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Mar 25, 2020

屋根裏部屋の部屋づくりアイディア!空間をうまく有効活用するには?

家に屋根裏部屋があるけれど、どう使えばよいかわからない方は多いのではないでしょうか。実は屋根裏部屋の使い道はたくさんあるのですが、うまく使っている方はそう多くいません。せっかくの屋根裏部屋のスペース、有効活用できるアイディアを余すことなくお伝えします!

屋根裏部屋を有効活用しよう!

今この記事をご覧になっている方は、屋根裏部屋があるけれどうまく活用できずに困っているのではないでしょうか。うまく活用できないのは活用方法がわからなかったり、はしごの上り下りが大変だったり、単に面倒だったりなどの理由があげられますよね。しかし、屋根裏部屋のスペースを有効活用できれば、普段の生活がより快適になるのは間違いないでしょう。

 

屋根裏部屋を使う利点

スペースを有効活用できる

屋根裏部屋を使うと家のスペースを有効活用できるメリットがあります。通常の居室で収まらない家具や荷物があれば、収納場所として屋根裏部屋を利用できるでしょう。また、天井が低い屋根裏部屋は子供の背丈にぴったりなので、子供部屋として使うのにも適しています。

 

収納場所として使うのか、居住空間として使うのかは考え方次第です。

自分だけの静かな空間が作れる

屋根裏部屋は窓がそう多くはありません。リビングや道路から最も離れた場所にあるので、静けさを保てる環境にあります。そのため寝室や書斎、勉強部屋など、多くの使い方ができます。屋根裏部屋は自分だけの空間を作ることも可能なのです。

屋根裏部屋を使う上での注意点

断熱材の入れ方によっては外気温の影響を受けやすい

屋根裏部屋は、断熱材の外に作られるパターンと、断熱材の内に作られるパターンの2通りがあります。最近では、屋根裏部屋の屋根に断熱材を敷き詰める住宅が多いです。しかし一方では屋根に断熱材が敷き詰められていない住宅もまだまだあります。

 

断熱材の外に屋根裏部屋がある、つまり屋根裏部屋の屋根に断熱材が敷き詰められていない場合は、外の熱が出入りしやすい構造になっているので外気温の影響を受けやすいです。そのため、夏場は太陽熱がこもってしまい、気が付けばサウナのような状態になる場合も。逆に冬場は寒すぎて、その場にはいられないほどになります。

 

このような理由から屋根裏部屋が過ごしづらいと思う方もいるでしょう。また、暮らす側面だけでなく、収納の側面でも影響を受けてしまうこともあります。電子機器など温度によって影響を受けてしまうものは置いておけないので注意が必要です。

 

解決策としては屋根の裏側に断熱材を入れる方法があります。また、通気性の悪さを改善するためには窓や換気扇を設置するのも有効です。しかし、断熱材設置や窓、あるいは換気扇の設置は当然コストもかかります。設置するかどうかは、もちろん予算との兼ね合いもあるでしょう。

 

はしごの上り下りが大変

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出典:Amazon

 

屋根裏部屋では、収納式のはしごが多く用いられています。もし収納式はしごを急な角度でしか設置できないとなると、荷物の運搬はかなり難しいです。また、毎度の上り下りは体力が必要となるので、とくに高齢者にとっては動作が辛くなるでしょう。

 

しかし、あらたに収納式のはしごを購入すると解決できる場合もあります。収納式のはしごを購入する際は、デザインだけではなく機能性を確認して選ぶのをオススメします。万が一はしごから落ちてしまうと重大な事故になってしまう可能性もあるので、購入するにしても慎重に選びたいところですね。

 

また、自治体の決まりにもよりますが、収納式のはしごではなく固定式の階段を設置できる場合もありますので、あわせて確認しておきましょう。

 

屋根裏部屋の部屋づくりアイディア7選

収納スペース

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出典:Amazon

 

1つ目のアイディアは収納スペースです。屋根裏部屋は収納の用途としてよく使われます。収納となると他の用途よりも考えることが少ないので、手軽に屋根裏部屋のスペースを利用できます。たとえば、着なくなった洋服や、使わなくなった子供のおもちゃ、使用しなくなった家具などを収納するのでもよいでしょう。

 

収納を兼ね、居住空間として屋根裏部屋を使う際は、棚やクローゼットを柱や壁と色調を合わせると、統一感が出てスッキリとしたインテリアになります。

 

こちらのハンガーラックは色が数色あるので、自分のインテリアに合う色を選ぶのもいいでしょう。手頃な値段でお部屋がスッキリするのでオススメです。また、カバーが付いているため、ホコリや日焼けからも守れます。

寝室

2つ目のアイディアは寝室です。部屋にベッドを置くと、かなり幅をとってしまいますよね。そのため、屋根裏部屋にベッドを置いて寝室にする方も多いです。寝る空間と居住空間が同じだと、ついベットでゴロゴロしてしまい、生活にメリハリがなくなるデメリットもあるでしょう。

 

寝る空間と居住空間をハッキリと分けたい方は、屋根裏部屋を寝室として使うのがオススメです。

居住空間

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3つ目のアイディアは居住空間として使う方法です。屋根裏部屋にテレビや家具などを置いてリビングのように利用する方法もあります。屋根裏部屋のインテリアにこだわり、秘密基地のようなおしゃれな空間を作るのが憧れの方もいるでしょう。

 

