Dec 17, 2024

ダイソーのジェルポリマーは見た目がかわいい！どんな植物に向いている？

ジェルポリマーは、土の代わりに植物を育てることができるゼリー状の素材です。保水性があるため水をあげる頻度が少なくてもよく、忙しくて植物の世話がなかなかできないけど植物をお部屋に置きたいという人にはおすすめ。

この記事では、ダイソーのジェルポリマーを紹介。使い方やどんな植物に向いているかを解説します。

MOKUJI

1 ジェルポリマーって何？
2 ジェルポリマーはダイソーでも購入できる！
- 2.1 ジェルポリマーへの植え替え方法と注意点
3 お手入れが簡単で初心者にも育てやすく、お部屋もおしゃれになる！

ジェルポリマーって何？

ダイソー　ジェルポリマー　グリーン　保水性の高いビーズ状の植え込み材

ジェルポリマーは、ハイドロゼリーとも呼ばれる「高吸水性樹脂」でできたジェル状のボールのこと。人工的な土の一種で、このような植え込み材を使って植物を育てる方法をハイドロカルチャーといいます。

ジェルポリマーは、約95％が水分。水を含んできらきらと光るり、ビーズのような透明感がある見た目で、おしゃれな印象。ガラスの容器に入れて、植物を植えて飾っておくとインテリアとして見栄えがしますよ。

ジェルポリマーに向いているおすすめの植物

ジェルポリマーに向いているのは、少しの日光でも育つことができる丈夫な観葉植物です。例えば、パキラ、サンスベリア、ポトス、アイビー、ガジュマルなどがおすすめ。いずれも100均で購入しやすい植物です。

ただし、ジェルポリマーはプルプルとした素材で動きやすいため、植えこむなら軽くてサイズの小さい観葉植物がおすすめです。

ジェルポリマーのメリット・デメリット

見た目がきれいなジェルポリマー。インテリアとしてお部屋をおしゃれに演出してくれます。植物を育てる上で知っておきたいジェルポリマーのメリット・デメリットを紹介します。

【メリット】
・堆肥や腐葉土などの有機物が含まれていないので害虫の心配がなく衛生的
・水分を多く含んでいるため、水やりの頻度が少なくてもよい
・透明な容器を使った場合、水の残量や水やりのタイミングが分かりやすい
・植え替えが土より簡単

【デメリット】
・容器の底に水をためて育てるため水分量が多く根腐れしやすい
・土に比べて植物の成長度合いが緩やかなので大きく育ちにくい

ジェルポリマーで植物を育てるコツ

ダイソー　ジェルポリマー　グリーン　ガラス容器に入れたジェルポリマー

ジェルポリマーで育てる場合、土よりも植物が育ちにくいと言われますが、コツをおさえてお世話をすることで長く植物と付き合うことができます。

・置き場所に注意する
室内の明るい場所に置きましょう。おすすめは、レースのカーテン越しの窓際です。直射日光が当たる場所は葉焼けの原因になるので避けた方がベター。冬場は、窓際は気温が下がるため部屋の暖かい場所に移すようにしましょう。

・肥料は液肥を選ぶ
肥料をあげる場合は、液体のものを選びましょう。土用の肥料は効果が強すぎて根腐れの原因になる場合があります。

・冬越しのコツ
冬場は窓辺に置くのは避けましょう。また多くの観葉植物は冬は休眠期に入ります。水やりは最小限にとどめ、肥料も与えないようにしましょう。

ジェルポリマーはダイソーでも購入できる！

ダイソー　ジェルポリマー　グリーン　

ダイソーでもジェルポリマーが手に入ります。ダイソーのジェルポリマーは、ブルー、グリーン、クリア、オレンジの4種類があります。素材は、ポリアクリル酸ナトリウム、水。ビーズの水分が減ると小さくなりますが、水を加えることで繰り返し使うことができます。水分が多く含まれているので、植物の根押さえとして、水を与える手間がかからないのがポイントです。

ジェルポリマーへの植え替え方法と注意点

ジェルポリマーは植え替えがとても簡単にできます。土を触ったことがないという人でも気軽に挑戦できますよ。まずは、ダイソーでも購入できるミニ観葉植物を植え替えてみては？

【植え替え方法】
1　植物を土から掘り出して、根をよく洗う。ハイドロカルチャーは無菌状態で育てるため、微生物が含まれる土が残らないように丁寧に洗う

2　底に穴が開いていないガラスなどの容器にジェルポリマーを入れ、植物の根が埋まるように植える

ビーズが乾いてくると小さくなるので、そのタイミングで水をあげます。頻度は週に1回くらいでOK。根の3分の1が浸るくらいが量の目安です。

土に比べて手間がかからないジェルポリマーでの栽培には、注意点もあります。もっとも多いトラブルは根腐れ。また、水のやりすぎなどでカビが発生する場合があります。根を持ったときにぐちゃっとしていたら根腐れしています。根腐れしたら元には戻らないので廃棄しましょう。水分量は容器の4分の1くらいが目安です。根腐れや水の量は日々観察が必要です。