料理の最後の決め手となるのが、調味料による味付けです。日本人に馴染みのある「さしすせそ」だけではもったいない!
こちらの連載では、今流行りの調味料から、知るひとぞ知るプレミアムな調味料まで、かんたんレシピと一緒にご紹介します。味に奥行きを出したり、自分で調節しなくても味が決まる、お気に入りの一品を見つけてみてください。
今回は、カルディで購入できる中東のミックススパイス「デュカ」をご紹介。
MOKUJI
ライター:アオヤマ 夫婦二人暮らし、料理はニガテだけど美味しいものは好き!
「デュカ」はどんな調味料?
デュカは元々、北アフリカ発祥と言われているシーズニングスパイスです。「突き砕く」という意味があり、スパイスやナッツを炒ったものをザクザク感が残る程度に砕いて塩を加えてできた調味料で、実は家庭でも作ることができます。
配合や材料は家庭によって異なりますが、基本的にはナッツ、クミン、コリアンダー、塩の組み合わせが多いのだそう。
今回はお手軽に試せるカルディの既製品を購入してみました。
原材料はこちら
カシューナッツ、ヘーゼルナッツ、松の実、ペカンナッツ、白ゴマ、コリアンダー、クミン、食塩
開けてみるとこんな感じ。通常のシーズニングスパイスよりも全体的にゴロっとしていて、ナッツや松の実の形が残っています。
そのため、すくう量によってスパイスを感じたり、塩気のあるナッツを感じたりと、食べるたびに面白い食感が楽しめます。コリアンダーとクミンが入っているため、ちょっとカレーを彷彿とさせる香りがします。
これは中々日本人には食べなじみのない味なのでは、と思います。
「デュカ」はどんな料理に使えるの?
早速、かけるだけ、つけるだけであう食材やレシピを考えてみました!
公式おすすめはオリーブオイル×バゲット
オリーブオイルにデュカを混ぜて、バゲットと食べると、デュカ本来の風味が楽しめます。ごろっとした粒が多いので、つけにくいのが難点ですが、美味しくいただくことができました。スプーンなどですくって乗せるといいかもしれません。
ポテトサラダにかけると異国の料理に!
塩気と、ナッツの食感と、スパイスがじゃがいもにマッチしたポテトサラダとの相性が抜群です。
他の野菜との相性もよく、人参のラペや、おひたし系の料理にも合いそうです。
肉や魚とも相性◎
白身魚にかけてみました。こちらもスパイスがきいて、新しい味に。
お肉にももちろん合いますし、なんと唐揚げなどの衣としても使えるのだとか。確かに美味しそう!
編集部イチオシはバニラアイス!
デュカのちょっと変わった使い方として人気なのが、甘いものとの組み合わせです。
バニラアイスにふりかけると、レストランで出てきそうな変わったデザートに大変身。
塩バニラや塩キャラメルなど、甘い×しょっぱいが好きな人にはぜひ試していただきたい組み合わせです。
異国の味が楽しめるデュカをぜひお試しあれ
デュカは、材料さえ揃えば家庭でも作ることができるスパイスです。水も使わないので、湿気に気をつければある程度保存もできます。
もっと手軽に試したい方はカルディやネットショップなどで売られているものを見つけてみてください。
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