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Dec 22, 2021

【おすすめスポット紹介】こだわりが見つかる街「清澄白河」

「おしゃれなコーヒー屋さんが多い」「アートを感じる街」など様々なイメージがある、清澄白河。今回はそんな清澄白河の中でも、よりこだわりを持ったお店を紹介。古き良き下町の風景を残しながら、新しい文化を取り入れていくこの街で、是非、あなただけのこだわりのお店を見つけてみてください。

江戸と現代が交差する街「清澄白河」の魅力

江戸時代から物流の拠点として栄えており、歴史ある下町「清澄白河」。そんな古き良き町も、新たな文化を取り入れ、昨今ではおしゃれな街の代表として紹介されることも。まずは、そんな清澄白河の持つ昔と今の魅力を紹介していきます。

 

古き良き下町情緒残る街

 

小名木川と隅田川が流れるこの街は、江戸時代からその立地を生かし、物流の街として栄えていました。深川資料館通りにある商店街には、歴史ある寺社仏閣や、昔ながらの呉服屋さん、豆腐屋さん、和菓子屋さんなどがあります。この街は昔の趣を残しつつ、今もなお活気溢れる魅力的なスポットなのです。

 

新たな文化を発信する街

 

昔ながらの下町感を残しながらも、この街は進化し続けています。1995年にオープンした「東京都現代美施術館」を起に、最先端のアートを提供するギャラリーがどんどん増えていき、徐々にアートの街へと変化していきました。さらに、2015年に「ブルーボトルコーヒー」の日本1号店がオープン。これを皮切りに様々なコーヒー店がオープンし、アートとコーヒーの街と呼ばれる、現在の清澄白河が出来上がりました。

 

清澄白河で行きたいおしゃれなコーヒースタンド

清澄白河はコーヒーの街として有名です。ここでは、コーヒーを楽しむことはもちろん、お店の雰囲気やおすすめの一品も楽しめる、こだわりのあるカフェを紹介していきます。

自転車×植物×コーヒー「ARiSE COFFEE PATTANA」

 

今年の7月にオープンした「TOKYOBIKE TOKYO(トーキョーバイクトーキョー)」に併設されている、アライズコーヒーのコーヒースタンド。「クオリティは高く、敷居は低く」をテーマに2013年に創業したアライズコーヒーは、日本に流通の無い、世界各国からセレクトした生豆を熟練の技術で焙煎・販売しています。

 

 

このお店のもうひとつの魅力は、自由度の高い店内の構造にあります。店内には「TOKYOBIKE TOKYO=自転車」「The Plant Society Tokyo=植物」「ARiSE COFFEE PATTANA=コーヒースタンド」の3店舗が併設されており、全てがシームレスに繋がっています。訪れたお客さんはコーヒーを片手に自転車のパーツを手に取ったり、気になった植物を見たり、ちょっと疲れたら大階段に腰掛けたり。思い思いの方法で過ごすことができます。

コーヒーを飲みながら、こだわりの一品に出会える。そんな場所がここにはあるかもしれません。

 

■ARiSE COFFEE PATTANA(アライズ コーヒー パッタナー)

■東京都江東区三好3-7-2 tokyo bike

https://arisecoffee.jp/

 

芸術を嗜むアートスポットも

東京都現代美術館を筆頭に、アートとの繋がりがある清澄白河。ここでは、その中でも街やモノと繋がりの深いこだわりの場所を2カ所、紹介していきます。

アート書籍を取り揃えている「smokebooks」

 

smokebooksは美術系やデザイン系、絵本などを中心に取り揃えているおしゃれな本屋さん。新刊だけではなく古書も取り扱っている為、なかなか手に入らない貴重な本が手に入るかもしれません。

現代美術館から伸びる道に位置しているsmokebooksでは、美術館で展示している作品の本なども時々取り扱っています。美術展を見終わった後に、作家の過去作品や書籍を買ったりなど、こだわりの一品を探してみるのも良いかもしれませんね。

 

■smokebooks

■東京都江東区三好3-9-6

https://www.smokebooks.net/

 

レトロなアートスペースギャラリー「art lab Melt Meri」

 

古くから建つアパートの一室で、カテゴリーに囚われない作品を展示している「art lab Melt Meri」。作品展示以外にも、ワークショップやパフォーマンスの場など、様々な用途で使用されています。

 

