最近おしゃれな人たちの間で消防ホースをリメイクしたアイテムが人気。レトロかわいいデザインで、男女問わず注目を集めているようです。
そこで今回は、消防ホースでリメイクするメリットをはじめ、必要な道具や具体的なDIYの実例を紹介します!この記事を読み終える頃には、消防ホースDIYにチャレンジしたくなること間違いなしですよ。
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- 1 g消防ホースでDIY!リメイクするメリット
- 2 消防ホースをリメイクするときの必需品4つ
- 3 消防ホースをリメイクしたDIYの実例11選
- 3.1 1. あえて消防ホースをアピール!
- 3.2 2. アウトドアにも使える機能性リュック
- 3.3 3. 頑強なホースの特徴を生かして使いやすく
- 3.4 4. 水に強い利点を活かせばペット用品にもなる!
- 3.5 5. アウトドアに最適なチェアもアイディア次第で簡単に
- 3.6 6. ホースは切り取り方や配置次第でおしゃれ度アップ
- 3.7 7. 難易度高め!でもチャレンジしたい結合金具のリメイク
- 3.8 8. 歩き回っても汚れにくく水も怖くないスリッパ
- 3.9 9. 簡単おしゃれなDIYには「カシメ」がおすすめ
- 3.10 10. カラーリングやサイズ次第で色々使えるトートバッグ
- 3.11 11. ホースの柄をそのまま生かしたDIYもおしゃれ
- 4 消防ホースで個性的なリメイクを楽しんで
g消防ホースでDIY!リメイクするメリット
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消防ホースがリメイクに選ばれる理由は、真新しさだけではありません。多くの人に愛される理由は、意外にもその実用性にあるようです。
1. とにかく丈夫
消防ホースは消防車での消火活動のために開発されたもの。厳格なルールに基づいて作られており、消防車の発射する水の水圧に耐えられる強さがあるため、丈夫さは一般的な生地の比ではありません。
そんな消防ホースをリメイクしたアイテムだから、丈夫で壊れにくいのも当然!補修をすることなく、長く使い続けることができます。
2. 汚れに強い
消防ホースは外面が撥水性の強い素材でできていることが多く、水をこぼしたり泥が跳ねたりしても汚れにくいというメリットもあります。
雨の日でも安心して使えるのはもちろん、白いホースであってもキレイな白色をキープしやすいのです。
3. 自然なユーズド感
実際に消防の現場で使われたホースを使う場合には、リアルなユーズド感もポイントに。
新品のホースを加工しようとしても、汚れに強いメリットが仇となって自然なユーズド感はなかなか出せません。本物のユーズド感を求めるなら、中古品のホースを手に入れるのがおすすめです。
消防ホースをリメイクするときの必需品4つ
消防ホースのリメイクは、残念ながら「自宅にあるものだけで簡単に」とは言えません。頑丈な消防ホースは家庭用のミシンなどを使ってDIYすることはできないのです。
そこで、消防ホースのリメイクに必須となるアイテムを4つを紹介します。
1. 消防ホース
出典:Amazon
消防ホースはAmazonなどのインターネット通販で購入できます。新品にユーズド感を出すのは難しいですが、やすりで表面を削ったり塗料を使ったりする方法があります。
中古品はインターネットオークションが入手先のメイン。使用済みの消防ホースは廃材になるため、リメイク用に格安出品されていることも珍しくないようです。
ただし、実際の火災現場で使われた中古の消防ホースは、決してキレイと言えないものがほとんど。部屋での取り扱いに注意しましょう。
2. 菱目打ち
出典:Amazon
菱目打ちはレザークラフトに使われる道具で、硬い革を縫うときに縫い穴を開けるのに使います。千枚通しでも代用可能ですが、等間隔に穴を開けられて便利な菱目打ちは持っておいて損はありません。
消防ホースには一般的なミシンを使えないため、菱目打ちで穴を開けてから手縫いすることになります。バッグやチェアなどの大物はかなりの時間を要しますが、コインケースやお財布などの小物なら菱目打ちで十分です。
3. 金槌・木槌
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菱目打ちで穴をあけるときには金槌や木槌も必要。丈夫な素材の消防ホースをリメイクするには欠かせないアイテムです。釘を打つ要領で菱目打ちをホースに対して垂直に立て、金槌や木槌で上から叩きます。
ちなみに、この金槌は225gと比較的軽めに作られているので、女性や子供がDIYするにもぴったりですよ。
4. 太めの針
出典:Amazon
消防ホースは裁縫用の針が通りません。縫おうとすると針が折れたり曲がったりしてしまうでしょう。
そのため、必要になるのがレザークラフト用の針。
硬いレザーも縫える針なので、消防ホースにも対応。ただし、縫うのは菱目打ちで穴を開けたところが前提です。穴を開けていなければ、レザークラフト用の針であっても縫えない可能性があります。
消防ホースをリメイクしたDIYの実例11選
ここからは具体的な消防ホースをリメイクしたDIYの実例を紹介します。
ホースの選び方やデザインの切り取り方など、柔軟な発想によって作られたリメイクグッズばかり!消防ホースをリメイクするヒントがたくさん詰まっているので、これからDIYに挑戦したい人は必見です。
1. あえて消防ホースをアピール!
