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DIY

Jan 25, 2024

【不用品リサイクル】簡単DIYで初心者でもできるリメイク術

壊れたものや使わなくなったものを「もったいない」「何かに使えるかも」と保管しても使わず、不用品が増えて場所をとってしまうことってありますよね。捨てれば部屋がすっきりしますが、ちょっとDIYでリメイクすればゴミを出さずにお部屋をおしゃれにすることができて一石二鳥です。そこで、今回はどこの家にもあるような不用品をおしゃれに変身させるリサイクル術を12個ご紹介します。

 

DIYリサイクルのメリット

DIYは面倒だし、既製品で十分と思う人も多いのではないでしょうか。しかしDIYの語源は”Do It Yourself”であるように、自分で不用品をリサイクルすることに意味があるんです。そこで、DIYリサイクルのメリットをご紹介しましょう。

DIYリサイクルのメリット① 自分の思い通りのアイテムが手に入る

DIYリサイクルのメリットはなんといっても自分の理想のアイテムを作れること。市販品で「もっとこうだったらいいのに」ということは結構ありますよね。機能はいいのにダサい、見た目は理想なのに高いなど、挙げればきりがありません。

既製品では手が届かないかゆいところに手が届くのがDIYリサイクルの醍醐味。手間暇かければ自分の理想の商品が手に入るのはもちろん、手を加えているぶん愛着も沸くので大切に使うようになります。

DIYリサイクルのメリット②不用品回収費や新しいものの購入費を節約できる

壊れたり古くなったりして不要になった家具は捨てるのも一苦労です。捨てるために粗大ゴミの回収ステッカーを購入したり、不用品の買取を依頼するにも大きな家具を梱包するのにかなりの労力を要します。

しかし、DIYリサイクルなら粗大ゴミ回収用のシールを購入する必要もなければ、新しいものを買いなおすお金も節約できます。DIYリサイクルに必要な材料費は比較的安く済むことが多く、トータルで考えれば買い替えるよりはリサイクルして物を大切にする方がお得です。

不用品のリサイクルDIYを始める前に揃えておきたい道具

DIYリサイクルを始めるとき、何を用意すればいいかわからないことも多いですよね。インターネットで作り方を調べても手順のことしか書かれておらず、作りながら道具が足りないことに気づいて、作業を中断して買い出しに行くこともあるのではないでしょうか。

そこで、DIYを始める前に揃えておきたい必需品を4つご紹介します。

リサイクルDIYに必要な道具①マスキングテープ

出典:amazon

まず最初にゲットしておきたいのはマスキングテープです。採寸や型紙の仮留め、養生はもちろん、ペンでメモ書きやマーキングもできる万能アイテム。100均でも手に入るので、ひとつは持っておきたいところ。おしゃれな柄のテープは小物のデコレーションにも使えるので、気づいたらマスキングテープ用の収納ケースをDIYすることになる人も。

 

リサイクルDIYに必要な道具②水平器付きメジャー

 

出典:amazon

DIYでは様々なものを組み合わせて一つのインテリア雑貨や家具を作ります。材料を組み合わせるときのほんの数度のずれが、完成品の出来具合を大きく左右するんです。これ一台あれば、傾きや他の部品とのズレといったトラブルとは無縁のDIYライフを送ることができます。

 

リサイクルDIYに必要な道具③グルーガン

出典:amazon

グルーガンは高温で溶かした樹脂が冷えて固まることで接着できる道具。ガンタイプなので手を汚すことなく接着でき、セリアなどの百均でも手に入るのお手軽さでDIY初心者にも大人気なんです。今回ご紹介するグルーガンは接着剤になる樹脂のグルースティックが24本もついているので、とてもお買い得ですよ!

