一人暮らしのスタート。洗濯機は種類が豊富で、どれを選べばいいのか迷ってしまいますね。頻繁に買い替えるものではないので、いろいろなメーカーの洗濯機を見比べ、自分の生活スタイルに合ったものを購入することが大切です。
ここでは、洗濯機を選ぶときのポイントを大きく3つにまとめてご紹介します。洗濯機購入前に、ぜひチェックしてみてください。
MOKUJI
洗濯機を選ぶポイント
洗濯機を選ぶ際にチェックしたいポイントは、「容量・機能・タイプ」の3つです。間取りに洗濯機置き場があるなど、洗濯機は設置する場所が決められていることが多いので、購入前に設置場所の広さは必ずチェックしておきましょう。
洗濯物の一回の量や設置場所、生活スタイルを考慮して、自分にとって使い勝手がいいものを選びましょう。
一人暮らしの女性なら5kgが一般的
容量が5kgの洗濯機は、賃貸マンションでの設置も問題なくできるため、毎日こまめに洗濯する人にはおすすめです。
賃貸マンションの洗濯置き場に用意されている洗濯機台は、基本5kgの洗濯機が設置できるように考えられています。そのため、5kgまでの洗濯機なら、基本設置に困る心配はありません。
大人一人の一日あたりの洗濯量は、約1.5kg。過度なまとめ洗いをしなければ、二日に一回の洗濯でも、5kgの洗濯機で十分カバーできます。
一人暮らしの一台目としては、サイズ的にも値段的にも選びやすい洗濯機です。自分の洗濯頻度も考慮しながら、容量を決定しましょう。
*購入前の設置場所のチェックは忘れずに
賃貸マンションの場合、基本的に5kgまでの洗濯機の設置は可能ですが、住む場所によっては、サイズが合わないため、置けない可能性があります。
念のため、事前に設置場所を確認しておくことが大切です。洗濯機を置く台の幅、蛇口の位置、コンセントの位置、高さなどは、あらかじめ測っておくと、購入の際に設置状況に関して心配する必要がなくなります。
また、洗濯機を家までスムーズに届けてもらうために、玄関やエレベーター、階段や廊下などの幅もチェックしておくのもポイントです。事前のチェックは、洗濯機選びの失敗を防ぐコツです。
機能を求めるなら7kg以上
容量が7kg以上になると、乾燥機機能がついていたり、インバーターが搭載されていたりと、機能性が高くなります。
5kgの洗濯機と比べると、値段は高くなりますが、機能性が高いもので長く使いたい人や、節水節電が気になる人にはおすすめです。
また、7kgの容量があれば、洗濯物をまとめ洗いや毛布やシーツなどの大きな洗濯物にも問題なく対応できます。
乾燥機機能付きは、天気にかかわらず洗濯ができるため、家事効率がアップ。冬場の湿った洗濯物や、生乾きの心配がなくなります。
乾燥することで洗濯槽の水分も乾くので、カビ予防にもなります。インバーター搭載の洗濯機は、モーター回数が自在に制御できるため、流れる電気の量を調節。節水節電効果が期待でき、音も静かなためマンションやアパートなどでも最適、後々まで満足して使うことができます。
その他の機能としては、カビ対策機能・風呂水ポンプ付き・温度センサー・自動おそうじ機能・予約タイマーなどがあり、より自分の生活スタイルにあわせた洗濯機を選ぶことが可能です。
タイプ別の特徴
洗濯機のタイプは、主に縦型とドラム式型の2種類に分かれます。それぞれサイズや価格、洗浄方法が異なるため、購入する前に特徴を把握しておけば、納得のいく買い物ができるでしょう。
縦型はスリムで設置しやすく低価格、ドラム式は乾燥機能に優れているなど、それぞれのタイプには特徴があります。タイプの違いを理解して、自分が望む機能を持つ洗濯機を選びましょう。
*スリムで設置しやすい縦型洗濯機
