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Sep 09, 2020

愛犬に最適なトイレはどれ?選ぶときのポイントや清潔に保つコツも紹介

トイレットペーパーとトイレに座るプードル

犬用トイレは、室内で犬を飼うときに必要不可欠なものです。市販の犬用トイレは、形状やサイズが異なり、どれが自分の犬に適しているのか悩む人も多いのではないでしょうか。本記事では、犬用トイレを選ぶときの注意点とタイプ別の特徴、トイレを清潔に保つコツやおすすめの商品を紹介します。

犬用トイレを選ぶときのポイント

トイレシーツの上に座る子犬

 

犬を室内で飼うときに必要なのが「犬用トイレ」。犬も利用しやすく飼い主の負担も減らすには、その犬に適したアイテム選びが大切です。ここでは、まず犬用トイレを選ぶときに気を付けたいポイントを紹介します。

体よりも2~3倍大きめを選ぶ

犬用トイレは、体よりも2〜3倍ほど大きめを選ぶのがポイントです。犬の体と同じくらいのサイズでは、上半身しかフレーム内に収まらないため、排せつ物が床にはみ出してしまうことも。また、サイズが小さい場合、少しでも汚れていると、その場所で排せつするのを嫌がる犬もいます。

 

犬には、くるくると回りながら場所を確かめて排せつする習慣があるため、トイレの上でも動けるくらい余裕があるサイズを選びましょう。例えば、チワワなどの超小型犬には標準サイズを、トイプードルやビーグルなどの小型犬・中型犬にはワイドサイズ、レトリバーなどの大型犬にはラージサイズ以上を選ぶと、排せつしやすく十分なスペースを保てます。

安全性を確認して選ぶ

オス犬は、うしろ足を上げながら排尿するため、トイレが傾きやすくなります。また、子犬期はフレームをかじるなどイタズラをするので注意が必要です。犬用トイレは、底の滑り止めや安全な素材が使用されているかなど、安全性を確認しながら選びましょう。

 

また、子犬期はトイレシーツをかじって誤飲することもあるため、トイレトレーニングには、メッシュ付きのアイテムを選ぶのがおすすめです。ただし、網目が大きいメッシュには、爪が引っかかりケガをするケースもあるので、網目の細かいものか取り外しができる商品を選ぶと良いでしょう。

犬用トイレの形

水色・白・茶色の犬用トイレ

 

犬はメスとオスで排尿のポーズが異なるため性別にあったアイテム選びが大切です。また、衛生的な観点から掃除がしやすいかどうかもポイント。犬用のトイレには主に3つの形状があります。ここでは犬用トイレの形別の特徴を紹介します。

フラットタイプ

犬種や年齢、オス・メスに関係なく、比較的使いやすいタイプです。形がシンプルなので、シーツの交換や掃除がしやすいのもメリット。他の形状に比べて、リーズナブルな価格の商品が多く見られます。段差が少ないので、安全性の面で心配なく使えるのも魅力です。

L字型タイプ

オス犬は、うしろ足を上げながら排尿するので、フラット型ではトイレ周辺の床などが汚れてしまうこともあります。そこで、オス犬におすすめなのがL字型のアイテムです。側面があることで、尿の飛び散りを防止しし、トイレ周辺が汚れてしまうのを防げます。

壁付型タイプ

壁付きタイプは、メス・オス問わず、トイレ周辺への尿の飛び散りを防げるのが特徴です。側面部に高さがあるため、トイレがプライベートの空間になり、犬が安心して利用できるメリットも。側面にもシーツが付けられるアイテムなら、掃除も楽にできます。商品によって側面の高さが異なるので、犬の体に合ったサイズを選びましょう。

犬用トイレを清潔に保つコツ

犬用トイレの上に座るパピヨン

 

室内に犬用トイレを設置することで、臭いが気になる人もいるでしょう。トイレの匂い対策や清潔感を保つためには、毎日のお手入れが不可欠です。ここでは、犬用トイレのお手入れ方法を交えながら、清潔に保つコツを紹介します。