 

リサイクルDIYに必要な道具④工具セット

出典:amazon

本格的なDIYをやろうとするとどうしても本格的な工具が必要になります。何が必要でどれを選べばいいかわからなくて、買うだけで一苦労ということもあるのではないでしょうか。そんなときにはDIYに必要な工具一式が入ったセットを買うのがおすすめです。

1つ買うだけで必要なものが揃うのはもちろん、1つのケースに収納できるので場所も取りません。この工具セットには電動ドライバーが入っているので、力がいるネジ締めもとても簡単にできます。

 

リサイクルDIYに必要な道具⑤リメイクシート

出典:amazon

 

DIYで部屋や家具の色柄を一気に変えたくなることがありますよね。ペンキでの塗装は他の場所が汚れるリスクもあるし、使い切らないと固まってしまうため初心者にはハードルが高くなりがち。そんな悩みを解決するのが、リメイクシートです。①必要な大きさに切って、②保護シートを剥がして、③貼りたいところに貼るだけの3ステップなので、壁も大きな家電も簡単にイメチェンできます。

注意点が2つあり、1つは壁など貼る場所によってはがすときにリメイクシートと一緒にはがれてしまうこと。対策としてはマスキングテープで接着面を覆ってから貼るなどが挙げられます。もう1つはシートによって耐水・耐火性が異なること。火元や水回りで使用する場合は、購入前に耐水・耐火性を調べましょう。

 

初心者でも簡単DIY!不用品のおしゃれリサイクル術12

ここからは具体的なDIYリサイクル術をご紹介します。さまざまなアイディアが詰まったリサイクル術を厳選したので、すべて必見です。

不用品DIY①チェスト

和室がない家も増えているため、和風家具のDIYリサイクルが人気なんです。なかでも和タンスは取っ手や装飾が凝っていて、新しく付け替える必要もないので作業する側も楽ちん。
スモーキーなカラーリングと英字新聞風のリメイクシートが和の雰囲気をモダンに。元のタンスの素材を活かしてヴィンテージ加工した右の引き出しにはナンバリングが施されていて、おしゃれさが格段とアップしています。

不用品DIY②扇風機

 

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家電量販店に売られている扇風機は生活感が色濃く出ていて、おしゃれなインテリアの中に入れると浮いてしまいがち。そんな扇風機も自分の部屋に合わせたものに変えることができるのがDIYリメイクのいいところ。

こちらはよく見る真っ白な扇風機のボディをグリーンに、透明な羽をホワイトに塗装した作品。羽と本体どちらにも錆加工が施されていて、ヴィンテージな仕上がりがとてもおしゃれです。

不用品DIY③ドレッサー

女性なら一度は憧れるドレッサーも、カラーボックスを使えば簡単かつ機能的に作れてしまいます。こちらはニトリの2段カラーボックスをアレンジした例です。

棚の高さを調節できるタイプなので、収納ケースに応じて高さを変えたり、市販の木材を追加購入すれば弾を増やすこともできます。大理石のカッティングシートなどでカラーボックス全体を貼れば、さらにおしゃれ度がアップしそうです。

不用品DIY④学習机

 

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学習机ってどうしても「いかにも学習机」という感じがして、機能的ですがおしゃれではないですよね。リメイクシートの活用や塗装で変えるだけでもぐっとおしゃれになります。

今回ご紹介するるのは、マグネットペイントという特殊塗装が施した例。その名の通り、塗布した箇所に磁石がくっつくようになるもので、時間割や提出物など目につくところに色々飾っておきたい子供にはとてもぴったり。

不用品DIY⑤線香ホルダー

 

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こちらは、捨てるのが勿体無いおしゃれなクッキー缶のリメイク術。

吊り下げられる仕様ですが、置いて使うだけなら取手はいらないので簡単に作れちゃいますよ。

使わない時、出しっぱなしにしていても、おしゃれな線香ホルダーです。

不用品DIY⑥照明

 

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ペットボトルは日常的にでてくる不用品の一つ。インテリアシールをペットボトルに貼って、そのなかにLEDライトを入れるだけでとても簡単。飲み口をフェイクグリーンで隠してしまえば、ペットボトルで作ったとはわからないような仕上がりになります。お子様の自由研究にもおすすめのDIYリサイクルです。

不用品DIY⑦冷蔵庫

 