実は、このアパート自体も清澄白河では有名なスポット。清洲寮という名のこのアパートは昭和8年に建築され、現在も入居希望者が跡を絶たず、なかなか空き家がでないことでも有名です。アート作品を堪能した後、清洲寮の趣ある外観を眺めてみるのも楽しみのひとつです。

 

■art lab Melt Meri

■東京都江東区白河1-3-13 清洲寮 208

https://www.artlabmeltmeri.com/

 

清澄白河で見つけるこだわりの雑貨屋

深川資料館通りからふと小道に入ると、そこにもこだわりのお店が。ここでは小さなお店の中に、たくさんのこだわりが詰まっている、3つのお店を紹介していきます。

プロのこだわりを体感できる「ALL」

プロダクト会社であるプロペラデザインが運営する「ALL」。小さなお店にずらっと並んでいる商品は、どれも洗練されたこだわりの一品ばかり。

 

 

デザイン事務所併設の店舗では製品を手に取ったお客様の「生」の声を直接聞けるためお客様との会話から得たヒントを次のデザインに反映させることもあるとか。販売しているものは日用品をメインとしており、デザイン面だけではなく、素材にもしっかりとこだわっています。あなたに合った素敵なモノに出会えるかもしれませんね。

 

■ALL

■東京都江東区白河1丁目4-16

https://www.facebook.com/allstock.jp/about

 

アート×アンティーク家具「stoop」

 

アンティーク、ヴィンテージ家具、雑貨などを販売しているライフスタイルショップ。古い木造家屋をリノベ―ションした店内には、国や時代にとらわれることなく集められた家具やアートが並んでいます。

 

 

お店に置かれている商品が美しく並んだ姿、まるで展示されている作品のよう。思わずため息が出てしまうほど、上質な空間です。このお店は、撮影スタジオやレンタルスペースとしても貸し出しており、創作活動の場としても活用されています。

自分に合った商品に会いたい方はもちろん、クリエイティブな空間で刺激を受けたい方も、是非、足を運んでみてはいかがでしょうか。

■stoop

■東京都江東区白河2丁目5-10

https://stoop.jp/

 

 

清澄白河で味わうグルメとお酒

最後に清澄白河でいろんなお店を堪能した帰り道に寄りたい、晩ご飯のお供になるこだわりの一品を買えるお店を紹介します。疲れた体に染み渡るおいしいお酒から、一風変わった保存食まで。お家に帰ってからも、清澄白河の思い出が口いっぱいに広がることでしょう。

お手製ドリンクを楽しめる「hozon」

 

新潟の佐渡島の素材を使って作る、変わった保存食を販売しているお店。路地の片隅にポツンと建っているこのお店の中には、壁一面びっしりと店主こだわりの自家製シロップやお酒が並んでいます。

 

2階がカフェスペースになっており、イベントなども行っているとのこと。ちょっとしたお酒のおつまみや、おいしそうな調味料などもたくさん取り揃えており、他では見かけない心くすぐられる商品を取り揃えています。

■HOZON

■東京都江東区三好2-13-3

http://store.ho-zon.jp/

 

 

今日の気分でお酒を選べる「Sake Shop 海琳堂」

 

清澄白河から門前仲町の間にある日本酒と果実感あふれる梅酒やリキュールを取り揃えた酒屋さん。店内には、他ではあまり見たことのない、おしゃれなお酒がたくさん置いてあります。

 

 

こちらのお店の魅力は豊富な品揃えだけではなく、買う人にわくわく感を与える仕掛けがあることです。

色とりどりのラベルが並ぶなか、紙で覆い隠されている「SAKEのひとりGoto」があります。紙には思わずクスっと笑ってしまうような一言が添えてあり、今日の気分に合わせてお酒を買うことが出来ます。

 

 

日本酒以外にも梅酒や果実酒、ワインなど、様々なお酒を取り揃えています。ぜひ、一度足を運んで、自分に合ったお酒に出会ってみてください。

店内では地酒やリキュールの試飲も行っております。

 

■Sake Shop 海琳堂

■東京都江東区深川2-12-1 大野屋ビル1階

https://www.kairindo.jp/

 

こだわりの街「清澄白河」で、自分のこだわりに出会う

清澄白河は、江戸から続く下町の雰囲気を残しながらも、アートやカフェなど様々な文化を取り入れ、進化し続けてきた街です。こだわりの強い個性的なお店がたくさんあるので、散策するたびに新たな出会いを見つけられるかもしれません。是非実際に足を運んで、あなただけのお気に入りのお店を見つけてみて下さい。