縦型洗濯機は、従来からある一般的な洗濯機のかたち。上の蓋をあけ、洗濯物を出し入れします。ドラム式に比べ、本体のサイズがスリムなため、設置場所に困りません。設置しやすく引っ越しもしやすいので、一人暮らしの方におすすめです。
洗浄方法はもみ洗い。洗濯物をこすり合わせて洗うため、洗浄力が高く、汚れ落ちがいいのが特徴。スポーツをしていて衣類の汚れが気になるなど、洗い残しがないようにしたい人に最適です。
洗浄力を重視する人にはもちろん、価格が幅広く機能も豊富なため、価格重視の人にもおすすめします。ただし、乾燥機能に特化はしていないため、洗濯物は自分で干す必要があります。
*乾燥機能に優れたドラム式洗濯機
ドラム式洗濯機は、デザイン性が高いため見た目がオシャレ。前側に扉をあけ、洗濯物を出し入れします。大きな扉には、大物衣料も出し入れしやすいというメリットがあります。縦型に比べ、サイズが大きいため、設置には比較的広いスペースが必要になります。
洗浄方法は、たたき洗い。ドラムを回転させることで、衣類を持ち上げたりおとしたりして洗浄します。衣類同士の摩擦が少ないため、縦型よりも衣類の痛みや縮みが軽減され、洗剤や水の量が少なくすむのが特徴です。
ドラム式の洗濯機は一般的に縦型よりも本体の価格が高くなりますが、節水機能に優れているため、水道代を節約したい人におすすめです。
またドラム式は構造上、衣類に空気がふれやすく、素早く乾燥できるため、乾燥機能を重視する人におすすめします。洗濯物がふんわり仕上がるようにする機能や、シワを伸ばして乾燥させる機能など、豊富な乾燥機能を持っているのもドラム式の特徴です。洗濯物を干す時間が無い、忙しい社会人の方にぴったりです。
おすすめの小型洗濯機
ここでは、一人暮らしにおすすめな洗濯機をピックアップ。コンパクトで機能が充実しているものを中心に厳選しました。洗濯機選びの際の参考にしてくださいね。
ハイアール 全自動洗濯機JW-C55D-W
出典:Amazon
ハイアールの小型洗濯機は、最短10分で洗濯が終わる「お急ぎコース」、しわになりにくい「しわケア脱水」など、忙しい社会人に嬉しい機能が満載。また、一度設定した内容を覚えて、繰り返し使える「自分流コース」など、毎日の洗濯をスムーズにする工夫がなされています。
汚れをしっかり落とす「高濃度洗浄機能」も搭載で、洗浄力が気になる人におすすめ。高さが89cmと低めなので、設置しやすいのもポイント。5.5kgの容量も一人暮らしにぴったりです。
maxzen 5.5kg 全自動洗濯機 JW55WP01WH
出典:Amazon
衣類へのダメージを少なくするソフトコースや、がんこな汚れを落としたいときに便利な強洗コースなど、5種類の洗濯コースから洗濯物に合ったコースが選べます。
洗濯終了時刻を予約できる、最長24時間の予約機能がついているので、起床や帰宅に合わせて洗濯を終わらせておくことが可能。予約した時間に洗濯物が干せるので、洗濯の終了時刻に生活のリズムを崩されることなく過ごせます。おしゃれ着をこまめに洗濯する人、予約機能を使って洗濯時のストレスを減らしたい人におすすめです。
お気に入りの洗濯機をみつけよう
洗濯機は、日々の生活に欠かせない家電製品の一つ。従来からある縦型洗濯機に、乾燥機能に優れたドラム式洗濯機も加わり、豊富な選択肢の中から自分に合った1台を選ぶことができます。
洗濯機の技術は日々進化しており、乾燥機能はもちろん、洗濯と同時に自動で洗濯槽を洗う機能や、カビ防止機能、おしゃれ着や毛布を洗うコース機能など、高機能な洗濯機が増えています。
せっかく購入するなら、使い勝手がよく、長く使えるものを選びたいですね。しっかり吟味して、あなたの生活環境や生活スタイルに合わせた、お気に入りの洗濯機をみつけましょう。