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Mar 14, 2023

今だから知りたいプログラミング教育とSTEAM教育について解説!おすすめのプログラミング教室も紹介♪

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これまでの学校教育では主要5教科の成績を伸ばすことが目的とされてきましたが、2020年から小中高と順次必修化されてきたプログラミング教育によって、論理的思考力や問題解決能力、創造性の強化に注目した教育方針が採られるようになってきました。そこでこちらの記事では近年注目されている子供のプログラミング教育とSTEAM教育についてお話ししたいと思います。合わせておすすめのプログラミング・STEAM教育スクールもご紹介しているので、参考にしてみてください♪

そもそも「プログラミング教育」って何?!

 

プログラミングと聞くとIT関係の職業、特にHPやアプリを開発する人たちの知識・技術というイメージではないでしょうか。それも間違いではありませんが、そういった知識や技術教育を小学校の授業の中でいきなり始めるわけではありません。まずは小学校から取り入れられるプログラミング教育の大まかな内容と目的を知りましょう。

2020年から小学校で必修化されたプログラミング教育

 

文部科学省の学習指導要領に改定によって、小学校では2020年度からプログラミング教育が必修化され、中学校では2021年度、高等学校では2022年度から必修化され、さらに2024年度の大学入学共通テストでも「情報」という科目が導入されます。

 

 

小学校の授業でいきなりプログラミング言語を学ぶわけではありません。また、新教科として「プログラミング」という授業ができるのではなく、従来の教科の内容に「プログラミング」を関連付けて学んでいきます。

プログラミング教育の目的とは?

 

プログラミング教育のスタートとなる小学校では技術・知識面を学ぶより先に「プログラミング的思考力」を養うことに注力します。では、小学校のプログラミング教育では何を目的としてプログラミングを学習に取り入れていくのでしょうか?

 

①プログラミング的思考力を伸ばす。

プログラミング的思考力とは「論理的思考力」、つまり情報を整理し、筋道を立てて考えられる思考力を身に着けることです。実際のプログラミングでも順序立てた指示を出さなければプログラムは正常に動きません。具体的なプログラミング技術を身に着けるより前に、考え方を論理的に整理できるようにしておくことで学習がスムーズになるんですね!

 

②問題解決能力を身に着ける。

どんなに論理的思考力を使って学習やその他の活動に取り組んでいても、なかなか上手く進まないことはあります。そうした時にどのような解決策があるかとアプローチする力を鍛えることができます。

 

③さらに進むIT化社会に対応できる人材を育成する

子供たちはスマホやタブレットなど様々なツールを家庭内でも使用しているケースが多く、元々ITに対して抵抗のない子供が多いようです。それをベースに、プログラミング的思考力と知識・技術を身に着けていくことで今後さらに加速していくIT化の波に乗っていける人材を幼少期から育成していくという目的もあります。

今注目されている「STEAM教育」とは?

 

皆さんは「STEAM教育」という言葉をご存じでしょうか。STEAMとはScience(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Art(芸術)、Mathmatics(数学)の頭文字をとったものです。この他にもSTEM教育という考え方もありますが、こちらはSTEAM教育からArtを除いたものです。

 

 

これまではSTEM教育のように理数系の知識や技術、思考力が重要と考えられてきた中で、芸術的思考力(STEAM教育のArt)を取り入れることで視野を広げ、創造力と物事の本質を見る力を養うことにも注力しようという流れになっています。例として、昨年出版されて16万部を突破した「『自分だけの答え』が見つかる 13歳からのアート思考」という本が話題となりました。

 

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STEAM教育に関して、日本は他国に後れを取っていると言われています。学校での教育環境、IT環境は少しずつでも整えられていくでしょう。ですが、それを待つよりも先に、子供が楽しくそして意欲的にSTEAM教育の意識を育むためのツールとして民間のプログラミングやSTEAM教育スクールを利用して子供の成長を後押しすることを視野に入れてみるのはいかがでしょうか。

おすすめのプログラミング、STEAM教育スクール

 

