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Nov 17, 2021

子どもがお片付けしない…と悩むママへ。年齢別教え方のコツと便利グッズを紹介

子どもに一人でお片付けできるようになってもらうには、どうしたら良いのか悩む親も多いようです。この記事では、幼児や小学生の子どもにお片付けをさせるコツやお片付けの便利グッズを紹介。また、親のNG行動、子育てを楽にするコツも見ていきます。楽しくお片付けができる便利グッズを活用しながら、子どもにお片付けの習慣を身につけてもらいましょう。

【幼児】お片付けをさせるコツ

布ボックスに収納されたおもちゃ

 

幼児におもちゃを片付けさせるときは、親も一緒に行うことが大切。お片付けしやすいように、ボックスなどを用意したり、遊びを取り入れたりするのがポイントです。ここでは、幼児にお片付けをさせるコツを紹介します。

①収納するボックスやバスケットを用意する

子どものおもちゃの種類はさまざま。人形やロボット、積み木、ブロックなど、それぞれ種類別に収納するボックスを用意すると、小さい子どももお片付けがしやすくなります。文字の読めない幼児の場合は、ボックスの側面に収納するおもちゃのイラストや写真を貼ってみてください。

②何かを始める前にお片付けをしてもらう

何か別のことを始める前にお片付けをするようにしましょう。「〇〇が終わってから片付けよう」だと、大人でも守れないケースが多いもの。「お出かけする前にお片付けをしようね」などと声かけをしてからお片付けを始めるようにすると、習慣がつきやすいです。

③遊びを取り入れてお片付けをする

お片付けするときに「おもちゃ達をお家に帰そうね」と声をかけたり、「どっちが先にお家に帰せるかな?」と競争したりすると、お片付けに対して積極的になれます。ボールは、ボックスやかごに投げ入れながら片付ければ、遊んでいるうちに片付きます。また、ミニカーをお片付けするときには、「どちらが先に駐車できるかな?」などと声をかければ、お片付けの意欲が増すでしょう。遊びの延長線で、『親も一緒に』お片付けをするのがポイントです。

④歌を流しながらお片付けをする

お片付けの歌などを流しながらすると、お片付けも楽しくなります。親が歌を歌ってあげるのも良いですね。お片付けするときに歌を流すことが習慣になると、その歌とともにお片付けをするようになりますよ。

【小学生】お片付けをさせるコツ

 

小学生になると教科書やプリントなど学校の道具が増え、机の上がゴチャゴチャになりがちです。次に、小学生の子どもが机をきれいに片付けられるようになるコツを紹介します。

①本棚やファイルを用意する

机の上もしくは机の周りに、教科書や副教材、ノートを並べる本棚を用意しましょう。ブックエンドを用いて仕切れば、低学年の子どもでも教科書を並べやすいです。プリント類は、複数枚収納できるファイルがあると便利です。家で使う文房具は、浅型のトレーを用意すると取り出しやすく、お片付けが楽にできます。子どもが使いやすく、片付けやすい環境を整えてあげることが大切です。

②収納スペースを確保する

入学してしばらくの間は、一緒にお片付けをするようにしましょう。ランドセルから荷物を出す習慣をつけさせることが大切です。不要になったノートや教材などは、別の収納スペースへ移動させ、机の上や周りは常に3割以上の空きスペースを確保してあげてください。収納スペースがあると、子ども自身でお片付けがしやすくなります。

 

子どもに学習机が必要な理由とは?長く使うために知っておきたい選び方も紹介

お片付けに役立つ便利グッズ

ボックスやバスケット、本立てなどがあると、お片付けがしやすくなります。次に、子どもが楽しく簡単にお片付けできる便利グッズを紹介します。

深型スクエア収納ボックス

ミッキーマウスの深型スクエア収納ボックスです。1個330円(税込)でとてもお買い得。人形やロボット、積み木、ブロックなどを収納するのに便利ですよ。

アニマルスクエアバスケット

ぬいぐるみを収納するのに便利なバスケット。シナもロールがかわいいデザインは2種類から選べます。またサイズも2サイズから選べるのも嬉しいですね。

※サイズによって価格が違います。

商品サイズ:35cm ×25cm ×18cm 440円(税込)

