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Dec 24, 2020

子どもに学習机が必要な理由とは?長く使うために知っておきたい選び方も紹介

子どもの学習机

子どもにとって最適な学習環境を整えるためには、設置する場所や機能性、デザインなどを考慮した学習机選びが大切です。本記事では、学習机を使う意味やその必要性、購入前に考えたいこと、長く使える学習机を選ぶポイントを解説します。また、リビング学習や子ども部屋におすすめの学習机も一緒に紹介します。

子どもの学習机の意味や必要性

 

学習机に座る女の子

 

子どもが小学校へ入学する時期は、学習机の購入をするべきか考える家庭も多いです。ここではまず、学習机を使う意味やその必要性について見ていきます。

子どものやる気を引き出すスペースになる

学習机は、子どもにとって勉強に集中できる環境の一因となります。また、学習机は子どもにとってパーソナルスペースにもなり、学習への意欲と自立心を引き出すことにもつながります。後々必要になることを考えれば、早い段階で学習机を準備しておくのも良いでしょう。

正しい学習姿勢を身に付けられる

子どもが大きく成長する時期に正しい姿勢を身に付けておくことは、健康のためにも大切です。学習机があると、正しい学習姿勢を身に付けやすくなるのもポイント。リビング学習などでダイニングテーブルを使用する場合は、適切な姿勢となるように学習椅子を準備すると良いでしょう。

子どもの学習机を購入する前に考えること

 

子ども部屋にあるシンプルな学習机

 

子どもの学習机を準備する前に、どこに置くのが適切か、いつ買うべきかを決めることが大切です。ここでは、学習机を購入する前に考えておきたい2つのことを紹介します。

1.設置場所を考える

▮リビング
低学年から1人で勉強するのはハードルが高いと考える場合は、リビングに学習机を設置するのも1つの方法です。親と一緒の空間で勉強すると集中力が上がる、質問にもすぐに答えられる、勉強する様子を親が見られるなどのメリットがあります。また、リビングで学習机を使う習慣が身に付いたら、子ども部屋に移動するという考え方も良いでしょう。

 

リビング学習の場合は、レイアウトの仕方やリビングのインテリアとマッチしたデザインを選ぶのも重要なポイント。キッチンからよく見える壁側や自然光が入る窓側に学習机を設置したり、収納棚などで間仕切りをしたりして勉強スペースを作るなどのレイアウト方法があります。

 

▮子ども部屋
ベッドなど他の家具もあるため、部屋のスペースに合う机のサイズを選ぶ必要があります。兄弟と一緒に部屋を使う場合は、将来、机が増えることも想定して、コンパクトなサイズの机やツインデスクを選ぶことも考えてみると良いですね。

2.購入時期を考える

一般的に、小学校の入学を控えた1~2月に学習机の売上が伸びるようです。入学祝いとして祖父母が学習机をプレゼントする家庭もあります。このように、小学校入学のタイミングで学習机を購入する家庭もあれば、まずはリビング学習にして、子どもがある程度成長したら購入する家庭もあり、学習机の購入時期はさまざまです。

 

学習机は、教科書などの学用品の他、ランドセルの置き場所としても機能することも考慮しながら、いつ購入するか家族で相談して決めると良いでしょう。

子どもが長く使える学習机を選ぶポイント

 

白い学習机と青い椅子

 

学習机の購入に際しては、子どもの希望を取り入れることも大切ですが、成長に合わせて長く使えるかどうかも考えましょう。ここでは、子どもが長く使える学習机の選び方のポイントを解説します。

1.天板のサイズを考えて選ぶ

学習机の天板の幅は、90~120センチとさまざまなサイズがあります。リビングに設置する場合は、省スペース重視でコンパクトなサイズを選びたいところですが、学年が上がるにつれて教科書、参考書、文房具、パソコンなど使う道具が増えるので、サイズ選びは慎重にしましょう。低学年のうちは大きすぎると感じるサイズでも、子どもが成長したときに、快適に使用できるかを考えて選ぶことをおすすめします。

