Sep 27, 2021

新年を彩る「しめ飾り」。飾る時期や選び方、正しい処分方法まで紹介

紅白の背景に置いてあるしめ飾り

お正月の定番の飾りと言えばしめ飾りですよね。最近ではおしゃれなしめ飾りもたくさんあり、飾る人も多いでしょう。しかし、なかには意味合いや正しい飾り方について詳しく知らない人も。そこで本記事では、しめ飾りの意味や、しめ飾りの種類・正しい飾り方を解説するとともに、お正月飾りの片づけに役立つ、しめ飾りの処分方法についても紹介します。

しめ飾りとは?

赤と金のしめ飾り

しめ飾りがお正月用の飾りであることはよく知られていますが、しめ飾りが持つ意味や由来を知るのも飾る上では大切です。ここではしめ飾りの概要について解説します。

しめ飾りの意味

お正月には、農作物の豊作・家族の幸せと健康を授けてくれる、五穀豊穣の神様「歳神様(としがみさま)」が降りてくると言い伝えられています。しめ飾りのある家は、神様が降りるにふさわしいとされる神聖な場所。しめ飾りを飾って神様に降りてきてもらえば、家に迎え入れられます。

しめ飾りの由来

太陽の神・天照大神(あまてらすおおみかみ)が天の岩戸に隠れて、世界中が真っ暗になったため、神が二度と岩戸に入らないよう、しめ縄を付けて戸を塞いだという日本神話があります。これがしめ縄の起源。そして、しめ縄に願いを込める目的で縁起物の飾りを付けたのが、しめ飾りの由来です。

しめ飾りの正しい飾り方

玄関に飾られたしめ飾り

神様に神聖な場所であることを知らせるためにも、正しい飾り方をする必要があります。ここでは、しめ飾りを飾る時期・場所について解説します。

飾る時期を守る

しめ飾りは、12月25日~30日の間に飾るのが一般的。最近では、ほとんどの人がクリスマスが終わったらお正月の準備に入り、末広がりの「8」が入った28日までに飾り終えます。

 

飾る日には注意が必要です。29日は「9」が「苦」につながる他、「苦を待つ」「二重苦」といった意味合いがあり、31日は、新年まで残り1日しかなく、神様に失礼にあたると言われています。そのため、29日や31日は、しめ飾りを飾る日としてはふさわしくありません。

 

そして、正月用の飾りを飾る期間である松の内の最終日まで待ってから、しめ飾りを外します。地域によってまちまちですが、一般的には1月7日、関西地方では15日までが松の内です。

ふさわしい場所に飾る

しめ飾りは、神様が宿るとされる玄関と神棚に飾ります。神棚に飾る際は、お札が隠れないように注意しましょう。もし神棚がなければ、玄関だけに飾っても問題ありません。実際、家の中に災いが入ってくるのを防いでくれることから、玄関に飾る人が多いようです。

しめ飾りの選び方とモチーフの意味

しめ飾りについているモチーフ

しめ飾りを選ぶ時は、付いている飾り・縁起物の意味合いを考えることがとても重要です。ここでは、しめ飾りの選び方のポイント、飾り(モチーフ)の特徴とそれが意味するものについて解説します。

しめ飾りの選び方

しめ飾りに付いているモチーフには、ちゃんと意味があります。モチーフに込められた意味を理解し、自分や家族の環境・状況に合わせて、何について祈願したいかを考えると良いでしょう。そうすれば、自分や家族にぴったりなしめ飾りが見つかるはずです。

モチーフの特徴と意味

しめ飾りに付いているモチーフはさまざまで、種類ごとに意味が異なります。

 

◆モチーフの特徴と意味

  • ・裏白:左右対称な形が特徴の葉。長寿・潔白(葉の裏が白いため)を意味する。夫婦円満の象徴。
    ・紙垂:稲妻型の紙。豊作・魔除けを意味する。
    ・水引:縁結び。
    ・梅:冬を乗り越えて花を咲かせる。豊かな生活を意味する。
    ・海老:長寿。(海老のヒゲと曲がった背中が老人を連想させるため)
    ・鶴亀:長寿。(鶴は千年亀は万年ということわざから)
    ・南天:「難を転じて福となす」の意味を持つ。赤色の実には厄除けの力も。
    ・橙:木から落ちず大きくなる。家の繁栄。
    ・ゆずり葉:家族・子孫の繁栄。

