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Oct 22, 2020

北欧インテリアに近づけるコツ5選!どんなデザインの家具や雑貨がおすすめ?

白を基調した部屋のインテリア雑貨

ヨーロッパ北部の国々で生まれた北欧インテリアは、ナチュラルでシンプルな雰囲気が魅力です。本記事では、そんな北欧インテリアに仕上げるためのポイントを紹介します。取り入れておきたいおすすめ北欧ブランドも要チェック。ぜひおしゃれなインテリア作りを楽しんでみてくださいね。

まず確認!北欧インテリアの基礎知識

観葉植物がたくさん置かれた部屋

 

ヨーロッパの北にある国々で生まれたインテリアのことを「北欧インテリア」と呼びます。ここでは、そんな北欧インテリアの基礎知識を紹介します。北欧に対する知識を深め、素敵な空間作りを目指しましょう。

モデルはヨーロッパの北に位置する4ヵ国

ヨーロッパの北に位置するノルウェー・フィンランド・スウェーデン・デンマークが北欧インテリアのモデルです。これらの4国は寒い地域に位置するため、長い時間を過ごす家に「居心地の良さ」を追求する傾向があります。そこで、「誰もがほっと落ち着ける」という北欧インテリアのベースが生まれました。

 

北欧インテリアと聞いてIKEAを思い出す人も多いのではないでしょうか。それもそのはず、IKEAはスウェーデン発の家具量販店です。現在は北欧だけでなく、日本を含めた世界各国で人気を集めています。北欧インテリアのイメージをつかみたいときは、IKEAをチェックしてみるのもおすすめです。

基本は「ナチュラル&シンプル」がベース

ナチュラルかつシンプルなコーディネートは、北欧テイストに仕上げるための基本。日照時間が短い冬が長期間続く北欧では、暗い夜でも部屋を明るく見せる白がメインカラーになりやすいのです。憧れの北欧インテリアを作るのであれば、ぜひ白を中心にコーディネートしてみてください。

北欧インテリアに近づけるコツ5選

L字型のソファが置かれたリビングルーム

 

「なかなか北欧のような雰囲気が出ない…」というときは、配色やファブリックのデザインなどのポイントを押さえると解決の糸口が見つかるかもしれません。ここでは、北欧インテリアを実現するためのポイントを紹介します。イメージ通りに仕上げるための参考にしてみてください。

①部屋のテーマカラーを決める

まず決めるべきは部屋のベースカラーです。あらかじめベースカラーを決めておけば、家具や小物も選びやすくなります。ちなみに、北欧インテリアではメインを白とし、グレーなど淡い色をベースとする場合が多いです。

 

ベースカラーが決まったら、テーマに合わせて家具や雑貨の色を決めます。ブラウンやグリーンでナチュラルに仕上げたり、ダスティピンクやイエローで大人っぽく彩ったり、ビビットカラーで遊び心を強調したり…。目指すテーマに沿った色を加えてみましょう。

②カーテン等のファブリックにこだわる

アクセントを入れたり、個性を出したりで活躍するのが「ファブリック」です。カーテンやベッドカバー、クッションカバーなどは北欧デザインの雑貨を扱うお店で揃えるなどしてこだわってみましょう。部屋に物足りなさを感じたら、アクセントになる大胆な柄ものをいれるのがおすすめです。「派手な柄はちょっと…」という人は、モノクロやナチュラルなカラーの柄物を取り入れてみてください。

③照明の位置を工夫する

居心地の良い空間作りを大切にする北欧インテリアでは、リラックスしやすくなるよう照明の配置を重視する傾向があります。落ち着いた雰囲気を演出したいときには、複数の照明を低めに吊るしてみましょう。やわらかな光がひと所に集まり、ゆったりとした空気感を作ります。温かみのある空間作りのため、間接照明を部屋の角に置くのもおすすめ。どの配置だと居心地が良く思えるか、いろいろ試してみてください。

④テーブルや大きめの家具はシンプルなものを選ぶ

柄物ファブリックなどアクセントとなる小物を使うことが多い北欧インテリアでは、テーブルなどの大きい家具は装飾が控えめでシンプルな家具を使うことでバランスが良くなります。

 

北欧らしさを演出しやすいのは木製の家具ですが、必ず木製である必要はありません。他にも合う素材もあるはずなので、全体のイメージを照らし合わせながら選んでみましょう。