2.機能性を考えて選ぶ

タブレット・パソコンの充電ができるコンセントや、コード類を置けるスペースがあるかをチェックしましょう。ワゴンや本棚を組み替えられる便利なタイプがおすすめです。子どもの成長と共に、天板や椅子の高さが調節できるタイプなら、体に負担をかけずに長く使えます。

3.デザインを考えて選ぶ

子どもが成長しても使えるデザインを考えて選ぶことをおすすめします。最近では、シンプルな木製デスクが人気のようです。シンプルで飽きのこない無垢材の机は、時間の経過と共に風合いを増します。また、学習机としての役目を終えても用途があるのも魅力です。購入時期によっては、子どもはデザイン性の高いものやキャラクターものを欲しがるかもしれませんが、成長に伴いシンプルなものを求める傾向があります。

リビング学習におすすめの学習机

リビングで勉強する兄弟

 

リビングに学習机を置く場合は、他のインテリアにもなじみやすいデザインがおすすめです。ここでは、リビング学習用にぴったりなシンプルな学習机を紹介します。

ACTUS sarcle desk/linoleum

 

 

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無垢のオーク材を使用したシンプルなデザインのデスクです。幅120×奥行52×高さ70センチで奥行きが浅く、リビングに置くのにぴったりのサイズ。横に少し飛び出た形になっているので、隣に親が座って子どもの宿題を見てあげたり、親の仕事中に子どもが隣で絵を書いたりといった使い方もおすすめです。

 

天板にはリノリウムという特殊な天然素材を使用し、メンテナンスがしやすく、少し弾力があるためペンの書き心地も抜群。必要に応じてシェルフやチェストも追加できます。家族みんなで、さまざまな使い方ができるようにデザインされたデスクです。

IKEA MIKEデスク(オーク調)

幅73×奥行き50センチで、小さなスペースにも置きやすいデスクです。配線口があるので、コードをすっきりまとめられ、スチール製の脚は左右どちら側にも取付けられます。背面と前面が同じ色なので、部屋の中央に置いても違和感がなく、インテリアの自由度が高いのも魅力です。追加ユニットのバリエーションが豊富で、子どもの成長や部屋の雰囲気にも合わせられます。

子ども部屋におすすめの学習机

学習机でオンライン授業を受ける女の子

 

子ども部屋に学習机を置く場合は、組み合わせが自由な機能性の高いものを選ぶのがおすすめです。ここでは、子ども部屋におすすめの学習机を紹介します。

カリモク ピュアナチュールデスク

味わいのある天然木の無垢天板と、使いやすく美しいKライン脚が魅力です。ワゴンは机下に置いてコンパクトに収納したり、横において補助天板を付け広々と使ったりできます。左右に動かせるブックスタンドやラックとも組み合わせが可能。ピュアオーク、モルトブラウン、モカブラウンの3色展開で、シンプルなデザインなので、成長しても長く使えます。

LOWYA 学習机

幅100センチの広々とした天板の学習机です。ネジでしっかり固定できるブックシェルフ、コードをスッキリまとめられるコードスリット、デッドスペースを活用した脚元収納など多機能を備えています。ワゴンはランドセルが楽に置けるデザイン。1番下の引き出しにはA4ファイルも収納でき、フルスライドレール使用で重い物も楽に出し入れできます。人気の北欧系インテリアなどにもマッチしそうな飽きのこないデザインです。

家具の里 学習机

デスクと本棚、キャスターの3点セットです。ナチュラルな質感のアルダー材の木目が、温もりややすらぎを感じさせます。天板は無垢材を贅沢に使い、成長に合わせて55、64、73センチの3段階に調整可能です。天板の奥行きは60センチ(中心部)で、充分な広さがあります。

 

天板の左右にライトの取り付け用の穴があり、使い勝手の良い方に取り付け可能です。また、机の左右には開閉式のかばんフックが付いており(耐荷重 約10キロ)、天板下には奥行12.8センチの収納スペースもあります。

子どもにとって最適な学習机を選び、学習環境を整えよう

リビング学習する女の子

 

子どもにとって学習机とは、学習する場所だけではなく、大切なパーソナルスペースにもなります。だからこそ、子どもに合った長く使える学習机を準備してあげることが大切です。本記事で紹介したポイントを参考にしながら、子どもにとって最適な学習机を選びましょう。