商品サイズ:38cm ×26cm ×24cm 550円(税込)

本立て(仕切り)

Nダイソーの型本立て(アイボリー)

仕切りタイプの本立てがあると、教科書や副教材、ノートを立てて収納するのに便利です。取り出しも簡単なので、子どもでも使いやすいでしょう。1個110円(税込)と価格が安く、必要に応じて気軽に増やせるのも嬉しいですね。

靴のお揃えグッズ(おそろえあにまる)

くらしのマグネットのおそろえあにまる

子どもが楽しみながら靴を揃えられる便利グッズが、くらしのマグネットから誕生しました。「おそろえあにまる」は、動物の腕を靴に入れるだけなので、小さい子どもでも簡単に使えます。くま・ねこ・ぺんぎんの北欧風キャラクター3つと、スタンド付きで1,550円(税込)。飾りながら収納できるのも魅力です。

 

くらしマグネットオリジナル商品「おそろえあにまる」の魅力

子どものお片付けに関する親のNG行動

 

親の行動により、子どもがお片付けに消極的になっているケースもあります。子どものお片付けに関する親のNG行動を見ていきましょう。

子どもだけでお片付けをさせる

子どもがお片付けをしている間に、自分は家事を済ませてしまおうと思うかもしれませんが、子どもだけのお片付けはどうしても適当になりがちです。子どもがきちんとお片付けができるようになるためには、親も一緒にしてあげることが大事。1人でお片付けできるようになっても、できるだけ親が付き添うようにしましょう。

お片付けが下手な子を叱る

子どもは、自分なりに頑張ってお片付けをしています。上手くできないからといって子どもを叱るのはNGです。お片付けで気になるところは、「このおもちゃのお家はここであってるかな?」「お人形さんのお家がぐちゃぐちゃになっているよ」など、優しく教えてあげましょう。叱ってしまうと子どものやる気が低下し、その結果お片付けを嫌がるようになります。お片付けは親子で楽しく行い、子どもがお片付けを終えた後は「よくできたね」と褒めてあげることが大切です。

「おもちゃを捨てるよ」などの声かけをする

「お片付けをしないと、このおもちゃ捨てるよ」などの声かけもNG。このような声かけは子どもに恐怖心を与えてしまいます。おもちゃで楽しく遊んでいるときにも「このおもちゃ捨てられてしまうかも…」と、子どもは考えてしまうようになるのです。


また実際には捨てられないことがわかると、逆にお片付けが疎かになる可能性もあります。恐怖心を与えて子どもにお片付けさせても、習慣化しないものです。

 

子どもにお片付けをさせるときは、手取り足取り教えてあげるのが大事。「絵本は本棚に片付けようね」「ぬいぐるみのお家はこのバスケットだよ」と、どのおもちゃをどこに片付けるのか、わかりやすく声をかけるとスムーズにお片付けができるでしょう。

子育てを少しでも楽にする方法

絵本を読む親子

子どもがお片付けをしないこと以外にも、子育てには悩みがつきものです。最後に子育てが少しでも楽になるような方法を紹介します。

悩みを相談する

子育てに悩みはつきものです。1人で悩みを抱え込むのではなく、夫や親、友人など、相談できる相手に悩みを聞いてもらいましょう。人に悩みを話すだけでも、ストレスを軽減できますよ。

周囲のサポートを受ける

子育てでいっぱい、いっぱいになったときは、周囲の人に助けを求めることも大切です。夫や親、保育園の一時預かりなどを利用して、自分の時間を作ってください。ほんの数時間でも自分の時間を確保することで、心身ともにリフレッシュでき、その後の子育ても楽しめるようになるでしょう。

子どものお片付けを習慣化させよう

子どものお片付けを習慣づけるには、ボックスなどを用いて収納場所を決め、片付けがしやすくなるよう収納環境を整えてあげることが大事です。小学生の子どもには、教科書などの収納場所を設けてあげましょう。幼児の場合、親が一緒にお片付けすることが大切なポイントです。かわいい収納グッズも使い、子どもが楽しくお片付けができるように工夫してみてくださいね。