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最初に紹介するのはキーケース。
スナップボタンで閉められるようになっていて、内側にはレザーがあしらわれています。黒の縁取りに赤のラインがアクセントとして効いている上、「屋内消火栓用」の文字が絶妙なキーポイントに。DIYした人のセンスの良さを感じるアイテムです。
カギは4つ収納可能で機能性も文句なし。使用するホースの布はごくわずかなので、他のリメイクで出た余り布の活用にも向いています。
2. アウトドアにも使える機能性リュック
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消防ホースのリメイクだとは気づかないほど、おしゃれなリュックサック。すべて手縫いするとかなりの手間がかかるので業者に依頼するのがベターですが、DIYしたあとの達成感はひとしおでしょう。
火災現場で使われる消防ホースが原材料なので、火や水にめっぽう強いのがメリット。普段使いはもちろん、アウトドア用のリュックや非常時の防災バッグとしても活躍してくれるはず。
3. 頑強なホースの特徴を生かして使いやすく
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こちらは消防ホースを使ったシンプルな財布。外側はシックですが、内側は使い込まれた消防ホースの色合いをそのまま活かしたナチュラルな風合いになっています。
お札入れの左側を大きく開くデザイン。頑強なホースだから布がくたる心配をせず、ラクにお札を取り出せますね。こうしたカスタマイズが自由にできるのも、DIYの魅力でしょう。
コイン入れを省くことで薄く作られているので、ズボンのポケットにもすっきり収まります。
4. 水に強い利点を活かせばペット用品にもなる!
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ペットを飼っている方におすすめなのが、ペット用品へのリメイク。
水を通しにくい消防ホースだから、携帯用のエサ入れにDIYすることも可能!固形物はもちろん、水やミルクなどの液体を入れられるエサ入れを作ることも可能です。布なので、小さく折りたたんで携帯できるのも嬉しいところ。
作り方はとても簡単で、側面と底面を縫い合わせるだけでOK。消防ホースDIY初心者にもチャレンジしやすいアイテムです。
5. アウトドアに最適なチェアもアイディア次第で簡単に
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もはやプロ級に見えるリメイクアイテムが、手前のチェアです。
堅牢さを備えた消防ホースだからこそのDIYと言えるでしょう。もちろん、耐熱性・耐火性も抜群。バーベキューなど火の気の多い場所でも安心して使うことができます。
市販のチェアさえあれば、取り外したシートがそのまま型紙にもなり、作業はそれほど複雑にはなりません。DIYでは型紙を起こすのに手間がかかることも多いですが、このようにアイディア次第で既製品を上手に活用することができます。
6. ホースは切り取り方や配置次第でおしゃれ度アップ
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肩に斜め掛けして使うボディバッグが人気ですよね。消防ホースでリメイクすれば、オリジナリティあふれるボディバッグが手に入ります。
こちらは、消防ホースのデザインを活かしたおしゃれなリメイク品。斜めに通ったジッパー越しに、ホースのデザインが繋がっています。抽象的なデザイン、こなれた色使いがとてもおしゃれ。DIYしたなんて信じてもらえなさそうなほどのクオリティーの高さです。
7. 難易度高め!でもチャレンジしたい結合金具のリメイク
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消防ホースのリメイクは布部分のみを使うことが多く、結合金具や噴射口は余りがち。難易度は高くなりますが、せっかくなら金具のリメイクにもチャレンジしたいですよね。
こちらは金具をDIYした置時計。文字盤や針、電池などは別途用意する必要がありますが、他とはかぶらないユニークな時計が仕上がります。
布部分もあるなら、腕時計用のベルトとしてリメイクしてはいかが?頑丈な素材だから、肉体労働やアウトドアにも使えます。
8. 歩き回っても汚れにくく水も怖くないスリッパ
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消防ホースをスリッパにリメイクしたアイテム。レッドとイエローのツートンカラー、ホワイトの縁取りがおしゃれですね。
スリッパにDIYするメリットは、とにかく汚れに強く、浴室を歩いても中まで水がしみないこと。厚みもあって高見えするのも嬉しいポイントです。
素足で履くこともあるスリッパなので、新品のホースを使用したリメイクがおすすめです。
9. 簡単おしゃれなDIYには「カシメ」がおすすめ
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糸をまったく使っていないのが特徴的なコインケース。「カシメ」と呼ばれるレザークラフト用の金具でホースとホースを留めています。
カシメは、縫うときと同様、千枚通しや菱目打ちなどで穴を開けて打ち付けるだけでOK。簡単にDIYできるだけではなく、アクセントとしても非常におしゃれですね。コインケースをカシメだけで作るときは、小さなコインが隙間から落ちないように間隔を調節しましょう。
10. カラーリングやサイズ次第で色々使えるトートバッグ
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スーパーにはエコバッグを持参するのが当たり前になりつつある今こそ、丈夫な消防ホースのトートバッグの出番!
重いものや水っぽいものを買い込んでも、バッグが壊れる心配はありません。大きめのトートを作っておけば1週間分の食材もラクラク詰め込めます。
縁取りやホースのカラーリングも自分次第だから、シックな通勤用、かわいい通学用と、お好みのトートバッグを作れます。
11. ホースの柄をそのまま生かしたDIYもおしゃれ
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消防ホースの柄おはシンプルなので、そのまま活かすのもおしゃれ。
小物入れならホースの幅をそのまま使ったリメイクが可能です。マチの取り方やサイズによって、鍵や腕時計などの貴重品入れからスマホケースまで、活用の幅が広がります。
画像のようにカラビナ金具を取り付ければ、ズボンのベルトループやかばんにつけることも。アイディア次第で実用性をぐんと高められるのも、DIYのいいところですね。
消防ホースで個性的なリメイクを楽しんで
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一見使い道がなさそうな消防ホースも、アイディアを凝らしてリメイクすれば、様々なものに生まれ変わります。
慣れないうちは扱い方や道具の使い方に苦労するかもしれませんが、できあがったときの喜びはひとしお。また、丈夫な消防ホースを使ったリメイクグッズなら、長く使い続けられる愛用品となってくれるでしょう。
消防ホースDIYの本格的なブームが起こる前に、リメイクを先取りしてみてはいかがでしょうか?