種類が豊富なお弁当箱は、機能性や素材などチェックして、自分に合ったものを選ぶことが大切です。本記事では、お弁当箱の選び方やお弁当を詰めるときのポイントを解説。また、おすすめの商品やお弁当作りが楽しくなるグッズも紹介します。自分に合ったお弁当箱を選び、楽しいお弁当生活を送りましょう。
お弁当箱を選ぶ時のポイント
毎日のように使うお弁当箱は、機能性やお手入れの仕方など、自分にとっての使いやすさを見きわめて選ぶことが大切です。まずは、お弁当箱を選ぶ時のポイントを紹介します。
①機能性で選ぶ
保温や保冷機能に優れているのが、魔法瓶(真空断熱構造)のお弁当箱です。ごはんを温かいまま長時間キープしたり、暑い季節には冷たいスープや麺料理なども保冷できます。最近では、出かける時にスープなどの食材を入れておくと、昼までには調理が完了するアイディアレシピでも話題に。
フタに保冷剤が内蔵されているものや、持ち歩いている間にごはんが炊けるもの、食べたら洗って繰り返し使える、ポリプロピレン素材の折りたたみ弁当箱など、さまざまな機能のお弁当箱があります。
②素材で選ぶ
お弁当箱に使われる素材は、プラスチック製・ステンレス製・木製などが多いです。プラスチック製のお弁当箱は、軽くてデザインが豊富な上、比較的リーズナブルなものが揃っています。電子レンジや食洗機で使えるものが多いです。汚れ落ちがよく丈夫で、長く使えるのはステンレス製のお弁当箱。さびや傷もつきにくく、においや色移りも少ないですが、電子レンジでは使えないため、注意しましょう。
木製のお弁当箱は、吸湿性に優れており、食材が蒸れずに傷みにくいため、作りたてのごはんの美味しさを長く保てるのが特徴です。なかでも、軽くて丈夫と人気なのが、円筒形のお弁当箱「曲げわっぱ」。杉やヒノキによる殺菌効果も期待でき、ほんのり漂う木の香りがお弁当の味を引き立ててくれます。
③形状で選ぶ
お弁当箱は、持ち運びやすさや、おかずの内容によって適した形状のものを選びましょう。1段のお弁当箱は、自由にレイアウトができ、見栄えの良い盛り付けがしやすいのが特徴。エビフライなどの長いおかずも入れやすいです。おかずとごはんを分けて入れられるのが2段式。バッグに入れやすいスリムタイプや食べ終わったら重ねてコンパクトに収納できるものもあります。
汁もの・丼もの・パスタ・サラダには、ジャー機能の付いたものやボウル型が、おにぎりやサンドイッチなどには、食べ終わったら薄く折りたためるケースがおすすめです。
④お手入れのしやすさで選ぶ
形状や素材の特性を知り、お手入れしやすいものを選ぶことも重要です。洗いやすいのは、コーナーがなめらかで凸凹が少ないお弁当箱。電子レンジや食洗機を使いたい場合は、耐熱性があるかどうか、パッキン付きなら簡単に取り外して洗えるかなどもチェックしましょう。木製のお弁当箱は濡れた状態で放置すると、カビが発生しやすいことも頭に入れておく必要があります。
おすすめのお弁当箱4選
ここでは、保温や保冷、持ち運びしやすいお弁当箱など、おすすめの商品を紹介します。
サーモス ステンレスランチジャー
ごはん・おかず・スープの3つの容器を、真空断熱の保温容器にまとめて入れて、コンパクトに収納できます。女性にピッタリのサイズで、コーラルピンクとネイビーの2色があり、かわいい専用バッグ付きです。食洗機対応でお手入れもしやすく、フタ以外は電子レンジでも使えます。
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シービージャパン 弁当箱 クリアピンク
立てて持ち運べる画期的な薄型弁当箱です。独自のシーリング構造で汁が漏れるのを防ぎ、4点ロックでフタと本体をしっかり固定。レイアウトを自由に決められる可動式の仕切りと、ランチプレート気分が味わえる一体型の仕切りが付いています。コーナーは滑らかな設計で、パッキンも一体成形なので、洗いやすくてお手入れも簡単です。
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GEL-COOL Fitシリーズ SLIM SL
