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Sep 02, 2020

おもちゃを収納する方法は?子どもも大人も満足の収納テクニック

おもちゃで遊ぶ子供の手

散らばりがちな子どものおもちゃは、片付けるのが大変。子どものことを考えて遊びやすさを重視するなど、おもちゃ収納にはいくつかのポイントがあるのです。本記事ではさまざまなアイテムを使った収納術やおもちゃをすっきり収納するコツについて解説します。収納術を身につけ、おもちゃを整頓しましょう。

子どものおもちゃを上手に収納するポイント

積み木を持って遊ぶ子ども

子どもが遊んだ後のおもちゃは散らばりがち。気づいたら部屋中におもちゃが散乱していた、ということはよくあります。おもちゃをきれいに片付けるには、ポイントを押さえることが大切です。ここではおもちゃを上手に収納するためのポイントを紹介するので、ぜひ参考にしてください。

不要なおもちゃは処分する

まずは、収納する前に必要なおもちゃと不要なおもちゃに分けてください。子どものおもちゃは、どんどん増えていきます。成長するごとにできることが多くなり、選べるおもちゃの範囲も広がるため、いつの間にか収納場所におもちゃが収まらなくなりがちです。そのようなことを防ぐため、おもちゃは定期的に見直しをするのがおすすめ。

 

すべてのおもちゃを出して「いるもの」と「いらないもの」に分けます。親の意見だけでなく、子どもの意見を聞くことが大切なポイントです。親がいらないと感じていても、子どもがどうしても残しておきたいおもちゃは、許せる範囲で残すようにしてみてはいかがですか。

しまう場所をしっかり決める

おもちゃの片付けは、子どもと一緒にやるもの。親だけですべてを決めるのではなく、子どもと一緒にしまう場所を決めるのがポイントです。そうすることで、子どもに片付けの習慣がつきやすくなります。「お絵かき用の道具」「人形」「プラレール」など、ジャンル別にしまう場所を決めるのがおすすめです。

 

子どもが遊びやすいようにイラスト・シール・写真を始めとした目印を貼ると良いでしょう。何がどこに入っているのかすぐにわかるので、片付けるときに便利です。子どもの興味を引くようなモチーフを活用してみてください。

 

ボックスやカゴを使った子どものおもちゃ収納法

ぬいぐるみが入った布ボックス

コストをかけず、おもちゃを収納したいときに役立つのがボックスやカゴです。おしゃれなボックスやカゴを使えば、インテリアとしても楽しめるのが嬉しいポイント。ボックスとカゴを活用したいときにおすすめの収納方法をそれぞれ紹介します。

ボックスにジャンル別で収納

値段がお手ごろなボックスは、ジャンル別の収納に便利です。さまざまな種類の中でおすすめしたいのが色の種類が豊富なボックスです。色別におもちゃを分けると、子どもも何がどこに入っているのかすぐにわかり、遊びやすくなります。

 

単色ボックスの場合は、シールや写真でラベリングすればOK。ボックスに入れるおもちゃのジャンルは、子どもに決めさせるとお片付けルールが身につけやすくなります。ジャンル分けが難しいおもちゃ用に「なんでもボックス」も作っておきましょう。判断しにくいおもちゃを片付けやすくなります。

カゴを使ってナチュラルに収納

ナチュラルテイストのカゴやバスケットは、部屋のインテリアを邪魔しにくいのが魅力です。取り出し口が広く、子どもにとっておもちゃの出し入れがしやすく、後片付けもしやすいメリットがあります。

 

生活感を出したくない場合は、上に布をかけておくと簡単にカバーできます。麻布など、カゴやバスケットのテイストに合った布を選んでみてください。布製のバスケットなどは、100円ショップを始めとした身近なお店でリーズナブルに購入できます。

棚を使った子どものおもちゃ収納法

ぬいぐるみや本が乗った棚

棚は、おもちゃ収納の強い味方。おもちゃをすっきり収納できるだけでなく、子どもの成長に合わせて使い方を変えられる点も大きなメリットです。ここではオープンタイプのラックを使った収納と棚をDIYして収納する方法を紹介します。好みに合わせた方法で棚を活用しましょう。

 

オープンタイプのラックにボックスごと収納

オープンタイプのラックなら、おもちゃを入れたボックスやカゴをそのまま収納できます。子どもが遊びやすいように、身長に合わせた高さのラックを選ぶのがおすすめ。

 

