こどもの日は何をして過ごしますか?せっかくなら、子どもと一緒に折り紙でこどもの日にピッタリな飾り付けをしてみてはいかがでしょうか。この記事では、こどもの日に飾り付けたい折り紙作品の作り方を紹介します。子どもと一緒に折り紙を作ることで、より成長が感じられるでしょう。
こどもの日とは?
こどもの日は毎年5月5日で、祝日です。法律によると、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する日」とされています。日本では昔から端午の節句に男の子の健やかな成長を祈願する風習があります。5月の始めの午の日が節句とされていましたが、1948年の祝日法によって5月5日と定められました。
子どもと一緒に折り紙を楽しむコツ
折り紙は子どもの遊びとして昔から楽しまれています。図形への理解を深め、指先の細かい動きを学び、集中力や思考力を育てることができます。子どもと一緒に折り紙を楽しむ工夫を紹介します。
子どもと一緒に折り紙を楽しむコツ①まずはお手本を見せる
まずは折り紙に興味を持ってもらうことが大切です。大人が折り紙で見本として作品を作り、その完成した折り紙で子どもに遊んでもらいましょう。「自分でも作ってみたい!」と興味を持つようであれば、一緒に折り紙で遊んでみましょう。まずは触ったり丸めてみたり、折り紙を触らせてあげると喜びます。
子どもと一緒に折り紙を楽しむコツ②折り紙の端を合わせることを意識するように教える
折り紙に慣れてきたら、簡単な作品からチャレンジしましょう。子どもが折り紙でつまずきやすいポイントは、折り紙の端を合わせて折ることです。手先がうまく動かせない子どもは、きれいに折ることを難しく感じる場合が多いです。片方の手で折り紙を押さえながら折ることや、折り目が自分より遠い上側でなく近いおへそ側にくるようにすると折りやすいことなどを教えてあげてください。
子どもと一緒に折り紙を楽しむコツ③難しい場合は仕上げのみを任せる
どうしても折り紙をきれいに折れなかったり、興味がそこまでなかったりする子どもには、簡単な仕上げ部分を任せてみるのも1つの手です。完成した折り紙にシールを貼ったり、顔を描いたりする作業を任せてみましょう。折り紙で遊んでいくうちに、折ること自体にも興味を持つようになるかもしれません。
こどもの日に作りたい折り紙
ここからはこどもの日におすすめの折り紙を紹介します。子どもの折り紙の上達度に合わせて、どの作品を折るか決めてみましょう。
こどもの日に作りたい折り紙①基本のかぶとの作り方
【材料】
15cm×15cmの折り紙1枚
比較的簡単に作れるかぶとの折り方です。こどもの日に欠かせないかぶとを作ってみましょう。ぬいぐるみやペットの頭に乗せて飾ってもかわいいですよ。
こどもの日に作りたい折り紙②簡単でかわいい鯉のぼりを作ってみよう
【材料】
15cm×15cmの折り紙1枚
12cm×12cmの折り紙1枚
ペンやシール(装飾用に)
大きい鯉のぼりと小さい鯉のぼりを2匹作ります。柄が入った折り紙を使えばそのまま装飾できますが、単色の折り紙を使ってペンやシールで模様を描いても素敵です。目を付けるとよりリアルなので、付けてみましょう。折るのに慣れてきたら、たくさん鯉のぼりを作ってひもに付けて飾りつけてみてはいかがでしょうか。
こどもの日に作りたい折り紙③慣れてきたら作りたい中級者向け鯉のぼり
【材料】
15cm×15cmの折り紙2枚
ペンやシール(装飾用に)
少し飛び跳ねたような躍動感のある鯉のぼりの作り方です。頭の部分としっぽの部分をそれぞれ1枚の折り紙で作り、最後に組み合わせて完成します。頭の部分のほうが難易度が高めなので、しっぽの部分から子どもに挑戦させてみてください。
こどもの日に作りたい折り紙④おままごとにもピッタリなかしわもち
【材料】
7.5cm×7.5cmの折り紙1枚
ペン(装飾用に)
こどもの日に食べるかしわもちも折り紙で作ることができます。小さいサイズの折り紙で難しい場合は、大きい折り紙で作ると作りやすいかもしれません。折り方自体はそこまで難しくないので、挑戦してみてはいかがでしょうか。飾るだけでなく、おままごとの道具としても楽しめます。
こどもの日に作りたい折り紙⑤風でくるくる回る風車の作り方
【材料】
15cm×15cmの折り紙1枚
ストロー1本
つまようじ1本
はさみ
のり
息を吹きかけたり、振り回したりするだけでくるくると回る風車の作り方です。はさみを使うため、大人がいるところで作るようにしてください。立体的に作るのが難しいと感じる方も多いでしょうが、意外と簡単です。この方法はつまようじで簡単に作れますが、風車を傾けると、ストローからすぐに抜け落ちてしまいます。抜け落ちるのが気になるようでしたら、画鋲を使ったバージョンで作ってみてください。
こどもの日に作りたい折り紙⑥お部屋を可愛く飾る鯉のぼりのガーランド
【材料】
15cm×15cmの折り紙(1枚につき2匹の鯉のぼり)
シールやペン(目を付ける用)
ひも
のり
鯉のぼりを何匹も作って紐に通したガーランドを壁に飾ると、一気に華やかになります。鯉のぼりを折る時は15cm四方の折り紙を半分に切り、15cm×7.5cmの長方形の折り紙にして使います。折るのが難しいという場合には、折り紙を鯉のぼりの形に切ってのりで貼ってしまうのもOKです。折った方が厚みが出て、より鯉のぼりらしくなります。
こどもの日に作りたい折り紙⑦難易度アップ!部屋の飾りに作りたいリース
【材料】
15cm×15cmの折り紙8枚(2色あるとより豪華)
のり
リースは折ったパーツを組み合わせて作るため、難易度が上がります。ただし、今回紹介したリースのパーツは、1で紹介したかぶとを元に作るため、子どもでも作れる可能性が高いでしょう。このリースの上に、今まで紹介したこどもの日の折り紙作品を飾ると、より豪華になります。
こどもの日に作りたい折り紙⑧子どもが喜ぶ!かっこいい剣の作り方
【材料】
15cm×15cmの折り紙1枚
かっこいいものが好きな子どもが喜ぶ、剣の作り方を紹介します。折る手順が多いため、難易度は高めです。剣のおもちゃは危ないけれど、折り紙で作った剣なら小さい子どもが振り回しても安全ですね。折り紙にあまり興味がない子どもでも、剣であれば興味を示してくれるかもしれません。
作った折り紙作品を部屋に飾ってみよう
先ほど紹介した折り紙を部屋に飾る方法を紹介します。
折り紙作品の飾り方①軽いものならマスキングテープでOK
折り紙自体はとても軽いため、マスキングテープで壁に貼り付けられます。マスキングテープであれば、壁に糊移りしにくいため、こどもの日が終わったらすぐに剥がせます。
折り紙作品の飾り方②マスキングテープと両面テープを組み合わせる
マスキングテープだけだと少し強度が不安という場合は、マスキングテープと両面テープを組み合わせてみるのもおすすめです。折り紙作品に両面テープを貼って、マスキングテープを貼った壁にくっつけるだけです。または、壁に糊残りしにくい強力なテープも市販されていますので、利用してみてください。
折り紙でこどもの日を楽しもう!
こどもの日を少しでも盛り上げるために、折り紙で飾りを作る方法を紹介しました。ちょうどゴールデンウィークの最後のほうなので、お休み中に家族で楽しめるでしょう。折り紙で子どもとコミュニケーションを取ってみてください。