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Feb 25, 2024

トレンチコートはベルトの結び方がポイント!おしゃれな着こなしテクをご紹介

トレンチコートは季節を問わず活躍する、ファッションの定番アイテム。そのまま着るだけでも十分おしゃれですが、「ベルトの結び方」を工夫すればさらにスタイリッシュ感がアップするんです!この記事では、トレンチコートのベルトの結び方や着こなしのアレンジ方法、袖ベルトをすっきりまとめるテクニックを紹介します。トレンチコートをおしゃれに着こなす方法をチェックして、ステキなトレンチコートコーデを楽しみましょう。

トレンチコートとは

 

トレンチコートとは、防水性のある生地で作られた長めのコートのことです。もとはイギリスの軍服として開発されたものでしたが、徐々に一般にも普及するようになり、現在はファッションアイテムとして定着しています。特に大人世代のアウターウェアとしての人気は高く、春や秋など寒暖差が激しい季節の変わり目に重宝されています。トレンチコートのもっとも大きな特徴は、全面についたベルトです。ベルトはコートの腰部分についているほか、左右の袖口にもあります。袖ベルトには袖口を調整し風の侵入を防ぐ役割が、腰ベルトにはシルエットを引き締めスタイリッシュな印象を与える役割があり、トレンチコートのおしゃれさと機能性を両立するのに役立っています。

印象早変わり!トレンチコートのベルトの結び方6選

どんな風にベルトを結ぶかによって、トレンチコートの印象は大きく変わります。ぜひ自分らしいベルトの結び方を見つけて、トレンチコートをおしゃれに着こなしましょう。ここでは、トレンチコートのベルトの代表的な結び方を6つ紹介します。

【バックフロント結び】ウエスト周りをすっきり見せる

 

バックフロント結びは、後ろ姿やウエスト周りをすっきり見せる結び方。外したベルトを裏返しベルトステイに通し、バックルにベルトをセットします。ベルトの先をベルトステイに通したら、腰に巻いているベルトの下を通って反対側のベルトステイに通しましょう。バックルの位置が真ん中にくるよう形を整えたら完成です。シンプルで簡単な結び方ですが、そのぶんベルトがかさばらず上品にまとまるので、スマートな印象になりますよ。

【ワンテール】すっきりしたIラインを作る

 

ワンテール結びは、ベルトを1度巻いてから結ぶ方法。まずはバックフロント結びと同じくベルトを外し、裏返してからベルトステイに通します。バックルにベルトをセットしたら輪を作りながらベルトの先を腰のベルトの下から通し、巻き付けるようなイメージで通していきます。こうすることでウエスト部分が引き締まり、洗練された印象に。女性らしいシルエットが強調され、スタイルアップ効果も期待できるでしょう。

【ネクタイ結び】かっこいいスラリとした後ろ姿に

 

ネクタイ結びは、その名の通りベルトをネクタイのように結びます。ベルトをできる限り右にずらし、バックルの反対側が長くなるように調整します。続いて、右側の長いほうのベルトを上にして交差させ、ネクタイを結ぶ要領でもう片方のベルトに巻き付けましょう。交差する部分に輪を作りながら巻き付けたら、ベルトの先を裏から通します。あとはベルトの先を輪に上から通し、形を整えれば完成。きちんと感の中にもおしゃれさを取り入れたいときや、縦のラインを強調したスラリとしたスタイリングにおすすめです。

【バックサイド結び】幅広いシーン・コーデに合わせられる

バックサイト結びは、幅広いシーンに合うシンプルな結び方。まずはベルトをベルトステイに通し、右側の端を左側のベルトに重ねるようにしてセットします。両方のベルトをまとめて腰ベルトの下から通し、上から輪の中に入れましょう。シルエットのバランスに違和感がでないよう、結び部分はやや左側に寄せておくとキレイに着こなせます。すっきりした後ろ姿で上品な大人の雰囲気を出したいときは、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

【片リボン結び】カジュアルにサッと結べる

 

片リボン結びはスマートな印象を演出する、定番の結び方。ベルトステイに通してベルトを前に持ってきて、正面から少しずらした位置で交差させます。ベルトの先側をバックル側のベルトに巻き付けるようにひと結びし、ベルト先で輪を作りながら交差部分の裏に通しましょう。続いてベルト先を2つ折りにし、2つ折りにした先端を輪に通します。ベルトとバックル部分を引っ張り結び目の形を整えたら完成。きちんと感と上品さが出るので、プライベートでのお出かけにはもちろん、通勤時にもおすすめですよ。

【シンプルノット】男女問わず取り入れられるスタイル

 

シンプルノットはレディースをはじめ、メンズにもおすすめのシンプルな結び方。ベルトをベルトステイにセットし、余った部分を2つ折りにします。続いて指を使って輪を作り、ベルトの先をウエスト部分のベルトに下から通します。輪にベルトの先を通し結び目を作ったらキュッと固く引き締めて完成です。クラシカルな雰囲気のシンプルノットはほどけにくいという特徴もあり、ビジネスシーンとの相性が良いのでおすすめです。

トレンチコートの着こなしアレンジ3選

 

上で紹介した結び方にプラスして、覚えておくと便利なアレンジ方法もご紹介。実践しやすく、それでいておしゃれな雰囲気を演出することもできるので、ぜひ取り入れてみてくださいね。

ベルトを外してそのまま着る

トレンチコートはベルトを外すと、すっきりシンプルな印象に早変わり。サラッと羽織るだけで抜け感のあるスタイルになり、コーディネートを引き立ててくれますよ。脱ぎ着するタイミングが多い日や外出先で結び目がほどけてしまったときにもおすすめです。

長い場合はポケットに入れる

ベルトの両端をポケットに入れるだけ、というテクニックも。フロントボタンは開けても閉めてもOKなので、着こなしの幅が広がります。ベルトの長さが短いとポケットから飛び出してしまいやすいので、その場合は手の出し入れは意識して抑えるのがおすすめです。

そのまま垂らして着こなす

あえてベルトを結ばず、そのまま垂らして着こなすのも最近のトレンド。トレンチコートのベルトを結ぶとどうしてもきちんと感が出やすくなるので、ラフなコーデの日やオフの日はナチュラルな着こなしにチャレンジしてみるといいかもしれません。キレイめなカラーのパンプスやバッグと合わせるとメリハリがついて、よりおしゃれさが際立ちますよ。

袖ベルトが長い!すっきりまとめる方法は?

袖ベルトが長いと重たい印象になりますし、なにかと不便ですよね。長い袖ベルトをすっきりまとめたいときは、ベルトを2回バックルとベルトステイに通しましょう。まずはバックルとベルトステイにベルトを通します。次にベルトを折り曲げて再びバックルに通し、ゆっくり引っ張ります。最後にベルトステイに通せば1回通したときよりほどけにくくなり、長さもすっきり短くなるので、ぜひ試してみてくださいね。

おわりに

 

トレンチコートは、大人のこなれ感や上品さを演出してくれる便利なアイテム。シーンやコーディネートに合わせてベルトの結び方をアレンジすることで、トレンチコートの魅力は更に引き立ちます。好みの結び方を探したり、さまざまな組み合わせを試してみたりと、ぜひ自分らしい着こなしを楽しんでみてはいかがでしょうか。