カーテンを束ねるためのタッセルは、カーテンに付属しているものをそのまま使用している方も多いのではないでしょうか。カーテンタッセルは意外とインテリアとして目立つ場所にあり、カーテンタッセルを変えることで部屋の雰囲気を変えることができます。そこで、この記事ではカーテンのタッセルを手作りする方法を紹介します。家にある余り布やボタンを使ったり、100均で買える材料を利用したりする方法なので、ハンドメイド初心者の方にもおすすめです。
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カーテンのタッセルとは
タッセルとは、糸などを房状に束ねた房飾りのことです。元々はマントの留め具を指す言葉でしたが、現在は洋服・靴・カバンなどにも使われています。カーテンのタッセルは、カーテンを束ねるためのひも・留め具・バンドなどを指します。カーテンを購入すると、カーテンと同じ柄で作られたタッセルが付属していることが多いです。
カーテンのタッセルの種類
カーテンのタッセルは主に4種類あります。
フックタイプ:タッセルの両端が輪になっていて、壁のフックに掛けて使用する。
マグネットタイプ:磁石でタッセル同士を留めて使用する。
ワイヤータイプ:ワイヤーがタッセル全体に入っていて、形を変えて使用する。
クリップタイプ:クリップでカーテンを束ねて使用する。
部屋の雰囲気やお好みのデザインに合わせて選びましょう。
房掛けがない場合はどうする?
カーテンのタッセルを引っ掛けるための房掛け(フック)が付いていない場合は、どうしたらいいでしょうか。賃貸物件の場合、ねじなど壁に穴をあけるタイプの房掛けは難しく、貼った後が残らないフックだとタッセルの重みで落ちてしまうことが多いです。フックを必要としないマグネットタイプのカーテンタッセルがおすすめです。持ち家であれば、床から3分の1程度の高さにフックを付けましょう。
100均の材料で作れる!おしゃれなタッセルの作り方
カーテンのタッセルを100均でも購入できる材料でハンドメイドする方法を紹介します。
まずは基本の舟形タッセル
【材料・道具】
布:42×17.5cm 2枚
ひも:10cm 4本
ミシン
はさみ
定規
一般的な舟形のタッセルを布と紐を使って作る方法です。布を舟形に裁断し、ひもを挟んで縫っていくだけなので、ミシン初心者の方におすすめです。ひもの代わりにリボンを使ってアレンジをしてもかわいい印象に変わるでしょう。
好きな色の毛糸で作る簡単タッセル
【材料・道具】
毛糸:3色 1玉ずつ
はさみ
定規
毛糸をねじってキャンディーのような見た目のカーテンタッセルを作る方法です。毛糸の長さを測って束にして、2つの束をねじって作るだけなので、手芸初心者さんでも簡単に取り組めますよ。カーテンに1周させて結んだだけで、タッセルとして使えるため、フックがない場合にもおすすめです。
ダイソーのロープで作るマクラメタッセル
【材料・道具】
ロープ
はさみ
メジャー
マクラメとは、アラビア語のマクラム(格子編み)に語源があり、ひもや糸を手で編んで結び目を作ることで、模様を作っていく手法です。ダイソーに売っているロープで2本のマクラメタッセルが作れます。上手に編むポイントは、なるべく硬くギュッと結ぶことで、編み目が一定になりやすいことです。慣れてきたら緩めでも作ってみてください。白くてシンプルなマクラメタッセルは韓国風のインテリアが好きな方におすすめです。
付け外しが簡単なマグネットタッセル
【材料・道具】
布:5.5×42cm 2枚
マグネット 2個
ミシン
はさみ
定規
余っている細長い端切れを使って、マグネットで留めて使えるカーテンタッセルを作ります。細長い布を筒状に縫い合わせ、両端にマグネットを入れるだけで、長さも調節可能です。つけ外しも簡単で、フックがなくても使用できます。
クリップに貼るだけ!華やかなお花のタッセル
【材料・道具】
カーテンクリップ 2個
造花
レースなどの装飾
グルーガン
はさみ
100均で売っているカーテンクリップに造花をグルーガンで付けてアレンジをします。部屋のインテリアやカーテンに合わせて、造花やレースなどの装飾を付けましょう。指でつまんで開け閉めする部分は、装飾を付けない方が使いやすいので注意してください。
つまみ細工で作る半くすタッセル
【材料・道具】
マグネットタッセル
2cmの正方形の布
つまみ細工を使って和風のカーテンタッセルを作る方法です。半くすとは、球体の発泡スチロールを半分にして布を貼り付けて作った土台に、つまみ細工の花びらを貼っているものです。つまみ細工に挑戦してみたいと考えている方は、ぜひカーテンのタッセルとして作ってみてはいかがでしょうか。
既存のアイテムで簡単アレンジ!カーテンタッセルのアイデア
結ぶだけで簡単!リボンをそのままタッセルに
リボンをカーテンに結ぶだけでも、カーテンタッセルとして使えます。100均でもハンドメイドやプレゼント用に多くのリボンが売られています。お店のショッピングバッグにもおしゃれなリボンが付いていることもありますので、お気に入りのリボンでカーテンを結んでみてはいかがでしょうか。
好きなモチーフを吊り下げて季節感を
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カーテンタッセルの房部分に、お好きなモチーフを吊り下げることもできます。ハロウィンやクリスマスなどの飾りを付けると、一気に季節感を取り入れられるのでおすすめです。ただし、あまり重いモチーフだとカーテンのタッセルが下がってしまうこともあるため、なるべく軽めのモチーフを選びましょう。
くるみボタンでオリジナルタッセル
家に余っているボタンはありませんか?少し大きめのボタンを使って、カーテンのタッセルを作ることができます。なるべく大きめでひもを通せるくらいの穴が空いているボタンを選びましょう。ひもをボタンに通して先端を結んで輪にしたら完成です。くるみボタンでもかわいいため、100均のくるみボタンキットを使って手作りのくるみボタンで作るのもいいですね。
インテリアにぴったりなカーテンタッセルを手作りしよう!
カーテンタッセルは意外と目に付く場所にあるため、お部屋の雰囲気を変えたい時にハンドメイドでオリジナルのタッセルを作ってみてはいかがでしょうか。カーテンに付属しているタッセルをそのまま使っている方も多いでしょうが、季節やインテリアに合わせていくつか付け替えると簡単に部屋の雰囲気を変えられます。今回紹介したカーテンタッセルの作り方を参考に、ぜひお好みの色や素材でカーテンタッセルを作ってみてください。