 

しめ飾りの種類と特徴

南天が付いたしめ飾り

しめ飾りと言ってもその種類は豊富。しめ飾りを選ぶ際は、まず種類を把握しておいた方が良いでしょう。ここでは、しめ飾りの種類とそれぞれの特徴について紹介します。

①輪飾り

シンプルな輪飾り

輪飾りは、しめ縄を小さく細い輪っかに形成した物で、裏白と紙垂が飾られています。簡略化されたしめ飾りで、輪っかの下に藁を垂らしているのが特徴です。

②玉飾り

扉横に飾られたしめ飾り

玉飾りは、一重またはそれ以上の縄を輪っかにした物。輪飾り同様、輪っかの下に藁が垂らされています。輪飾りに付けられた飾りに加えて、橙・海老・水引が飾られているのが特徴です。

③輪じめ

木の扉の両側に飾られたしめ飾り

上記2つと同様、縄が輪っかになっています。付けられる飾りは紙垂のみとシンプルです。

④リース

洋風デザインのしめ飾り

最近はしめ飾りのデザインも多様化しており、リースになった物も多く出ています。おしゃれにしめ飾りを飾りたい!という人に特におすすめです。

 

リースタイプは手作りも可能。用意する物は、リース上のしめ縄の土台・造花・小物類(タコ糸・ワイヤーなど)・好みの飾りです。土台に、紐を巻き付けたり造花を付けたりするだけで、オリジナルのしめ飾りを作れますよ。

おすすめのしめ飾り

シンプルなしめ飾り

上で紹介したしめ飾りの中でも、昨今飾られることが多いのが、輪飾りやリースタイプ。以下ではその2種類のおすすめ商品を紹介します。

シンプルでモダンなしめ飾り

水引と縁起の良い鶴のモチーフが付いたしめ飾りです。南天が付いており、厄除けの意味合いも込められています。シンプルでありながらもモダンでおしゃれなデザインで、玄関飾りにぴったりですよ。
価格:888円(税込)

 

洋風の家にも合うおしゃれなリング型のしめ飾り

ドライフラワーとプリザーブドフラワーが使われた、おしゃれなリング型のしめ飾り。ナチュラルな雰囲気のデザインで、洋風のリビングや玄関ドアにもぴったりです。
価格:3,190円(税込)

 

自由にアレンジできるしめ飾り

世界農業遺産にも認定されている、宮崎県日之影町で作られた100%ハンドメイドのしめ飾りです。シンプルでありながらも、手作りならではの美しさを感じられます。

 

そのまま飾るのも良いですが、花・木の実・グリーンなどを付ければ、オリジナルしめ飾りに。また、クリスマスのオーナメントとしても楽しめますよ。
価格:1,650円(税込)

 

しめ飾りの処分方法

装飾が少な目のしめ飾り

正月が終わりしめ飾りを片付けたら、それを処分する必要があります。最後に、しめ飾りの正しい処分方法についても見ていきましょう。

「どんど焼き」で処分する

どんど焼きとは、お正月飾りや書初めなどを燃やし、神様を天に帰す火祭りのこと。地域によって、「左義長」「お焚き上げ」などと呼び方が異なり、小正月にあたる1月15日に行われる場合が多いです。また、どんど焼きの火にあたったり、その火で焼いたまゆ玉団子を食べたりすると、1年間無病息災で過ごせる、とも言われています。

 

一時はこの風習がなくなりかけましたが、伝統文化継承の観点から、最近復活し始めているところも増え、地域にある神社などで開催されています。

「家庭ゴミ」として処分する

どんど焼きが行われない地域の場合は、しめ飾りを家庭ゴミとして処分して構いません。

 

紙や新聞紙を塩で清め、それにしめ飾りを包んでから燃えるゴミとして処分します。その際、他の一般ゴミとは別の袋に入れるとなお良いでしょう。プラスチックや針金が入っているしめ飾りもあるので、必ず地域のルールに従って分別してください。

自分にぴったりのしめ飾りで新年を迎えよう

扇の装飾が付いたしめ飾り

お正月の飾り物として知られているしめ飾り。しめ飾りがどのような役割を果たしているのか、何の意味があるのかを知れば、飾ることの大切さが理解できるはずです。しめ飾りの概要や種類、付いている飾りの意味を理解して、自分や家族にぴったりのしめ飾りを見つけましょう。

 

 

 

 

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