近年のDIYブームによりさまざまな物が手作りされていますが、大型家具であるベッドも実はDIYできます。そこで本記事では、ベッドのDIYアイディアについて紹介。簡単に作れるベッドの種類やその作り方、コツなどについて、参考にしてみてくださいね。自分だけのオリジナルベッドを作って、部屋を心地良い快適空間にアップデートしましょう。
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DIYベッド① すのこタイプ
初心者でも比較的チャレンジしやすいのが、すのこタイプのベッドです。通気性が良いため、湿気がこもりにくくカビ予防にもなるのでおすすめ。まずは、すのこタイプの作り方やポイントを紹介します。
すのこタイプベッドの特徴
すのこタイプのベッドは、すき間を開けて木板を並べます。そのため通気性が良く、カビなどのトラブルを予防できます。また木材であるため部屋の雰囲気もナチュラルに仕上がり、部屋のテイストを選びません。
比較的軽量で、女性でも持ち運びしやすくDIYしやすいのもメリットと言えるでしょう。材料費がリーズナブルで、ホームセンターなどで気軽に揃えられるのも嬉しいですね。
すのこタイプベッドの材料と作り方
- <材料・道具>
- ・ベッドのサイズに合わせた木材
- ・すのこ ・ビス(ねじ)
- ・ボルト・ナット
- ・電動ドリルドライバー
<作り方>
- 部屋のサイズなどからベッドのサイズを決めたら、採寸をして図面を作る。このとき、一般的なシングルのサイズなら幅が90~100センチ程度、長さは200センチ程度が目安となる。
- 設計図に従い、木材を合わせる部分に目印と下穴をあけ、枠組み部分から組み立てていく。 枠となる部分には、ビスよりもボルトとナットで固定する方が、より強度が強いのでおすすめ。
- 外枠ができたら、脚を取り付けていく。脚は4本だと強度が弱い時もあるため、6本ほどあると安心。
- すのこ部分を取り付け、補強用のねじも入れたら完成 。ねじを入れたあとは、木ダボとボンドで目立たなくするとよりキレイに仕上がる。
DIYベッド② カラーボックスタイプ
カラーボックスタイプのベッドなら、ベッド下の空間を活用することができるため、収納物が多い人におすすめです。 ボックスを並べて固定するだけなので、初心者でも簡単に作製できます 。ここでは、カラーボックスタイプの作り方について紹介します。
カラーボックスタイプベッドの特徴
何といってもカラーボックスの特徴は、ベッド下に収納スペースができること。カラーボックスには棚板を可動できるタイプと、固定されているタイプがありますが、固定タイプのほうが強度が高いためDIY向きです。 また、カラーボックスは比較的軽量のものが多いため、DIYしやすいでしょう 。カラーボックスの数や向きを変えれば、ベッドサイズを変更したときでも対応できるので便利ですよ。
カラーボックスタイプベッドの材料と作り方
- <材料・道具>
- ・カラーボックスのセット
- ・ベッドのサイズに合わせたすのこと木材
- ・ビス(ねじ)
- ・電動ドライバー
- ・きり
- ・プラスドライバー
<作り方>
- ベッドのサイズを決めたら、採寸をして図面を作る。先述したように、一般的なシングルのサイズは、幅が90~100センチ程度、長さは200センチ程度が目安となる。
- カラーボックスを組み立てる。組み立て時に、ドライバーやビスなどを使用する。
- カラーボックスを両サイドに並べ、その上にすのこを並べる
- すのこが不安定な場合にはねじで固定し、好みに合わせてヘッドボードや棚を作って完成。
DIYベッド③ ロフトタイプ
DIYに慣れている人なら、ロフトタイプを作製してみるのもおすすめです。 ベッド下の空間を自由に活用できるため、1部屋広がったような印象にもなります。ここではロフトタイプの作り方を紹介します。
ロフトタイプベッドの特徴
ロフトベッドのメリットは、ベッド下の空間を自由に活用できることです。ベッドのフレームができたら、脚を高くするだけでロフトベッドにできます。ベッド下に空間が生まれることで、風通しも良くなりカビ防止にもなりますよ。
ロフトタイプベッドの材料と作り方
- <材料・道具>
・ベッドのサイズに合わせたすのこと木材
・ビス(ねじ)
・ボルト・ナット
・電動ドリルドライバー
<作り方>
- ベッドのサイズを決め、採寸をして図面を作る。シングルのサイズは、先述の通り。
- コの字型にベッドの脚部分をを2つ作り、つなげる。
- 枠ができたら、すのこをのせるための枠を取り付ける。
- すのこを取り付けていく。
- ベッドに上るための階段と、ベッドフレームにつけつなげるための金具を取り付けて完成。
ベッドをDIYする際のコツ
最後にベッドをDIYするときのコツを紹介します。ベッドをDIYする時は、構造をシンプルにしたり、設計図や強度を考えたりすることが重要です。コツを意識しながら、DIYにチャレンジしてくださいね。
ベッドをDIYする際のコツ①できるだけシンプルな構造にする
最初から凝った作りにすると、作業が大変です。特にDIY初心者の場合、凝った構造だと完成できない可能性があります。そこでシンプルな構造にすることができれば材料の準備や組み立てがしやすく、楽しみながら作れるでしょう。例えばカラーボックスタイプなどは、ベッド下にカラーボックスを並べるだけなので、初心者でも簡単に作製できておすすめですよ。
ベッドをDIYする際のコツ②最初に設計図をしっかり作成する
ベッドをDIYするときには、何よりも設計図をしっかりと作成することがポイントです。設計の段階で、こだわりたい部分はできるだけ細部まで設計した方が良いです。しかし、自分で1から設計するのが不安な場合には、ネットなどで公開されている他の人が作成した図面などを参考にしても良いでしょう。
ベッドをDIYする際のコツ③強度を考慮して作る
毎日使うからこそ、ベッドの強度は重要ポイントの1つ。例えば、すのこタイプならフレーム部分を頑丈にしたり、脚の部分を太い木材を使用したり、脚の数を増やしたりすると、強度が増します。またカラーボックスタイプであれば、耐久性があり強度の強いカラーボックスを使用すると良いです。
DIYであなただけのオリジナルベッドを
DIYで作り上げたベッドは、自分だけのオリジナルベッドです。今回紹介した方法以外にも、コンセントを付け加えたりベッドボードを作ってみたりすれば、さらに使い勝手の良いベッドとなるでしょう。本記事を参考にしながら、楽しみながら作製してくださいね。