PET

Jun 27, 2022

ペットのフードボウル「swelltone.」のこだわりを徹底取材!削り出しの魅力って?

ペット用フードボウルはさまざまな種類がありますが、ペットの健康や安全面、そしてペットが食事を楽しめるようにこだわりたいですよね。今回は、こだわり抜いて作られたフードボウル「swelltone.」をご紹介。
一級の金属加工の技術力で作られたフードボウルは、ペットと人の生活をきっと豊かにしてくれるはずです。

 

「swelltone.」ができるまで

洗練された金属の美しさと木の温もりを感じられるこのフードボウル。シンプルなデザインで、インテリアとの相性も抜群です。この「swelltone.」に込められたこだわりのデザインや技術と、できるまでのストーリーを、恵那金属製作所の市岡社長と企画部の島崎さんにインタビューしました。

製作しているのは岐阜県中津川市の恵那金属製作所

 

恵那金属製作所は、自動車や航空機の部品を製作している会社で、社名の通り金属の加工を得意としています。金属の塊から削り出して作られる部品は精密さが求められますが、持ち前の技術力とノウハウで高いクオリティの製品を生み出しています。そんな恵那金属製作所がペット用のフードボウルを開発したのは市岡社長のある思いがきっかけでした。

 

「会社として、ずっと一般消費者向けの商品を作りたいという話はあったんです。普段は自動車の部品などを製作していますが、あくまで内部の部品なので、表立って見えるところにありません。一般消費者向けのオリジナル製品を開発することで、世間に対して金属加工の美しさと技術力を知ってもらうのは、働く社員のためにもなると考えていました。」

削り出しの技術でフードボウルを作ろうと思ったきっかけ

 

「ある時、息子が飼っている犬をうちに連れてきました。その時に使用していたフードボウルが軽くて、中身をこぼしてしまったんです。金属の塊から削り出す技術を使えば、重さがあって安定感のあるボウルができるんじゃないかと思ったのがきっかけです。うちの技術を活かせる部分なので、とことんこだわって金属加工の美しさを見せるフードボウルを作ろうと思いました。」

技術を活かしたものづくり

実際の削り出しの様子。削った後の屑はリサイクル材として再利用されます。

開発には1年かかったという「swelltone.」。試作を何度も重ね、納得いくまでこだわり抜いて作られています。

 

「うちは、金属の中でも削るのが難しい素材を扱うことが多々あります。その技術や設備を活かすことで、低コストで生産できるのが強みです。金属からボウルを削り出す作業は、社内でも一目置かれている技術者が都度調整をして作っています。5kgの金属(ステンレス)から不要な部分を削り去って形状を創り出す<一体削り出し>という工法ならではの、重厚感と高級感のある製品に仕上がっています。」

 

「しかし、一般消費者向けの商品を開発するのは初めてだったので、苦戦したところも多かったです。いつもはどれだけ精密にできているかを数字でチェックできますが、ユーザーさんの手元に届く製品なので見た目の美しさが求められます。数字で見れない分、見た目でクオリティを判断したり、品質を維持したりするのがすごく難しかったですね。」

「swelltone.」のこだわり

 

実際に持ってみると、見た目よりも重厚感があり、手に馴染む質感とデザインの「swelltone.」には、こだわりがたくさん詰まっています。

「シンプルで美しい」ステンレスのフォルムを追求

「まず開発する時のコンセプトが2つありました。それは<金属の美しさを伝えたい>ということと、
<極限までシンプルに>してインテリアに馴染むようにするということ。
ただシンプルと言っても、ペットが安定して使えるサイズや厚みのバランスが難しく、現場とデザインのやりとりする中でギリギリの薄さを攻めました。試行錯誤を繰り返し、シンプルかつ高級感のあるフォルムに仕上がったと思います。」

 

ステンレスは錆びにくく、丈夫で落としても割れない素材なのも、毎日使うフードボールにとって嬉しいポイントです。
そんなボウル部分を支えるスタンドにもこだわりが。

 

「ステンレスボウルの美しさを際立たせるため、スタンドの素材には地元岐阜県の東濃檜を選びました。木目が本当に綺麗で、香りもいいんです。その東濃檜の加工を行っている地元の会社に声をかけて作っていただきました。地元岐阜県の素材と技術を組み合わせてできたのが嬉しかったです。」

安心して食事を楽しめるデザイン

食べやすい高さと角度にもこだわりが

「フードボウルの役割として、ペットも人も安心して使えるようにする工夫も取り入れています。その一つがボウルの高さと角度です。」

 

犬にとって、低い位置での食事は喉の詰まりや吐き戻しの原因になるとされています。他にもヘルニアを抱えたペットへのケアや、胃捻転を起こしやすい犬種には適切な高さや角度のフードボウルで食事を与えてあげることで改善するなど様々なメリットがあります。

 

「また、ボウルのフチには、食べこぼし防止の返しがついています。食べやすさとこぼれにくさを両立するためにこだわったポイントです。」

ボウルが奏でる「音」へのこだわり

「swelltone.」というネーミングは、このボウルを使った時に鳴る音からきています。

 

「サンプルを実際に試してもらう中で、フードをボウルに入れた時やペットが実際に食事をする際にいい音がする!とお声をいただきました。」

 

フードの食べやすさや使いやすさはもちろん、飼い主さん自身も心豊かになってもらいたいという思いから、この音に注目したそう。企画を担当した島崎さんは音楽好きで、普段からスピーカーなどにもこだわっているのだとか。

 

「削り出しの金属だからこそ生まれる、澄んだ音を活かすための工夫もいくつか施しました。ヒノキのスタンド部分に空洞を増やしたり、スタンドとボウルの間の隙間をできるだけ少なくするために滑り止め部分を特注の厚みに変更しました。フードがこぼれにくいように作ったかえしの部分も、実は音を良くする要素になっています。」

 

 

高級感のある澄んだ音が、ペットの食事も人の生活も豊かにしてくれます。

こだわりのフードボウルで豊かな食生活を

 

金属の美しさをとことん追求した形状、質感、安定感の「swelltone.」には、ペットだけではなく、人の生活も豊かにしてくれる工夫が詰め込まれています。実際に使ってみると分かる澄んだ音にも注目です。見た目、音、質感、香りを加えたこだわりのフードボウル「swelltone.」でペットの大好きな食事の時間をさらに楽しくしてみてはいかがでしょうか。

 


 

くらしマグネットの公式ECサイトでも取り扱い中です