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DIY

Jan 25, 2024

【DIY】間仕切り壁を作ってみよう!手順やコツ・おしゃれな装飾方法を解説

自力で本格的な間仕切り壁を作るなら、まずはどんな壁を立てるかを定め、DIYの手順も正しく把握しておく必要があります。本記事では、お部屋の分割方法からDIYの手順・コツを紹介します。さらにおしゃれにするための既存壁の装飾方法、壁紙のお手入れ方法も要チェックです。

DIYでできる部屋の分割方法

白を基調としたリビングルーム

作業を始める前に、部屋の用途に応じてどのような仕切り方にするかを検討する必要があります。ただ、実際のイメージがわかないこともあるのではないでしょうか。そんなときにぴったりな部屋の分割事例を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

【DIY】部屋の分割方法①部屋全体を床から天井までの壁で仕切る

子どもの成長とともにプライバシーを確保しなければならない時期が訪れた場合、天井から床まで完全に仕切った壁を作るのがおすすめです。ただし、もともとが1つの部屋なので、壁で空間を分割してもドアは1つです。部屋全体を仕切るときは、廊下からの出入りをどうするか検討した上でレイアウトを決めるようにしてください。

【DIY】部屋の分割方法②部屋の一部を壁で仕切る

部屋に圧迫感が出るのを避けたい場合や、完全なプライベート空間を作らなくても良い場合に適しています。例えば、夫婦の寝室を間仕切りしたいときなどに良いでしょう。空調を追加する手間を省きたい場合は、空調の位置を考慮しながら壁を設置するように意識してください。

【DIY】部屋の分割方法③家具などを使って簡易的に仕切る

簡単に部屋の雰囲気を変えたいときや、賃貸で壁を作るのは難しい場合におすすめの方法です。身長の高さ程度のパーテーションやオープンシェルフ(扉がない棚)を設置すれば、圧迫感なく間仕切れます。オープンシェルフは見せる収納に適した棚なので、好みのインテリア雑貨を飾るのも素敵です。また棚ではなく、好きなときに仕切れるようカーテンを取り付けるのも良いでしょう。

 

DIYでできる間仕切り壁の作り方

箱に入ったたくさんの工具

 

「業者に頼まず、自分好みの間仕切り壁作りにチャレンジしたいな」という場合は、基本的な方法をチェックしておきましょう。ここからは、天井から床まで、そして壁の端から端までしっかり間仕切れる壁の作り方を例に紹介します。イメージ通りの間仕切り壁作りに挑戦してみてください。

手順①材料を準備する

間仕切り壁に必要な材料は、100均ショップやホームセンターで購入できます。まずは、枠組用の木材(2✕4材)や壁用の石膏ボード、パテ、防音材を準備しましょう。この他に、木ネジや金具、タッカー、仮止め用のテープ、紙やすりといった道具もそろえます。また、好みのデザインの壁紙も用意すれば準備は完了です。作業中に必要なものが出てきた場合は、適宜取りそろえてください。

手順②枠組みを作る

間仕切り壁のDIYは、枠組み作りからスタートします。間仕切り壁を設置する場所を決め、釘とジョイント金具を使いながら枠組み用の木材を取り付けましょう。床→両側の壁→天井の順番で木材を取り付けるのが基本です。続けて、枠組みの中に石膏ボードを貼り付けるための木材を取り付けます。ボードのサイズに合わせ、縦に木材を取り付けてください。補強のため、横にも木材を取り付けたらOKです。

手順③枠組に石膏ボードを張る

石膏ボードは、隙間ができないように端からネジで貼り付けます。片面を貼り終えたら、防音材を入れてテープで仮止めしておきましょう。そして、もう片面の石膏ボードを貼り付けます。両面に石膏ボードを貼り終えたら、ネジのくぼみや石膏ボード同士の隙間をパテで埋めてください。

 

パテで埋めると、石膏ボードに凹凸ができます。壁紙を貼ったときに目立たないよう、紙やすりをかけるのがきれいに仕上げるコツです。表面が滑らかになったら、石膏ボードの作業は完了です。

 

手順④壁紙を貼る

仕上げに、間仕切り壁に壁紙を張り付けます。ここで注意しておきたいのが壁紙のデザイン。

柄物は柄がつながるよう貼るのが難しく初心者にはハードルが高いため、慣れていない人は無地の壁紙がおすすめです。道具がセットになった初心者用の壁紙も販売されているので、不安な人はそちらを活用してみるのも良いかもしれません。また、具体的な壁紙の選び方や貼り方については下記も参考にしてみてくださいね。

