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Sep 07, 2020

アートを取り入れてセンスが光るインテリアに。絵画の選び方や飾り方のコツとは

アートのあるリビング

自分好みの空間を作れるアート。アートをインテリアにうまく取り入れることで、部屋の雰囲気をガラっと変えられます。しかし、アートの取り入れ方が分からない人も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、「絵画を選ぶ3つのポイント」や「アートを美しく飾るコツ」について詳しく解説します。

インテリアにアートを取り入れるメリット

 

飾ることのメリットについて理解しておくと、アート選びやレイアウトがしやすくもなります。そのためまずは、インテリアに取り入れることでアートがどのような効果をもたらすのかについて見ていきましょう。

部屋のおしゃれ度がアップする

壁に1枚アートを飾るだけで、部屋のおしゃれ度がグッとアップします。センスの良い作品を選べば、高級感のある空間にすることも。また、シーズンごとに飾る絵を変えることで、季節感のある部屋にも仕上がります。

 

アートは壁にかけるだけで良いので、場所を取らずにおしゃれを楽しめる点もメリットです。

空間に「癒し」が生まれる

アートの色によってヒーリング効果が期待できるとも言われています。例えば、赤色は人にパワーを与え、白は清潔感をイメージさせ、緑色は心を落ち着かせるなど、色ごとにその効果が異なるのです。

 

部屋でどのような気分で過ごしたいのかを考えた上で、部屋に適した色のアートを飾ってみましょう。

インテリアに飾るアートの選び方

 

自分の家に飾るアートですから、自分の好みのアートを選びたいもの。しかし、やみくもに選んでしまうと、おしゃれどころか空間全体を雑多な印象にしてしまう可能性があります。絵画を選ぶ際のポイントを押さえておきましょう。

①目指す雰囲気に合わせて選ぶ

まずはどのような雰囲気の部屋に仕上げたいのかを考えることが大切です。部屋のインテリアにある色味を取り入れながら、イメージした雰囲気に合うような絵画を選びましょう。

 

ポップな雰囲気の部屋にしたい場合はカラフルな絵画を、逆に大人っぽく落ち着いた雰囲気の部屋にしたければ、シンプルな絵画を飾ってみてください。画風が違うだけで、部屋の印象が随分変わります。

②部屋の配色に合わせて選ぶ

統一感のある部屋にするには、まずは部屋全体を見渡して配色のバランスを考えてみましょう。

 

たくさんの色が使われている絵画は、比較的どのような部屋にも馴染んでくれます。ただし、部屋の中にない色ばかりが使われた絵画だと、馴染まない可能性もあるので注意が必要です。

 

また、絵画を飾る場所を決めたら、その近くに置いてある家具の色を考慮して、同系色の絵画を選んでみるのもおすすめ。より統一感のある部屋に仕上がるかもしれません。

③複数飾る場合はテイストを統一する

複数の絵画を飾りたい場合は、それぞれの絵のテイストを揃えることも大切です。絵のデザイン・タッチ・色味などが似ている物を選べば、部屋に統一感が出やすいでしょう。

アートをインテリアとして美しく飾るコツ

 

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おしゃれな部屋に仕上げられるかどうかは、アートの飾り方次第とも言えます。せっかく手に入れたお気に入りの絵ですから、美しく飾りましょう。こちらでは、飾り方のポイントを解説します。

目線の高さに飾る

絵画を飾る位置はとても大切。立って部屋を見渡したときに、自然に視界に入ってくるような高さに飾るのが良いとされています。自分の身長や、家族の平均身長に合わせた高さに飾ってみましょう。

 

もし家族の身長にかなりの差がある場合には、絵を飾る部屋を誰が一番使うのかで飾る高さを決めるのも良いかもしれません。

壁とアートの形を揃えて飾る

アートを飾る壁の形とアートの形とを揃えるのもポイントの1つです。飾る壁が横長・縦長のどれに当てはまるかを確認し、その形に沿って絵画の形も合わせてみましょう。形を統一すれば、すっきりとした印象に仕上がります。

 

またアートが壁に対して、どれくらいの割合を占めるかによっても雰囲気を変えらます。華やかな雰囲気にしたい場合は、壁の50%以上を占めるようなアートを、落ち着いた雰囲気にしたい場合は、20%~30%を占めるようなアートを飾りましょう。

家具の中心に合わせて飾る

アートを飾るときは、部屋の中で特に視線が行きやすい場所に飾るのがおすすめ。例えば、壁側にソファやキャビネットなどを寄せている場合は、それらの家具の上に配置すると良いでしょう。その際、アートの幅を家具の幅の70%くらいにするとバランス良く飾れます。

 

また、アートを家具の中心部分に合わせて飾れば、統一感も出せます。

配置を工夫して飾る

複数のアートを飾りたい場合もあるでしょう。その場合は配置に気を付けることがポイントです。アートの上下、もしくは左右のラインを揃えるとまとまって見せられます。

 

また、大きさの異なる複数のアートをまとめて飾る場合は、大きな四角の中にアートを収めるイメージで飾ってみましょう。そうすることで一気に統一感が出ます。

 

その他にも、中心部分を揃えて横1列にアートを並べた「みたらし団子型」、階段状にアートを並べた「階段型」、三角形にアートを並べた「ヒエラルキー型」など、さまざまなバリエーションがあります。部屋や家具とのバランスを見ながら、工夫してアートを配置してみましょう。

アートをより美しく!額縁の選び方

 

アートを飾るときに欠かせないのが額縁です。どんな額縁を合わせるかによってもアートの見え方が変わってきます。そこでこちらでは、よりアートが映えるような上手な額縁の選び方について詳しく解説します。

飾る部屋のテイストを意識して選ぶ

アートと額縁のバランスが取れていれば良い、と思われるかもしれませんが、額縁と部屋のテイストを合わせることもとても大切です。いくらアートと額縁のバランスが取れていても、額縁と部屋の雰囲気が合っていなければ、インテリアに馴染まない可能性もあります。

 

例えば、部屋全体がナチュラル系のインテリアである場合は、額縁もそれに合わせて白や木製のような部屋に馴染みやすい素材を選んでみましょう。

 

迷って決められないという場合は、ゴールドの額縁もおすすめ。ゴールドは意外とどのようなアートとも相性が良く合わせやすいです。それだけでなく高級感も出せるので、お部屋の雰囲気をゴージャスに仕上げられます。

アートのカラーに合わせて選ぶ

アートのメインカラーと額縁の色を合わせれば、バランスが取れるだけでなく、よりアートの存在感が増します。一方、メインカラーが分かりにくいようなカラフルなアートの場合は、額縁を白にすることで、絵と額縁の両方が映えるでしょう。

複数飾る場合は種類を揃える

複数のアートを飾る場合は、アートそのもののデザインがバラバラであっても、額縁を同じ種類にすることでまとまりやすくなります。全く同じでなくても、額縁の素材や色を一緒するだけでも十分です。

 

もし変化を付けたいのであれば、素材や色は変えずに額縁の太さなどを変えてみても良いかもしれません。

アートを取り入れてインテリアを演出しよう

 

大掛かりな模様替えはできないけれど雰囲気を変えたい気分になった、というときはアートを取り入れてみてください。アートの選び方・飾り方などによって部屋の印象が変わるので、工夫次第でいろいろな部屋に仕上げられるはず。ぜひお気に入りのアートを見つけて、自分好みのおしゃれな空間を演出してみてはいかがでしょうか。