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Apr 23, 2020

リビングに合わせたエアコンの選び方!ポイントや注意点も紹介

リビングでくつろぐカップルを見下ろす

リビングは、家の中で最も家族が集まることの多い場所。リビングのエアコンを選ぶポイントは「部屋の大きさ」「エアコンに付いている機能」「デザイン」です。こちらではリビングのエアコンを購入するときに押さえておきたいポイントや、設置する際に気を付けること、エアコンを使用するときの疑問について紹介していきます。

リビングのエアコンを選ぶ時のポイント

おしゃれなリビング

エアコンには適用畳数や機能が豊富にあります。リビングのエアコンは使用する頻度が高く、値も張りますので選ぶときはできるだけ失敗したくないもの。こちらではリビングのエアコンを購入する際に失敗しない選び方を紹介していきます。

 

 

リビングの大きさに合わせる

まずエアコン選びで大事なのは、リビングの大きさに合わせることです。その際、エアコンの「冷房能力」という項目をチェックしましょう。

 

6畳用が2.2kw、8畳用が2.5kw、10畳用が2.8kw、12畳用が3.6kw、14畳用が4.0kw、18畳用が5.6kwというように、部屋の広さに比例してエアコンの冷房能力が高くなります。リビングだけではなく、キッチンや続き間も合わせてエアコンを使用する場合は、合わせて使う部屋の畳数も考慮する必要があるのです。

 

また広さだけでなく、リビングの作りによってもエアコンを選ぶ必要があります。例えば、リビングに吹き抜けや大きい窓がある場合、リビングの広さにぴったりのエアコンを選ぶと稼働しているときに負荷がかかってしまうことも。そのため、リビングの畳数よりも4~6畳ほど上乗せしたエアコンを選ぶと良いでしょう。

 

その他に家の構造(木造や鉄筋など)や、暖房と冷房、エアコンの機能によっても適用畳数が変わってきますので、購入する前にしっかり確認することが大切です。

欲しい機能に合わせて選ぶ

最近のエアコンにはさまざまな機能が付いているものが多いので、欲しい機能に合わせてエアコンを選ぶのも良いでしょう。

 

部屋の乾燥が気になる方には加湿機能が付いたエアコン、リビングのホコリやカビ対策をしっかりしたい方や、エアコンの掃除が苦手という方には掃除機能が付いたエアコン、花粉症などのアレルギーを持っている方や、ペットを飼っている家庭には空気清浄機付きのエアコンがおすすめです。

 

また日常的にエアコンを使っていると電気代がかかってしまうもの。省エネ機能がついた最上位モデルを選ぶと、初期費用は高めですが月々の費用が抑えられます。

 

この他にも、除湿機能や気流コントロール機能がついたエアコンもありますから、リビングのエアコンにどのような機能が欲しいのかをじっくり考えてみましょう。

デザインで選ぶ

リビングのインテリアにこだわりたい場合は、部屋の雰囲気に合わせてエアコンを選ぶことも可能です。エアコンは似たようなデザインのものが多いですが、機種によっては壁掛けであったり、シャープな形であったり、色や形がおしゃれなエアコンが出ていることがあります。

エアコンを設置する際に気を付けること

部屋の間取り

エアコンを設置する時の注意点がいくつかあります。事前に確認しておくと、設置する際に選択を迫られて慌てることもなくなるでしょう。こちらではエアコンを設置する際の注意点について紹介していきます。

設置場所を確認する

まずはエアコン本体と室外機の設置場所を確認しましょう。
室内機を設置する場所の目安は、天井から5~10cm以上、左右のスペースが5cm以上あるところです。室外機を設置する場所は、排気口側が25cm以上、左右と背面で5cm以上のスペースがとれるところが目安になります。

 

エアコンのように設置が必要な家電製品の場合は、設置スペースに関する決まりがあります。これを守らなければ機械の故障につながる場合もあるので、事前に設置するスペースを正確に測っておきましょう。

エアコン用のコンセントを確認する

エアコンを設置する際には、エアコンの電圧に合った専用のコンセントが必要です。そのため、エアコン取り付け位置にあるコンセントが専用の物かどうかを事前に確認しなくてはなりません。専用のコンセントでない場合は、エアコンを取り付ける時に工事をする必要があります。

 

また「エアコンを使用するとブレーカーが落ちてしまう」といったことを防ぐためにブレーカーのアンペアが30A以上あるかも確認しておきましょう。

使用する環境を確認する

エアコンを使用する環境によっても選び方が異なってきます。
例えば、氷点下になる地域で使用する際は、寒冷地仕様のエアコンを選ぶのがベストです。寒冷地仕様のエアコンでない場合、室外機に霜がついてしまってエアコンの効きが悪かったり故障してしまったりすることがあるので注意しましょう。

エアコンのQ&A

エアコンのリモコン

すべてを確認した上でエアコンを購入しても、実際に使用してみると疑問が浮かんでくることもあります。そこで、エアコンの使用に関するよくある疑問について答えていきましょう。

エアコンと換気扇を同時に使用しても良い?

エアコンと換気扇は同時に使用しても大丈夫です。一般的なエアコンには換気機能がついていないため、エアコンを使っている時にも新鮮な空気を取り入れるために部屋の換気をする必要があります。健康のことを考えるならば、エアコンと換気扇を同時に使うのがおすすめです。

 

ただし、換気扇を使う時には強さを「弱」に設定しておきましょう。そうすることで、エアコンで暖まった空気や冷えた空気が外に出てしまうことを最小限にすることができます。

エアコンを使用することで乾燥が気になるときは?

エアコンを付けると部屋の温度を快適に保つことができますが、その一方で乾燥が気になることも。乾燥しすぎると、喉や鼻がヒリヒリするなど体の不調につながることもあるので、乾燥のし過ぎには注意が必要です。

 

エアコンと加湿器を併用することで湿度を上げれば、部屋の乾燥を防ぐことができます。ただし、加湿器のお手入れや電気代が気になるということであれば、濡れたタオルや洗濯物を部屋に干すだけでも、加湿ができるのでおすすめです。

 

その他、観葉植物を設置するのも1つの方法。植物にあげた水が空気中に少しずつ蒸発していくので、それによって加湿の効果が期待できます。

エアコンの効きが悪いときは?

エアコンを付けていても、部屋がなかなか冷えなかったり温まらなかったりするときも。原因として挙げられるのが、室内機・室外機の汚れです。汚れが溜まっていると、エアコンの効きも悪いですし、エアコンの風と一緒にホコリやカビなどが出てくることもあります。そのため、室内機・室外機は定期的に掃除することが大切です。

 

また、室外機の前に物を置いていたり、直射日光が当たったりしていてもエアコンの効きが悪くなります。室外機の周りもしっかりとチェックしましょう。

 

エアコンは長期間使用する電化製品ですから、それによる故障やセンサー機能の劣化なども原因として考えられます。メーカーに連絡をして点検してもらい、部品の交換や修理で済むのか、買い替えが必要なのかを判断してもらうと良いでしょう。

節電の効果を高めるためには?

余分なパワーを使わないように、エアコンのフィルター掃除をこまめにしたり、冷房時には設定温度を下げずに風量を上げたりすることで節電につながるでしょう。

最適なエアコンを選んでリビングを過ごしやすい環境に

おしゃれなリビング

リビングは、家族で集まって食事を囲んだりくつろいだりする大切なスペースです。子どもがいる家庭では勉強をする空間になることも。そんなリビングのエアコンを選ぶときは家族が快適に過ごせるものを選ぶことが大事です。こちらで紹介した選び方を参考にしてリビングに最適なエアコンを選びましょう。