会則など)
1の毎月配布・更新されるプリントは、翌月に新しいプリントが配布されたら前月分を処分します。そこで、更新されて不要になったけれど取っておきたいプリントが出てきた場合は、念のためとっておきたいプリントへ移動しておきましょう。
1年保管する必要があるプリントは、学年が変わるときにまとめて整理・処分すると良いですよ。
期間限定で見返すプリントは目のつく場所に置く
特別な持ち物の連絡や行事のお知らせ、集金などの一時的に確認が必要なプリントは、しまわず目につく場所に置いておきましょう。冷蔵庫や棚に貼っておくなど、確認しやすい場所を決めて保管するのがおすすめです。また、いつまで保管するか期限を書いておき、過ぎたら処分していくと良いです。
提出するプリントはカレンダー近くで管理する
提出する必要があるものは、カレンダーの近くで管理すると良いでしょう。このとき、期限をカレンダーに書き込んでおくと忘れません。また、スマートフォンのリマインダー機能を併用するのもおすすめです。
なお、読んですぐに書き込めるようなプリントであれば管理は不要。記入を済ませてすぐカバンにしまうことで、提出し忘れを防止できますよ。
写真に撮ってスマートフォンなどで管理する
紙でとっておく必要はないけれど残したい、一部分だけ残したい情報があるなどのプリントは、スマホで撮影してデータ化しておくのもひとつの手です。データ化したプリントは不要となるので、プリント類が溜まりません。
また、月の予定表などをスマホのカメラで撮っておけば、いつでもどこでも確認できます。家族と共有できるためスケジュールの調整に役立つ他、フォルダや日付などに分けて管理ができ、見返したい時にも便利です。撮ったデータを管理できる便利なアプリもあるので、活用してみてはいかがでしょうか。
すっきり&おしゃれ!プリント整理・収納アイディア
ここでは、プリントをすっきり・おしゃれに収納・整理できるおすすめアイディアを紹介します。気が付くとどんどん溜まってしまうプリントも、収納の仕方を決めておけばすっきり片付きます。100均アイテムを上手に活用するのもおすすめです。
バインダーにプリントを挟み、見える場所に保管
見返したいプリントをバインダーに挟み、見える場所に置くのがおすすめ。バインダーならプリントをしっかり挟めるだけでなく、子ども自身でもプリントを挟みやすいです。子どもごとや、学校・習い事・地域などの用途ごとにバインダーを分ければ、情報をしっかり分けて管理できます。
なお、100均にはおしゃれなバインダーが豊富です。表紙つきのバインダーならプリントを目隠しできます。表紙がないバインダーを使う場合は、プリントの一番上に好きなデザインのポスターなどを乗せた上で挟むと良いでしょう。また、うしろにマグネットを付けたりフックで引っ掛けたりすれば、冷蔵庫の横など見やすい場所に設置できますよ。
よく確認するプリントをボードに貼り付けて設置
頻繁に見るプリントは、ボードに貼り付けておくと見やすいです。100均で買える可愛いデザインのマグネットやピンを使うことで、おしゃれに貼れます。
ホワイトボードに貼れば、空いたスペースに文字が記入できるので、期限があるものの管理におすすめ。その他、ボードにクリアケースを付けて収納できるようにすると、書類の出し入れがしやすく便利です。
もはや生活に欠かせない!?マグネットの便利な活用術♪プリントをファイルに収納して、ファイルボックスに入れて管理
ファイルやバインダーにプリントを分けて収納し、さらにファイルボックスで管理するアイディアもあります。子どもや用途ごとに分けるとファイルボックスを探しやすいです。また、ファイルやバインダー、ボックスに何が入っているかラベルを付けると、より分かりやすいでしょう。インデックスシールやしきりなども、種類ごとの分類に役立ちますよ。
プリントを上手に整理して、すっきりおしゃれに収納しよう!
プリントの収納・整理をするためのコツは、後回しにせず溜めないことです。また、収納先をしっかり決めておくこともとても大切。プリントをもらってきたら、いる・いらないをざっと仕分けて、決められた場所にしまいましょう。毎日少しずつ整理すれば、溜まったプリントの片付けが大変だなんて憂鬱な気持ちにはなりません。お気に入りの収納グッズを見つけて、おしゃれにプリントを整理・収納してみてくださいね。