新しい壁に合わせて既存の壁もおしゃれにDIY

壁にペンキを塗る女性

 

間仕切り壁を設置した後に既存の壁にある汚れや変色が目立ったり、部屋の雰囲気に合わないと感じたりすることも。新しい壁と合うように既存の壁を装飾する方法を紹介します。

 

既存のDIY例①既存の壁紙の上からリメイクシートを貼る

壁紙の汚れが気になったり、部屋の雰囲気に合わせて壁紙の色を変えたりするときに役立つのが100均グッズです。100均で販売されている幅広のマスキングテープやリメイクシートを使用すると、おしゃれな壁に変身します。レンガ調など、いろいろなデザインがあるのでチェックしてみてください。

既存のDIY例②既存の壁の上からペンキで塗装する

壁の汚れはペンキを塗れば簡単に隠せます。また、後から汚れてしまっても上から塗り直してきれいな状態に復元できるのも嬉しいポイントです。

 

まずは、養生テープとビニールシートで汚したくない場所をカバーします。準備ができたら、ハケを使って端からペンキを塗りましょう。端を塗り終えた後に、ローラーで上から下に向かってペンキを塗ります。壁全体にペンキを塗ったら一度乾かしてください。ムラになった部分があったら重ね塗りをして、完成です。好みに合わせて、ペイントをほどこしても素敵な仕上がりになります。

既存のDIY例③ディッシュラックと板で壁面収納を作る

100均などで販売されているディッシュラックと木の板を使用すれば、手軽に壁面収納作りにチャレンジできます。まず、ディッシュラックを真ん中で2分割しましょう。続いて、ディッシュラックと木の板を好きな色で塗装します。

 

塗装が乾いたら、ディッシュラックを好きな幅で壁に取り付けます。左右が平行になるようにバランスをしっかり見るのがポイントです。ディッシュラックの間に木の板を渡したら、壁面収納のできあがり。お気に入りの小物類などを飾れば、おしゃれな雰囲気がアップします。

 

 

壁紙のお手入れ方法

蒼壁の前に置かれた掃除道具

 

素敵な間仕切り壁ができたら、いつまでもきれいに使い続けたいですよね。続いては、壁紙のお手入れ方法について見ていきます。壁紙の素材によってお手入れの方法は異なりますが、ここでは一般家庭でよく使用されているビニールクロスのお手入れ方法を解説します。

壁紙のお手入れ方法①普段

まずはハンディモップを使い、壁についたホコリを落としたら、固く絞った布巾で水拭きします。月に1回程度の頻度でこのお手入れをすれば、何もしない場合に比べて壁紙をきれいに保てます。汚れが付着してから時間が経つと、黒ずみやカビが発生しやすくなるので定期的なお手入れを心がけましょう。

壁紙のお手入れ方法②黒ずみや手垢が気になる場合

台所用中性洗剤を使用すると、黒ずみや手垢といった汚れを落とせることがあります。お手入れ方法は簡単なので、ぜひ取り入れてみてください。

 

最初に硬く絞った濡れ布巾に台所用洗剤を数滴たらし、壁の天井側から床側に向かって拭きます。次に洗剤がついていない濡れ布巾を使い、壁を拭きましょう。最後に乾いた布巾で壁を拭いたら完了です。ちなみに、力が強すぎると壁紙を傷めることがあります。適度な力で優しく拭くのがポイントです。

壁紙のお手入れ方法③落書きを消したい場合

100ミリリットルの水に重曹小さじ1杯を混ぜ、重曹水を作ります。できあがった重曹水を落書き部分にふりかけ、固く絞った濡れ布巾で拭きましょう。乾いた布で乾拭きしたら掃除の完了です。

なかなか落ちない落書きは、除光液やクレンジングオイルを使用して落とせる場合があります。ただし、色柄物の壁紙は色落ちする可能性があるので気を付けてください。事前に、目立たない場所で色落ちしないか確認しておくと安心です。

壁のDIY方法を掴んで、イメージを固めよう

 

間仕切り壁を作りたいときは、どんな壁にするのかイメージを固めることが大切です。イメージが決まったら、道具を準備して間仕切り壁作りに挑戦してみましょう。本記事を参考にして、素敵な壁に仕上げてみてください。