シンプルなデザインのラックは、子どもの成長に合わせて使い方が変えられます。おもちゃで遊ばない年齢になったら、学校や習い事用の道具を収納する場所にするのも良いでしょう。棚板の追加が可能など、可変性の高いラックなら生活スタイルの変化に合わせて活用しやすいです。

棚をDIYして便利に収納

棚板やレンガなどを組み合わせてDIYすれば、オリジナルの棚が作れます。おもちゃの量やスペースに合わせて収納力を調整できるのがメリットです。遊ぶおもちゃが少なくなったら棚のスペースを小さくしたり、他のものを収納しやすくアレンジしたり、いろいろな方法が考えられます。

 

ジャンル分けをしたおもちゃ用のバスケットやボックスと組み合わせることで、収納力がアップ。DIYならコストをかけずに棚を作れるのも嬉しいポイントです。お気に入りのアイテムを使って、オリジナルの棚を作ってみましょう。

空きスペースを活用した子どものおもちゃ収納法

並んで置かれたぬいぐるみやおもちゃ

かさ張りやすいおもちゃは、できるだけすっきりと整理したいもの。そこで活用したいのが、家の中の空きスペースです。空きスペースを上手に活用すれば、幅をとらずにおもちゃを整頓できます。ここでは押し入れやベッドの下におもちゃを収納する方法を紹介するので、理想の空間を作ってみてください。

押し入れの下段にサクッと収納

子どもの手が届きやすい押入れの下段は、おもちゃを収納するのに適したスペース。子どもが出し入れしやすいように、キャスター付きの衣装ケースを使うと便利です。使わないときは押し入れにしまっておけるので、部屋の中をすっきりと見せられるでしょう。

 

ジャンル別のおもちゃボックスを衣装ケースに入れれば、しまう場所を簡単に分けられます。高さがあるおもちゃは衣装ケースに入れず、そのまま押し入れに収納するのもおすすめです。

ベッドの下にすっきり収納

有効的に活用できる場所として、ロフトベッドや高さのあるベッドの下にも注目してみましょう。高さのあるベッドなら大きめのおもちゃも収納しやすいです。十分なスペースがあるなら、ボックスを入れたり棚をDIYしたりするのもおすすめです。

 

「ベッドの下におもちゃを入れたら想像以上に目立った」という場合は、布で目隠しすれば大丈夫。子どもが好きなデザインの布を使えば、おもちゃを出したり片付けたりするのが楽しくなりそうです。

リビングに子どものおもちゃコーナーを作るコツ

おもちゃを前に笑顔を浮かべる子ども

子ども部屋がないときは、リビングにおもちゃコーナーを作る場合も。リビングのおもちゃスペースは「子どもの様子を観察しやすい」というメリットがある反面、「リビング全体がゴチャゴチャしやすい」というデメリットがあります。こちらではリビングの雰囲気を壊さないように、素敵なおもちゃコーナーをつくるコツを紹介します。

インテリアに合わせた収納グッズを使う

リビングの雰囲気をキープしたいときは、収納グッズのデザインにこだわることが大切。ナチュラルな雰囲気なら、ウッド系の収納ボックスやバスケットを使うと馴染みやすいです。モダンテイストなリビングには、モノトーン調のボックスにすると雰囲気に合うのではないでしょうか。

 

このようにリビングのイメージカラーと、収納グッズの色を合わせることで一体感が出るので、その点に着目して収納グッズを揃えましょう。全体の印象を壊さず、おしゃれにおもちゃ収納ができます。

ゴチャつく部分は布で目隠し

おもちゃが雑多に並び、生活感が気になる場合は布などで目隠しするのがおすすめ。どんなに気をつけていても、大きなおもちゃはボックスやカゴに入れにくく、そのままの状態で出しておくことが多くなります。そんなときにサっとかけられるカーテンがあれば、急な来客があった時も安心です。突っ張り棒を使えば、棚にも簡単にカーテンが設置できます。

子どものおもちゃをすっきり収納しよう

モノトーンでまとめた子ども部屋

ゴチャゴチャとしがちな子どものおもちゃですが、工夫次第できれいに収納できます。今回紹介した収納方法は、どれも簡単に試せるものばかり。まずは不要なおもちゃの整理を行い、収納について見直してみてください。

 

また、子どもにとって遊びやすく、片付けやすい収納であることも重要なポイント。片付けの習慣をつけることは、今後の成長にも良い影響を与えます。おもちゃをきれいに収納して、家族で快適に過ごせる空間にしていきましょう。