ここまでプログラミング教育やSTEAM教育の概要をお話しましたが、以下では実際にプログラミングやSTEAM教育を学べる民間スクールをご紹介します。学校では学べない、子供たちもきっと夢中になるプログラムばかりなので、教室をお探しの方はぜひ参考にしてみてくださいね♪

300以上の独自コンテンツで子供にぴったりのプログラムを提供する【LITALICOワンダー】



子どもの将来活きる力(≠知識)を育むプログラミング・ロボット教室【LITALICOワンダー】

LITALICOワンダーでは、300以上の独自コンテンツから子供に合ったプログラムを選べます。さらに毎年開催されるフェスでは自分の作品を発表したり、プロからのコメントをもらうことができるなどのイベントも開催しています。他の習い事は続かなかったのに、子供自ら行きたい!と言ってくれたという体験者の声から分かるように、「LITALICOワンダー」は今後も通いたいかというアンケートに97%が「思う」と答えるほど、子供の興味や意欲を満たすプログラムが充実しています。

 

対象年齢 年長~高校生
金額 ・公式HPに記載なし

・無料体験あり(ただし、デジタルファブリケーションコースで制作物の3Dプリンタ出力サービス希望の場合は2,200円(税込)が必要)

オンライン授業の有無 あり
特徴 ・300以上の独自コンテンツから、子供それぞれの興味関心や習熟度に合わせて提案します。

・毎年開催されるフェスでは子供たちの作品発表や、有名企業とのコラボ企画など教室外の活動もあります。

 

プログラミング×ものづくりで考える力と実行力を身につける【プロ・テック倶楽部】

 

「プログラミング×ものづくり」でトライ&エラーを繰り返すことで問題解決力を身に着ける「プロ・テック倶楽部」は、まさにプログラミング教育が目的としている問題解決能力と論理的思考力を育むことができます。また、子供の一時の習い事で得た知識や経験ではなく、学んだ知識を定着させ、応用し自分のものとしていくことを重視しているのも特長です。

 

対象年齢 年中~高校生
金額 ・入会金:¥11,000

・実習費:¥9,570~/月(選択コースによって異なる)

・無料体験あり

オンライン授業の有無 なし
特徴 ・「プログラミング×ものづくり」で問題解決能力と論理的思考力を育む。

 

学校教材の総合メーカーが運営する【Hop STEAM Jump】

 

 

学校教材の総合メーカーが運営する「Hop STEAM Jump」では、パソコンを使用しないプログラミング教育、STEAM教育を行っています。他の教室は高校生まで対象というところが多い中、Hop STEAM Jumpは推奨年齢が5〜8歳と年中から小学校低学年を対象としています。また、知育ロボットやパズルを利用した学習は子供たちの創作意欲と工夫する力を引き出してくれます!

 

対象年齢 推奨年齢:5歳~8際
金額 ・公式HPに記載なし

・無料体験あり

オンライン授業の有無 なし
特徴 ・5~8歳の低年齢対象の教室。

・パソコンを使わず、パズルや知育ロボットを使用した小さな子供でも楽しみながらプログラミング、STEAM教育のプログラムに取り組める。

 

未来を生き抜くための「頭の良さ」を養う【ワンダーボックス】



おうちで育む理数力×創造力【ワンダーボックス】

多忙で子供の習い事の送り迎えは難しい、でも興味のあることはさせてあげたい。そんな親御さん、子供たちにおすすめしたいのが通信教育で学べる「ワンダーボックス」です。
オンライン授業とは違い、毎月更新されるアプリ教材と毎月届く3つのキット教材を使って子供のペースで進められるプログラムは自宅のリラックスした環境でマイペースに学べるのが特徴です。

 

対象年齢 推奨年齢:4歳~10歳
金額 ・月々¥4,200(その他、12ヶ月一括払い、6ヶ月一括払いあり)

・無料体験あり

・きょうだい1人追加の場合¥1,850となる割引あり。

特徴 ・子供や家庭の都合に合わせて予定を組んで取り組める自宅学習型。

・きょうだい割も利用可。

 