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冷蔵庫などの白物家電はDIYのしようがなく、キッチンや洗面所はおしゃれなのに白物家電だけ生活感が消えない…とお悩みの方も多いはず。冷蔵庫も洗濯機も、リメイクシートを使えば気になる生活感を消すことができます。

この冷蔵庫は黒板としても使える黒板シートを使用しています。冷蔵庫に直接メモもできて使い勝手もよく、周りの雰囲気に馴染むようになったので一石二鳥です。

不用品DIY⑧勉強机

 

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ベビーベッドは子供が赤ちゃんのときの数年しか使わず、すぐ捨ててしまうのはもったいないですよね。そんなベビーベッドは勉強机にリメイクすれば、長い間使い続けることができます。

ベッドにするくらい天板はしっかりとした素材でできているので、物をたくさん置いても安心。S字フックを使えばランドセルをひっかけることもできます。脚にはキャスターがついているので、大掃除でなくても勉強机を動かすことができるのは、ベビーベッドリサイクルの嬉しいポイントです。

不用品DIY⑨ベランダ

部屋の中をおしゃれにしたらベランダもおしゃれにDIYしたくなりますよね。ベランダの床に押し入れに入れていたすのこやウッドパネルを敷くだけの、簡単なのに印象が大きく変わるベランダDIYリサイクルはおすすめです。

すのこやウッドパネルの長所は、原状回復も簡単なこと。壁紙やリメイクシートと違って接着剤が不要なので、使っても床が壊れる心配はありません。そのため、賃貸物件でもストレスなく使うことができます。

不用品DIY⑩障子

 

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和室を洋室にリノベーションするとき、障子の扱いに困ったことがある人もいると思います。そんなときにおすすめなのが、ステンドグラス風のDIYです。やり方は簡単で、もとの障子をすべて破った後にカラー和紙を貼るだけ。元の枠を活かすのがポイントです。

小さな子供がいる家庭の場合は、和紙ではなくクリアファイルを使うと障子を破られる心配もありません。さらに、クリアファイルを使うことで本物のステンドグラスのようにたくさん光を取り込むことができます。クリアファイルを使う場合、2枚重ねで使うと濃い色が出るようです。

不用品DIY⑪スリッパ

 

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着付けができない、使いどころがないという理由で着物が手持ち無沙汰になっている人も多いのではないでしょうか。売るのも選択肢の一つですが、思い切ってルームシューズにリメイクするのはいかがでしょうか?

着物をそのまま使うので、生地がしっかりしていて履き心地も抜群です。着物のどこを足の甲を覆う部分に採用するかによって同じ着物から作るスリッパでもまったく表情が異なるものができます。左右でテイストを揃えるのもよし、あえて左右で違うデザインのものを作ってみるのもよし。自宅にいるときにずっと履いているものだからこそ愛着が持てるものを作りたいところです。

不用品DIY⑫テレビ台

 

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テレビ台もリサイクルDIYの常連の家具の一つです。黒や白といった無機質なカラーリングが多く、温かみがあるデザインのテレビ台は少ないですよね。そんなときに活躍するのがリメイクシートです。淡いカラーや明るい木目調のデザインなど優しい雰囲気のお部屋にぴったりのデザインがたくさんあるので、理想のテレビ台を簡単に手に入れることができます。さらに、もともとあったガラスを撤去するのも一つの手段です。ガラスを撤去することで小さな子供が怪我をするリスクを減らすことができるのは重要なポイントです。

DIYで不用品を素敵にリメイクしよう


DIYで不用品をリサイクルするためのリメイク術をご紹介しました。DIYは初心者にとってハードルが高く、なかなか手が出しにくいものでしたが、リメイクシートなどの登場によってここ数年で一気にハードルが低くなっています。

最初から難しいものを作る必要はなく、誰かがDIYしたのと同じようにリサイクルして、慣れたら自分流のアレンジを加えていくのがベストです。不用品のリサイクルDIYで、あなたの生活をもっともっと彩りあるものにしてください。