トイレシーツは取り換える

犬用トイレの掃除の頻度は、それぞれのライフスタイルによって変わりますが、基本的には犬が排せつを済ませたら、できるだけすぐに新しいトイレシーツに交換するのが望ましいです。シーツ交換と同じタイミングで、フレームや周辺を除菌用のウェットティッシュで拭き掃除すると、清潔を保てるだけでなく臭い対策にもなります。

1週間に1度は洗剤で洗う

シーツの交換やフレームの拭き掃除だけでは、排せつ物が残っている可能性があるため、1週間に1度は洗剤でしっかり洗い流しましょう。シーツを換えるときに、トレーのフレームに排せつ物が溜まっているのを見つけたら、そのつど洗い流すようにしてください。

 

洗剤選びにも注意が必要です。犬は嗅覚が優れているため、アルコールや塩素系の洗剤の臭いを嫌がる場合があります。また、もし犬が舐めたときのことを考慮して、安全な成分が使われているどうか確認してから選びましょう。犬が舐めても大丈夫な犬用の除菌・消臭剤を使うと安心です。

おすすめ犬用トイレ

白と黄色の犬用トイレ

 

いろいろな種類の犬用トイレが、各メーカーから販売されているため、どれを選ぶべきか悩む人も多いのではないでしょうか。ここでは、犬用トイレのそれぞれの形状から選んだ、おすすめの4商品を紹介します。

ペティオ「片手でらくらくドッグトレーワイド」

お手入れが楽で使いやすいフラット型。快適に用が足せる広いサイズが特徴です。ワイドシーツ1枚にぴったりのサイズですが、レギュラーシーツを2枚使って、中央のパーツで固定すれば、汚れた部分だけを交換できます。

 

片手でフレームが開け閉めできるので、シーツの交換やトレーの掃除も楽ちんです。別売りのカバーで、イタズラなどによるシーツ破れを防げます。

ボンビアルコン「しつけるウォールトレー」

片面に高めの壁が付いたオス犬におすすめの商品です。S・Mの2サイズで、アイボリー、ブラウン、オレンジの3色から選べます。側面にもシーツを取り付けられるので、お手入れも簡単です。

 

片側のロックを解除するだけで、上部とメッシュ部分、トレー部分に分けられ、シーツ交換も楽ちん。付属のメッシュは、トイレトレーニングが終わったら外して使用できます。

アイリスオーヤマ「折りたたみ犬トイレ」

オス犬に最適なL字型の犬用トイレです。底面と側面にそれぞれ1枚ずつトシーツを付けられるので汚れたシーツだけを交換できて、費用も抑えられます。シーツの取り付けは、側面のストッパーとフレームにあるバックルで固定するだけで、とても簡単です。

 

底面にはゴム脚が付いており、トレーの傾きや滑りを防止します。銀イオン配合で臭いを抑え、衛生的に使えるのもポイント。折りたたみ式なので、旅行などの持ち運びや収納にも便利です。

 

ペピイ「やわらかプラダントイレ」

レトリバーなどの大型犬におすすめのアイテムです。大型犬がくるくる回っても無理なく用が足せるタタミ半畳ほどの広さがあります。高めの側面は、オスの大型犬の排尿にも対応可能です。床面のシリコンゴムがシーツのズレを防止します。側面のシーツはストッパーで固定ができ、取り付けも簡単です。

 

やわらかいプラタン素材で、足腰が弱いシニア犬でも楽に使えます。大きめのサイズですが、軽い素材でつくられているので、場所を移動させたり、掃除したりするのも簡単です。

愛犬にあったトイレ選びを

 

トイレットペーパーとダックスフンド

 

犬用のトイレは、体の大きさや性別を考慮しながら、その犬に適したサイズや形状のアイテム選びが大切です。毎日のお手入れの負担も考慮して、掃除が楽にできるかも含めて選ぶと良いでしょう。犬に気持ちよく利用してもらうために、適切なお手入れをして清潔に保ってくださいね。