日常的に使用している空間から離れた場所にある屋根裏部屋はとても静かです。そのため、自分だけの空間を作りたい場合に最適です。とくに本を多く所有している方はホームライブラリをつくるのもオススメです。

 

こちらの本棚はAmazonでベストセラーの商品で、多くの本をムダなくすっきり収納できます。板が分割しており、少ないスペースでも簡単に組み立て可能です。数色あるため、部屋のインテリアに合わせて選ぶとよいでしょう。

眺望室

4つ目のアイディアは眺望室です。屋根裏部屋に窓があり、景色が見えるなら眺望室としても使えます。眺望室として使用する場合は、窓からどんな景色が見えるのかはもちろん大切なのですが、同時に屋根裏部屋をどんな空間にするのかも考えていきましょう。

 

屋根裏部屋の空間と外の景色が一体となるような開放感あふれる作りだと、より外の景色が身近に感じられます。屋根裏部屋から外の景色をゆっくりと眺める時間に憧れる方は多いでしょう。

ホームオフィス

5つ目のアイディアはホームオフィスとしての使い道です。在宅で仕事をしている方は屋根裏部屋をホームオフィスとして利用するのもオススメです。もちろんリビングや自分の部屋でも仕事はできるかもしれませんが、同居する家族の生活音が気になって仕事に集中できない方も多いでしょう。

 

そのため、あえて屋根裏部屋にデスクと椅子など仕事で必要な最低限の家具を設置し、ホームオフィスとして利用すれば仕事にも集中できます。できるだけ物を置かない、または部屋に使う色を少なくするとよい環境が作れるでしょう。

子供部屋

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6つ目は子供部屋のアイディアです。子供部屋として屋根裏部屋のスペースを使っている方も多いですよね。屋根裏部屋に子供部屋があると、子供としてはまるで秘密基地にいるような感覚になるので、毎日ワクワクが止まらないでしょう。

 

もちろん勉強に必要な机や遊ぶためのおもちゃも必要だと思いますが、子供の想像力を伸ばすようなおもしろい仕掛けがあると、より子供は喜ぶでしょう。たとえば壁の柄。優しいパステルカラーの柄だと子供は毎回ワクワクしますし、屋根裏部屋の中に滑り台やボルダリングを設置するのも遊び心があります。

 

また、昼寝用のハンモックを設置するのも子供は喜ぶでしょう。こちらのハンモックはお求めやすく、安全性もしっかりしている安心な商品です。インテリアに馴染みやすいハンモックは、まさに子供の想像力を伸ばすような仕掛けとなっています。子供だけでなく大人も楽しめる商品です。

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出典:Amazon

 

このような段ボール工作シリーズの椅子と机のセットがあれば、子供に楽しんでもらえるはずです。こちらは子供でも簡単に組み立てができるのと、机と椅子は段ボールでできていて軽く、子供でも簡単に持ち運びができるのがよさです。

 

心ゆくまで落書きができる段ボール製の机と椅子なので、子供が思い描くデザインにアレンジするのもいいですね。

 

ホームシアター

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7つ目のアイディアはホームシアターとして利用するアイディアです。ホームシアターで自宅を映画館のようにするのは、多くの人にとって憧れなのではないでしょうか。しかし、ホームシアターはかなり幅を取るため、他の家具もある中でリビングに設置するのは難しい場合もあります。

 

そういったときは、屋根裏部屋をホームシアターのスペースとして使うのもよいでしょう。ホームシアターに必要な機材はプロジェクターやスクリーン、スピーカーなどです。また、観賞用として大きなクッションもあるとよいでしょう。

 

家族みんなが楽しめるホームシアターの完成ですね。

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結局、屋根裏部屋をどう使うのがベスト?

これまで見てきたように、屋根裏部屋の使い方はさまざまですが、はたしてどの使い方がベストでしょうか。屋根裏部屋の断熱によっては外気温の影響を受けやすく、また屋根裏部屋へ向かうはしごの角度によって荷物の運搬が難しい問題点がありましたね。

 

そういった場合は、普段から利用するようなリビングや寝室など居住空間としての使い方は難しい可能性もあります。そのため収納スペースとして使うのがベストでしょう。しかし、こういった問題がない場合は、せっかくの屋根裏部屋のスペースを収納だけに使うのは非常に勿体無いです。

 

一軒家はクローゼットが多く、物置にものを入れる選択肢もあります。他に収納スペースがないのであれば、屋根裏部屋を収納スペースとして使うのもいいのですが、収納スペースが十分に足りていれば居住空間として使うことをオススメします。

 

またさきほど紹介したアイディアの組み合わせもできます。たとえば寝室×ホームシアター。大きいスクリーンで映画を観ながら寝る、そんな生活を想像すると最高ではありませんか。屋根裏部屋のアイディアを紹介してきましたが、組み合わせや他のアイディアもあるでしょう。

 

ぜひ、自分らしい屋根裏部屋を作ってみてください。

理想の屋根裏部屋に仕上げよう

今回は屋根裏部屋の部屋づくりアイディアを中心に見てきましたが、いかがでしたか。こんなに魅力的な屋根裏部屋の空間を、収納だけに使うのは非常に勿体ありません。屋根裏部屋はさまざまな使い方ができます。屋根裏部屋を使う際の目的を決め、今回ご紹介したアイディアをぜひ活かして素敵な屋根裏部屋にしてくださいね。