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Jul 01, 2023

【親子で楽しむ】七夕飾りを折り紙で作ってみよう!基本の飾りから応用の飾りまでを紹介

七夕は願い事を短冊に書いて笹の葉に飾りますが、実は七夕飾りは他にも種類があることをご存知でしょうか。クリスマスやハロウィンと違って、市販の飾りつけもあまり販売されていないため、子どもと一緒に折り紙で作ってみてはいかがでしょうか。この記事では、七夕飾りに込められた意味と折り紙などでの作り方を紹介します。折るだけでなく、切ったり貼ったりする工程が多いため、工作が好きなお子様と一緒に楽しむことができます。ぜひ参考にしてください。

基本の七夕飾りの作り方!種類や意味も解説

 

七夕とは、織姫と彦星が年に一度天の川を渡って会えると言われている、7月7日の夜のことです。機織りが得意な織姫と働き者で牛飼いの彦星が結婚したところ、2人で過ごすのが楽しくて仕事をしなくなってしまいました。それを見かねた神様が2人を天の川の対岸に引き離し、年に1度の7月7日だけ会えるようにしたという言い伝えです。七夕の飾りにもそれぞれ意味がありますので、作り方と共に紹介します。

【基本編】 七夕飾りの作り方①笹の葉に付ける短冊

七夕で笹に付ける短冊は、5色使われることが一般的です。青・赤・黄・ 白・黒(紫)の5色で、古代中国の陰陽五行説に基づいています。日本では黒が不吉な色とされていたため、高貴な紫が使われるようになりました。この5色を短冊に使用することによって、魔除けの効果があるといわれています。5色の折り紙をハサミで切って作り、お願いごとを短冊に書いて飾りましょう。

【基本編】 七夕飾りの作り方②吹流し(ふきながし)

吹流しは、織姫に供えた5色の糸を表しています。織姫にあやかって裁縫の上達を願って飾られたともいわれています。

【材料】
15cm×15cm 1枚
15cm×1.875cm(縦に8等分したサイズ) 3枚
はさみ
のり
定規
鉛筆
セロテープ

はさみで切る部分に印を付けてあげれば、子供でも簡単に作ることができます。折る作業が苦手なお子様でも、はさみとのりが使えれば楽しんで作れるでしょう。

【基本編】 七夕飾りの作り方③投網(とあみ)・網飾り

網飾りは、大漁祈願のために飾られています。網で魚を引き寄せることから、「幸せを引き寄せる」という意味も込められています。

【材料】
7.5cm×7.5cm 1枚
はさみ

縦に2回折った折り紙に上下から切り込みを入れるだけで、簡単に網飾りを作ることができます。きれいな模様ができるので、自分で作れると喜ぶこと、間違いなしです。

【基本編】 七夕飾りの作り方④ちょうちん

七夕飾りのちょうちんには、周囲を明るく照らす魔除けの意味が込められています。また、夜でも短冊に書いた願い事を神様に読んでもらえるように飾る目的もあります。

【材料】
15cm×15cm 1枚
はさみ
のり

半分に折った折り紙に切れ目を入れてのりでくっつけるだけの簡単な方法です。お子様だけでも簡単に作ることができます。

【基本編】 七夕飾りの作り方⑤星飾り

星飾りは、晴れて織姫と彦星が無事に会えますようにという願いを込めて作られます。願い事が星まで届きますようにという想いも込められています。

【材料】
15cm×15cm 1枚

折り紙1枚で星を簡単に折る方法です。折る手順は少ないですが、最後に星の形を微調整が必要なので、大人の方が少し手伝ってあげるとよいでしょう。

よりおしゃれな七夕飾りアレンジ5選

基本的な七夕飾りを紹介しましたが、ここからはもう少しアレンジを加えた作品を紹介します。

【応用編】七夕飾りの作り方①ペーパーボールの吹流し

【材料】
15cm×15cm 1枚
15cm×2cm 2枚
15cm×3.4cm 2~3枚
画用紙
のり・木工用ボンド
はさみ
カッター・カッターマット
糸 15cm×3本

鉛筆
マスキングテープ
6㎜ビーズ 1個
コンパス

材料や工程が多いですが、完成品はまるでお店で売られているような完成度の吹流しです。大人の方が作り、お子様にはできそうな工程をお手伝いしてもらえるとスムーズに作れるでしょう。

【応用編】七夕飾りの作り方②織姫と彦星

【材料】
15cm×15cm 4枚
15cm×1.875cm(縦に8等分したサイズ) 6枚

七夕飾りはお雛様のようにあまり市販されていることがないので、織姫と彦星を自分で折ってみましょう。顔と体部分をそれぞれ折るため、お子様と一緒でも折ることができます。難しい場合は、お顔を描く工程を任せてみてもいいですね。

【応用編】七夕飾りの作り方③星飾り

【材料】
15cm×15cm 2枚*折り紙1枚で4つの星を作れる
はさみ

糸にぶら下がった星が重なると、とても豪華に見える星つづりです。七夕であれば黄色・緑・青などの色で作るとよいでしょう。一度作り方を覚えてしまえば、赤と緑でクリスマスの飾りにも使えますよ。

【応用編】七夕飾りの作り方④笹の葉

【材料】
7.5cm×7.5cm 1枚
はさみ
鉛筆
消しゴム

七夕に必要な笹の葉ですが、意外と手に入らなくて困っていませんか。そこで、切り紙で作れる笹の葉を紹介します。作った笹の葉を壁に貼って、その周りに短冊などをつるすだけで、七夕気分が味わえます。

【応用編】七夕飾りの作り方⑤スイカの飾り

【材料】
15cm×15cm 2枚(赤と緑1枚ずつ)
のり
ペン

七夕に飾る野菜の1つとしてスイカがあります。豊作や子どもたちに玉のように育ってほしいという願いを込めて飾られます。今回は半分のスイカと4分の1カットのスイカの2パターンありますので、お好みのサイズのスイカを折ってみましょう。

七夕飾りは普段より特別な折り紙で作ってみよう

七夕飾りを普通の折り紙で折っても良いですが、せっかくであれば少し特別感のある折り紙を使うことをおすすめします。

七夕飾りにぴったりな特別な折り紙①ダイソーで買える透明ちよがみ

ダイソーで販売されている透明ちよがみは、大小2種類の大きさが入っています。透き通る折り紙はとても涼しげに見えるため、暑い時期の七夕にぴったりです。ただし、紙と比べると折り目が付きにくいため、折り紙に慣れているお子様と一緒に使いましょう。

七夕飾りにぴったりな特別な折り紙②子供が喜ぶキラキラオーロラ折り紙

出典:楽天市場 

七夕は星にまつわる行事なので、キラキラしているオーロラ折り紙もおすすめです。普通の折り紙よりも豪華に見えるため、折り紙をより楽しく折ったり飾ったりすることができます。

七夕飾りにぴったりな特別な折り紙③暗闇で光って楽しめる蓄光折り紙

出典:楽天市場 

蓄光折り紙は太陽の光や蛍光灯の光を吸収し、暗い場所でぼんやりと光る性質があります。七夕の星飾りやちょうちんなどを蓄光折り紙で折って、電気を消して光らせて楽しみましょう。緑とピンクの2色が入っていますので、明るい場所で使うこともできます。

 

子供も大人も楽しめる七夕飾りを折り紙で作ろう!

 

七夕には多くの種類の飾り付けがあり、それぞれ豊作や魔除けなどの意味が込められています。折り紙でも簡単に作れますので、お子様と一緒に家族みんなで作ってみてはいかがでしょうか。さらに特別な折り紙を使えば、より七夕を盛り上げることができますよ。