靴の数が増えすぎると、靴が靴箱に収まらず玄関に溢れてしまうこともあります。玄関や靴箱の整理整頓には、収納に便利なグッズを利用したり、新たに収納スペースを設けたりするのがおすすめです。本記事では、靴箱収納のコツやアイディア集、靴箱以外の場所に収納する場合のアイディアなどを紹介します。
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靴箱収納をすっきりと整理するコツ
キレイに整えられた靴箱収納を叶えるには、スペースやグッズなどを上手く利用して整理するのがポイントです。ここでは、靴箱をすっきりと整理するコツを紹介しましょう。
靴箱に収納する靴を決める
スペースが限られた靴箱内を整理するには、まず必要ではない靴がないかをチェックしてみましょう。日常使う靴は意外と少ないものです。サイズが合わない、またはデザインが流行遅れになったなどで、履かなくなったものがないかチェックしてみてください。また、季節柄使わないものは、別の場所に保管すると収納力がアップしますよ。
便利グッズを使って整理する
できるだけたくさんの靴を整理したい場合は、靴収納に特化した商品を利用すると良いでしょう。また、100均などで売られているグッズも、取り入れ方次第で収納力が増ます。
靴箱周辺のデッドスペースに収納をDIYする
自分や家族にとって使いやすいよう、棚をDIYするというのも1つの手です。自作なら、靴箱の下や玄関ドアの近く、靴箱の扉の裏など、好きな場所を収納場所にできますよ。
【靴箱収納】便利グッズを使ったアイディア
靴収納に特化した商品や100均商品などを使うと、収納力がアップするだけでなく、見た目もすっきりとまとめられます。ここでは、便利グッズを使った靴箱収納のアイディアを紹介しましょう。
100均のボックスやカゴを使う
100均などで売られているカゴやボックスでも、揃えて使うと統一感が出てきれいな収納が叶います。ファイル用のボックス、プラスチックのトレイ、取っ手が付いたカゴなど、靴箱や靴のサイズに合うものを揃え、整理してみましょう。
小さい子ども用の靴なら、1つのボックスに数足入ります。サイズアウトしたものを入れておくのにも便利ですね。
シューズホルダーを使う
収納スペースを増やしたい時のおすすめグッズが、シューズホルダーです。重ねて置くことで、高さも活用できるのがメリット。高さが調節できるシューズホルダーなら、大きい男性用の靴、底の厚い靴の整理にも便利です。
滑り止めが付いているものや、取り出しやすいように指入れ用の穴が開いているものなど、使い勝手の良い工夫がされているものがおすすめ。靴底が棚板に直接付かないものなら、汚れにくく掃除も楽ちんですよ。
シューズボックスを使う
シューズボックスは、靴箱やそれ以外の場所でも使えて便利。靴箱や棚に入れておきたい場合は、開け閉めしやすい前開きタイプ、どの靴が入れてあるのかが一目でわかる透明なシューズボックスがおすすめです。シューズボックス単体で玄関に重ね置いておくと、脱いだ靴をすぐ収納できるので、玄関に出しっぱなしの靴が少なくなりますよ。
ブーツや雨靴は吊るして収納する
靴箱に入れると場所を取ってしまうのが、ロングブーツや長い雨靴。よく使う季節には、ピンチ付きのハンガーとS字フックを利用して、吊るす方法もおすすめです。靴箱の下にある空間に吊るせば、型崩れも防げますよ。シーズンオフには、靴箱以外の場所に収納しておくと良いでしょう。
靴ハンガーに掛けて収納する
高さがないパンプスや子どもの靴は、靴ハンガーが大活躍。靴箱に突っ張り棒を取り付けて、靴をハンガーに掛ければ、たくさんの数を収納できます。
ハイヒールが多い場合は、突っ張り棒だけを使うのもおすすめです。片方を奥に置き、もう片方はヒールを突っ張り棒に掛ければ、ホルダーなしでも高さを活用した収納ができます。
吊り下げラックで上下を仕切る
100均などにある吊り下げラックは、キッチンでよく利用されますが、靴箱の上下の仕切りとしても使えます。金具が必要ない掛けるだけのタイプを選べば、取り付けに手間がかからず簡単です。ラックの中に入れるのは、パンプスやサンダルなど軽めのものがおすすめです。
【靴箱収納】デッドスペースのDIYアイディア
なるべく靴箱や玄関周りで靴を保管したい場合は、空いた空間に使いやすい収納棚を設置するDIYをするのもおすすめです。ここではデッドスペースを利用した、靴箱収納のDIYアイディアを紹介します。
靴箱の下に収納棚を作る
下のスペースが開いている靴箱であれば、そこに棚を追加してみましょう。隙間のサイズに合わせて木箱や板を組んでみてください。仕切る数は、靴の大きさや数に合わせるのがポイントです。
また、100均やホームセンターで入手できるすのこ、キャスターで簡易的な引き出しを作るのもおすすめです。出し入れがしやすく、掃除も楽にできますよ。
玄関ドア周辺のデッドスペースに収納棚を作る
毎日のように使う靴を、毎回靴箱に入れて直すのは少し面倒ですよね。そんな時は、玄関のドア周りに扉のない収納棚を設けるのがおすすめ。小さい子どもがいる場合は、自分で片づけたり選んだりできるような位置にすることがポイントです。
棚のサイズを決めてホームセンターで板をカットしてもらい、棚受けの金具を使って組むやり方が簡単です。
靴箱の扉の裏に小物用の収納スペースを作る
平らで厚みのないスリッパは、靴箱の扉の裏にスリッパ掛けの金具を取り付けて収納すると、玄関の上り口がすっきりします。
扉の裏にフックを付けて、玄関を掃除するホウキや鍵などを掛けるのも良いですね。それぞれ隠せるだけでなく、必要な時にさっと手に取れるというメリットもあります。
靴箱以外の収納アイディア
ここでは、靴箱とは別の場所に靴を保管する時に便利なグッズを紹介します。季節柄使わない靴、滅多に使わない靴などはこのアイディアを試してみてください。
スポーツシューズはチェストに収納する
ゴルフシューズや屋内で使うスポーツシューズなどは、他のスポーツ用品とまとめて置いておくのも1つの手です。おしゃれなチェストの引き出しに入れれば、必要なときすぐに取り出せますし、靴が汚れていてもインテリアの邪魔になる心配がありません。
シーズンオフの靴はクローゼットや押し入れに収納する
シーズンオフの靴は、しばらく取り出せなくても問題ありません。そのため、クローゼットや押入れ、納戸などの奥に入れておいてもOKです。
100均のペーパーボックスやシューズボックスなどを使えば、整理がしやすくなりますよ。また、押し入れの天袋は軽くて小さいものを収納するのに最適です。突っ張り棒にシャツホルダー掛けて、シャツの代わりに靴を1足ずつ入れるという方法もあります。
便利グッズやDIYで使いやすい靴箱収納を叶えよう
便利グッズを使ったり、デッドスペースに棚をDIYしたりすれば、靴箱の収納力が増して整理しやすくなります。頻繁に使わない靴などは、別の場所に保管するなどして、すっきりと整理された靴箱を叶えてくださいね。
押入の中にも靴を入れるのなら、余裕を持って入れられるようにすっきりと片付けておきましょう。押入に特化した収納アイディアをまとめたこちらの記事も、ぜひチェックしてみてくださいね。
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