プログラミングと英語を同時に学べる【ロッボクラブ】

フィンランド式プログラミング 英語Xロボット教室「ロッボクラブ」

STEAM教育、プログラミング教育に「語学」が含まれてはいませんが、世界中で取り入れられているSTEAM教育を学ぶのならば英語も一緒に学べたら一石二鳥です。それが叶うのが「ロッボクラブ」です。ロッボクラブでは英語は「勉強する」のではなく触れて使って慣れていくものと考えているので、全く英語はダメという子供でも問題ありません。また、日本語サポートももちろんつくので安心です。学ぶ内容に関してはプログラミング以外にも電子回路の設計や3Ⅾモデリング、さらにはアプリ制作など本格的な技術と知識を習得できます!

 

対象年齢 6歳~14歳
金額 ・公式HPに記載なし

・授業体験あり(料金は各教室で異なる)

オンライン授業の有無 あり
特徴 ・プログラミングなどの授業に付随し、英語がネイティブの先生との会話によって英会話を学べる。

・3Ⅾモデリングや電子回路設計など本格的な技術を学べる。

アメリカで人気の通信型STEAM教育教材【Groovy Lab in a box】



アメリカで大人気STEM教材が日本上陸【Groovy Lab in a Box】

多くの科学者や教育者の経験やノウハウによって開発され、2020年にはエジソン賞も獲得したSTEAM教育先進国のアメリカでも人気の教育教材「Groovy Lab in a box」。
4〜7歳向けの「ジュニアステミスト」では考える力、やり抜く力をはぐくむ内容となっています。そして8〜12歳向けの「ステミスト」では物理や工学を学び、自分だけのオリジナル設計に挑戦するなど「STEAM」の5領域を総合的に学びます。

 

対象年齢 4歳~12歳
金額 ・ジュニアステミスト:月々¥3,980

 ステミスト:月々¥3,980

(それぞれ送料として¥300が別途発生)

特徴 ・STEAM教育の本場アメリカでも人気の通信教育教材。

・エジソン賞など様々な賞を受賞した経歴あり。

・各セットに含まれる「マイク博士のSTEAMレッスン(動画)」は日本語・英語の2ヶ国語対応で英語に触れる機会も持てる。

 

【おまけ項目】今子供達に人気の「マイクラ」とプログラミングの関係

 

ここからは直接プログラミングやSTEAM教育と関係はありませんが、実はこれって繋がっているのでは?という「マイクラ」について少しお話します!
皆さんは「マインクラフト」というゲームをご存じでしょうか?簡単に言えばデジタルのブロックゲームです。マイクラのゲームの世界は全てサイコロ型のブロックでできており、それを組み合わせて建物を作ったり、そのブロックを採取したりします。

 

 

プレイヤーはマイクラの世界の中で建物を造ったり、冒険をしたり、狩りやダイヤなどの採掘、又は敵と戦ったりと様々な活動を行う、まさに自由を楽しみ、世界を創るゲームなんです!

 

 

そのマイクラ、実はプログラミング思考とSTEAM教育に繋がっています。まず、どのようにしたら限られた環境・条件の中で、自分の想像をゲームの世界に起こすのかといった思考とその過程はまさにSTEAM教育とプログラミング思考が活かされると考えられています。一見、ただのゲームに思えますが、実は思考と表現力が鍛えられるゲームであるとSTEAM教育を推奨している教育機関では注目されているんです!

これからの教育の基本となるSTEAM教育に親子で取り組もう!

 

今回は今注目のプログラミング教育、STEAM教育についてお話してきましたが、いかがだったでしょうか?名前だけ聞くと難しそうに感じますが、物事を整理しながら多角的にみられる思考を育む教育方法と言い換えられます。IT化がさらに加速する社会の中で自分の思考を整理しながら、創造力豊かでいられると賢く余裕のある選択ができそうですよね。
子供の興味関心に重きを置きつつ、ご紹介したスクールや教材を利用して、これからの教育の主軸となるであろうプログラミング教育やSTEAM教育に親子で取り組んでみてはいかがでしょうか。