⑤グリーンを取り入れる

ナチュラルな雰囲気作りをするために、グリーンは有効的なアイテムです。部屋のアクセントカラーにもなるので、配色に物足りなさを感じる場合にも取り入れてみてはいかがでしょうか。


大きなグリーンを飾るスペースがない場合は、小さな多肉植物やサボテンを取り入れるのも1つの方法です。こまめに管理することが難しいときは、週に数回水やりすればOKとされている乾燥に強いタイプやフェイクグリーンがぴったり。無理せず取り入れられるグリーンを選んでくださいね。

北欧インテリアの家具や雑貨を選ぶポイント

黄色い椅子が置かれた部屋

デザインを意識して家具や雑貨を選ぶことは、北欧インテリアに近づけるために欠かせません。ここでは、どのようなデザインがおすすめなのかを具体的に解説します。家具や雑貨選びに迷ったときの参考にしてみてください。

やわらかな曲線美の家具を選ぶ

ふんわりとした雰囲気の北欧インテリアには、曲線を描いた家具がマッチします。丸みを帯びたデザインは、モダンかつやわらかな雰囲気を演出できるのが魅力です。

 

そこで特におすすめしたいのが、「曲木」を用いて作られた家具。「曲木」は蒸気の熱を使って木を曲げて曲線美を生み出す、北欧家具によく見られる技術です。北欧系の家具・インテリアショップなどを訪れた場合は注目してみましょう。

鮮やかな色を使った小物を選ぶ

小物は、思い切ってビビットカラーを選んでみませんか?北欧のテキスタイルにはビビッドカラーを使ったデザインが多いので、1つ取り入れるだけで部屋の北欧っぽさがアップします。メインカラーやベースカラーが落ち着いている分、鮮やかな色が際立ちおしゃれな印象になるのも嬉しいポイントです。

 

人気のカラーは、ピンクやオリーブグリーン、マスタードイエローなどです。あまりハッキリとした色味は好みでないならパステルカラーがおすすめ。他の色との組み合わせも考えながら、自分好みの配色に仕上げられる小物を選んでください。

北欧インテリアのおすすめブランド

象の置物や観葉植物などが飾られた壁際

最後に、北欧テイストのおすすめブランドを紹介します。ここでピックアップする3つのブランドは、「おしゃれ」と人気を集める注目のブランドです。北欧インテリアにぴったりなアイテムがそろっているので、チェックしてみてください。

ポップで可愛い「マリメッコ」

フィンランド発の北欧ブランドとして、世界中で愛されているのがマリメッコです。花柄を始めとしたポップなデザインが有名で、ひと目見て「マリメッコだ」となる特徴的なデザインが豊富にそろっています。

 

マリメッコオリジナルのテキスタイル製品をファブリックパネルにDIYし、インテリアに取り入れる人も多いです。お好みのテキスタイルを選んで、自分だけのファブリックパネル作りに挑戦するのも楽しそうですね。

 

天然素材にこだわっている「クリッパン」

140年以上愛され続けているスウェーデン発のブランド・クリッパンもチェックしておきたいところ。ウールやコットンなど、天然素材にこだわっているのがポイントです。ナチュラルテイストの北欧インテリアにフィットしやすいデザインの商品が充実しています。

 

比較的控えめな色使いなので、落ち着いた雰囲気が好きな人におすすめです。上品でほっこりと温かみを感じさせるクリッパンのアイテムを使えば、ワンランク上の北欧インテリアに仕上がるでしょう。

シンプルかつおしゃれ度が高い「イッタラ」

フィンランド生まれブランド・イッタラは、魅力的なテーブルウェアがそろっています。シンプルながら存在感のあるアイテムが多く、北欧でまとめた部屋の食卓にもぴったりです。

 

アイテムごとのカラーバリエーションが豊富なので、さまざまな組み合わせを楽しめるのも特徴です。カラフルな「ORIGO(オリゴ)シリーズ」や、キラキラ光るガラスやフラワーモチーフが美しい「FLORA(フローラ)シリーズ」など、テイストの異なるシリーズがいくつもあるので、好みに合わせて選んでみてください。

コツを掴んで北欧インテリアを楽しもう

大きな照明がソファの横に置かれた部屋

「どういう風に家具や雑貨を組み立てれば良いかわからない」となっても、家具やファブリックの選び方にこだわり、居心地の良さを意識するなど、コツを掴めば理想に近づけられます。本記事で紹介したコツを実践して、素敵な北欧インテリアに仕上げてみませんか?