暑い日でも安心して使えるのがこちらのお弁当箱です。フタに保冷剤が内蔵されているので、安心して持ち運びができます。手になじみやすいスリムな形状で2段式なので、ビジネスバッグにもスッキリ収納でき、女性にちょうど良いサイズです。フタ以外の本体・仕切りは、電子レンジと食洗機にも対応しています。
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イエロースタジオ ドーム1段ランチボックス グレー
フタがドーム型になっているので、おかずがつぶれずキレイでボリュームのある盛り付けができます。手のひらに収まりが良く、屋外や車中などで膝にのせても食べやすいサイズです。ネイビー・サックス・グレー・レッドと、4つのカラーバリエーションがあります。
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お弁当を詰めるときのポイント
お弁当を詰める時には、衛生面や盛り付けを考えながら詰めることが大切です。ここでは、お弁当を傷みにくくするポイントや、美味しく見える盛り付け方について紹介します。
衛生面に配慮する
<水気を切る>
水分量が多い生ものは、傷みやすいので避けた方が安心です。また、前日におかずを詰めて冷蔵庫で保存する方法は、次の日までに水分が出て菌が増殖しやすくなるため、できるだけ控えた方が良いです。
<加工品も火を通す>
ハムやウインナー、ちくわなどの加工品も、火を通してからお弁当箱に詰めることをおすすめします。おかずが熱いうちに詰めてフタをすると、蒸気がこもり水滴が発生してしまうため、冷ましてから詰めると安心です。
<味付けに工夫する>
濃い目や酸味の多い味付けにすると保存性が高まります。殺菌効果の高い梅干しや生姜・ニンニクなどの食材を取り入れるのもおすすめ。前日に下ごしらえをする場合は、食材の味付けまでにして、調理は当日の朝にすると良いでしょう。
おかずの盛り方や彩りを工夫する
詰め方の順番は、最初にごはんを詰め、次に大きいおかず、形が崩れやすいおかず、隙間を埋める小さいおかずの順に詰めましょう。おかずを斜めに立て、飛び出て見えるように立体感を意識して盛り付けすると、視覚が刺激されて食欲がそそられます。野菜の緑を上手に使えば、彩りがきれいになり、より美味しそうに見えるので、おすすめです。
お弁当作りが楽しくなるグッズ
毎日のお弁当作りでは、おかずの内容や盛り付けを考えたり、後片付けしたりと何かと作業が多いもの。ここでは、お弁当作りが楽しくなるグッズを紹介します。
シンカテック ベジカップレタス
お弁当に野菜の色味がほしい時に、おすすめのお弁当カップです。まるで本物のレタスのように彩りがきれいなので、水分が出やすい生野菜を入れなくても大丈夫。洗って何度でも使える上に、抗菌効果があるので衛生的にも安心です。お弁当だけでなく、普段の食卓にも使えます。
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トリプルパン24cm
3種類のおかずが1度に作れるフライパンです。フタをすれば、蒸し料理やボイルも簡単にでき、時短と洗い物削減で、お弁当作りも楽になります。お弁当だけでなく、日々の食事づくりにも活躍しそうです。
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むす美 katakata むすび 風呂敷 104 くまとさけ グリーン
型染めアーティスト『kata kata』デザインの風呂敷です。大判風呂敷サイズ(104×104cm)なので、お弁当箱やお土産などもきれいに包めて、インテリアとしても活用できます。ゴリラや猫、フクロウなどデザインも豊富。お気に入りの柄の風呂敷でお弁当を包み、楽しいランチタイムを過ごしましょう。
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お気に入りのお弁当箱で、楽しいお弁当生活を
お弁当箱を選ぶ時は、機能性や素材だけでなく、自分の生活スタイルやメニューに合ったタイプを選ぶことが大切。お弁当を詰める時のポイントを意識したり、便利なお弁当グッズを使ったりしながら、楽しいお弁当生活を送りましょう。